『いだてん』第25回ネタバレ感想~しゃべりで疾走!火焔太鼓とのシンクロ。

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~東京オリムピック噺~「時代は変る」


「いだてん」前編

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田畑政治(阿部サダヲ)は水泳連盟を設立し大物政治家・高橋是清(萩原健一)に接触。
すると・・・・まーちゃん、お金を引き出した!
しかも水連だけで使うのは多すぎると特別予算6万円。
水連と陸連で6:4で分けよう。
どこからこんなお金を引き出したかと加納治五郎(役所広司)や岸清一(岩松了)が聞くと

『若者のために使うって言ったらお金くれました。高橋是清が!!』

ひゃ~~!!
スピード感満載のまーちゃん編。
倍速で見ているのか思うくらいでしたわ。
四三とは真逆のおしゃべりいだてん!!

四三にホロリとさせられて、引退していたのにも関わらずパリ五輪にまで出場して・・・結局途中棄権してしまった四三。
選手として一番良い時期に戦争で出場できなかった四三。
その四三を。
ワタシたちの四三を!!
いきなりディスるって、田畑!なんぼのもんじゃい!

って思ったけど(やや脚色)。



でもまーちゃんのような行動力が体育協会には必要だったんじゃないかね?
失礼ながら、オッサンたちが「金がない。」「金がない。」って言っているだけで動くこともせず、初心に戻って自腹なんていいだしているとこに、まーちゃんの行動力にあっぱれよ!
だってさ。
体育を普及したいって言いながら自腹で五輪に行けっておかしいじゃんね?←静岡弁のつもりw

そして最後。
相変わらず色っぽい孝蔵(森山未來)の落語「火焔太鼓」。

「半鐘はいけないよ、おジャンになるから」

孝蔵とまーちゃんの疾走感がシンクロ。

「火焔太鼓」の300両が、補助金6万円。

いつも女房にバカにされている「火焔太鼓」の主人公が大金・300両を女房に見せる。
まーちゃんをバカにしていた体協のみんなの顔が変る。

古今亭志ん生の「火焔太鼓」の録音がYouTubeにも上がっているので聞くと面白い。
クドカンは落語を愛しているんですな。

そして遺作となったショーケンの是清。
そう思って見ると、体調が悪そうに見えました・・・。
ショーケン・・・間に合ってよかったなぁ。

『若者のために使うって言ったらお金くれました。高橋是清が!!』
って格好良いよね。ショーケン(是清や!)
若者のためにお金を使う。
これは、全ての政治家に聞かせてやりたい!

第2部も期待できますぜ!!!

「いだてん」の感想はコチラ

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キャスト
田畑政治・・阿部サダヲ
金栗四三・・中村勘九郎
高石勝男・・斎藤工
大横田勉・・林遣都
野田一雄・・三浦貴大
鶴田義行・・大東駿介
小島一枝・・佐々木ありさ
前畑秀子・・上白石萌歌
松沢一鶴・・皆川猿時
マリー・・・薬師丸ひろ
緒方竹虎・・リリー・フランキー
酒井菊枝・・麻生久美子
河野一郎・・桐谷健太
春野スヤ・・綾瀬はるか
東龍太郎・・松重豊
高橋是清・・萩原健一
美濃部りん・池波志乃
美津子・・・小泉今日子
五りん・・・神木隆之介
永井道明・・杉本哲太
二階堂トクヨ・寺島しのぶ
嘉納治五郎・役所広司

美濃部孝蔵:森山未來(語り)
古今亭志ん生:ビートたけし(噺)
ほか

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