『カムカムエヴリバディ』 第90回 ネタバレ 感想~ヒモになりたくない五十嵐、東京へ帰る

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 第19週 「1992 – 1993」

あらすじはコチラ→

五十嵐は道場で虚無蔵に頭をさげ、これまでの指導に礼を言う
「餞だ」
木刀を差し出す虚無蔵
「もう殺陣は…」
どこで何をしようとこれまで鍛錬してきたことは決して奪われることのないもの
「一生の宝とせよ」
両手で木刀を受け取る五十嵐

ひなたは部屋で泣き続けている
「おなかすいたやろ。
おかゆ作ったよ」
るいが机におかゆをおく
ベッドで背を向けたまま動かないひなた
そのベッドに腰掛けるるい
「お母ちゃん
私、全然気づかへんかった
私の気持ちが、文ちゃんを傷つけてたやなんて
苦しめてたやなんて」



ジョーが撮影所を訪れた
ひなたとのことだいたい知っているジョー。
「娘を泣かせやがってとか
責任とれとか
一発殴らせろとか
すみません。
こんな事になってしまって
すみません」
頭を上げる五十嵐
「五十嵐君、僕もなぁ、夢があったんや、若い頃
でも叶わんかった
一度は手が届いたように見えたけど、でもあかんかった。」
「夢って・・・?
トミー北沢のCDを差し出すジョー。
「知ってる?僕の友達
レコード出してCD出して
アメリカにも行って
僕の叶えられへん夢 全部叶えてる
新譜でるたびに買うてるけど、一回も聞いてない
せやから僕にはわかるんや
五十嵐君はひなたのことを大事に思ってる
そやからひなたの前から消えるんやて
僕がるいの前から消えようとしたように」

ひなたの部屋では赤ん坊をあやすように、「On the Sunny Side of the Street」を歌うるい



「暗闇に。。。
かすかな光が見えた
るいの手を突かんで歩き始めた道の向こうに
そしたら生まれてきてくれた。
眩しい光の塊みたいなひなた」
回想するジョー

ひなたが起き上がる
「何、それ」
「On the Sunny Side of the Street
ひなたの道を
ジャズのスタンダードナンバーや
ひなたの名前の由来になった歌や。」
「そうなん。
てっきりお父ちゃんが縁側でひなたぼっこしながらついた名前やと思ってた」
「ひなたが”ひなたの道”を歩けますように
そう思ってつけた名前や」

「五十嵐君
これからいろんな事があると思うけど
それが五十嵐君の選んだ道やったら
きっとそれが、それは五十嵐君のひなたの道になるから。」
五十嵐に握手を求めるジョー
ジョーの手を握る五十嵐

ジョーは五十嵐に
るいはひなたに
Life can be so sweet
On the Sunny Side of the Street
ひなたの道を歩けば きっと人生は輝くよ。



別れるんですねぇ。
まぁ、大部屋俳優がずっと大部屋でなんとか食いつなげる時代ではないもんね。
五十嵐は木刀を持って東京に帰るのか。
ひなたはついて行かない。
まぁ、そんなもん。
トミーは成功していたんだなぁ。
レコード出して、CD出して、アメリカに行って。
ベリーは…なんとも思ってないのか。
あの病気が亡ければ・・・。
トミーのCD置いていったけど、あれ五十嵐へのプレゼントなんか?
なんやええ回のような気がしたけど、ジョーのようにプロのヒモにはなりたくない五十嵐が東京に帰るの巻なのか。
ジョーを反面教師に。
海に入った時、ジョーの人生は終わり、今までヒモ人生を?
それとも、ジョーは作曲して小銭を稼いでいるの?
ホントは印税を少しくらい貰っているの?



娘が失恋して泣いているそばで歌う母。
深津絵里さんだから許されますが、実際に想像したら「うっせぇ!」ってなりそう。
余計に失恋をこじらせてしまいそう。

そして、今日も城田優のナレーションがありませんでしたが、このままフェイドアウトするんでしょうか。
事実関係がわかっていないのにそんなことしないかと思うけど、噂が噂だけに。
このまま「本当」になってしまったら、この作品のソフト化が難しくなるね。

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「おかえりモネ」感想はコチラ→

主題歌:「アルデバラン」AI

キャスト
雉真安子(上白石萌音)
大月るい(深津絵里)
大月ひなた(川栄李奈)
大月錠一郎(オダギリジョー)
大月桃太郎(青木柚/幼少期:野﨑春)
野田一子(市川実日子)
野田一恵(三浦透子)
藤井小夜子(新川優愛)
赤西吉右衛門(堀部圭亮)
赤西清子(松原智恵子)
赤西吉之丞(徳永ゆうき)
美咲すみれ(安達祐実)
桃山団五郎(尾上菊之助)
五十嵐文四郎(本郷奏多)
伴虚無蔵(松重豊)
榊原(平埜生成)
サンタ黒須(濱田岳)
武藤蘭丸(青木崇高)
語り(城田優)

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