第15週 「1976-1983」
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初恋の君、ビリーと話せなかったひなたは落ち込む
検診から帰ってきたるいとジョーはおやつも食べずテレビも見ていないひなたをいぶかる
2階から降りてきたひなたに回転焼きを勧めるるい
「いらん。もう飽きた。」
「ひなたどないしてたん？
お姉ちゃんになるから言うてええ子にしてたのに。
半分ずつにしよう」
ジョーが回転焼きを半分ひなたに差し出すもひなたは払いのける
畳の上でぐしゃっとなった回転焼き
「ひなた！
いつからそんな子になったんや
謝れ！お母ちゃんにも回転焼きにも謝れ！」
飛び出していくひなた
追いかけようとするるいを止めるジョー
「ひなたが悪い！」
「暗闇でしか見えぬものがある。暗闇でしか聴こえぬ歌がある。
お母ちゃん、参上！」
落ち込むひなたを迎えにきたるい
「ごめんなさい。」
「ええんや
子供は子供でいろんなもん抱えてるもんや
そやろ？」
「なんでわかるん？」
「お母ちゃんも昔子供やったから
何があったん。
お母ちゃん聞いてもええ？」
「ビリーが。
アメリカへ帰ってしもたみたい。
今日店に来てん
けど。
ワタシ何にも喋られへんかった
覚えたはずやのに
英語が出てきーひんかった」
「そうか。
初恋やったんや」
「ごめんなさい
お母ちゃん。ごめんなさい」
「なんで謝んの」
「お母ちゃんが福引きで当ててくれたラジオも
買うてくれたテキストも
お父ちゃんが作った出席カードも
なんで何やっても続かへんのかな
夏休みの宿題もラジオ英語会話も
今度こそって思うけど
なんでちゃんとやっとかへんかったんやろ
ってあとになって思うけど
もうおそい。
何で私は…」
「いつかきっと光が射してくる
ひなたの人生が輝く時がくる」
るいとひなたの帰りを店の前をウロウロしながら待っているジョー。
二人の姿を確認し、慌てて茶の間に入り新聞を読んでいるふりをする・
「お父ちゃん
今日は悪い子でごめんなさい
お母ちゃんにも謝りました
回転焼きにも謝ります
ごめんなさい」
「くるしゅうない
近う寄れ」
「ははぁ」
茶の間で正座するひなた
「近う」
「ははぁ！」
ひなたの頭に手をのせぐりぐり。
顔をくしゃくしゃにするジョー
「お帰りひなた」
「ただいまひな」
「新しいの焼くから三人で食べよう」
真夏の昼下がり
回転焼きを焼くるい
店は近所の奥さんで賑わう←真夏に回転焼きたべたい？
そこにやってきたのはモモケン
モモケンはサイン会で貰った回転焼きが美味しかったからと100コ差し入れをしようとやってきたのだ。
近所の奥様たちが色めき立つ
100コ焼こうとしたるいだが産気づく。
「タクシー呼んで」
モモケンが車を待たせてあるので病院まで送って行くという。
その日の夜、るいは男児を出産した。
自分の駄目さに自己嫌悪のひなた。
わかるで。
多分、昨日から…いやずっと子供てこんなもんでしょ？って言われているような感じ。
うーん。それがベタ過ぎてベタ過ぎてわざわざ朝ドラでやる必要があんのかって思ってしまう。
子供がこんなに自己嫌悪に陥っているのに、ジョーはなにも反省しない。
臨月の妻が真夏に回転焼きを焼いて働いているのに、娘とチャンバラごっこか。
だいたい真夏にあの店が賑わうのもおかしい（爆）
かき氷でも始めたんかと思ったら、みんな回転焼き食べてるやん！！
最後のスナップ写真のコーナー「カムカムイングリッシュ」では、赤ちゃんを抱くひなたが。
京都市北区在住なんですが、暑いやろ！
京都の夏は暑いやろ！！！！
子役のひなたは今日でGood-byeかな。
何を話すにも「くやしいです！」って言いそうなのは彼女のクセなのか。
どんなセリフでもどんな受けでも力んでしまうのね。
これは慣れない関西弁を話すからなのかしら。
歌がお上手なのもあって関西弁はとても上手かったちせさん。
もっともっとナチュラルな演技の彼女を見たいと思ったひなた子供週間でした。
ああ、しかし。
るいはホントにブリッジな感じ。
これからずっと出てくるとはいえ、大阪に出てからはちょっと恋愛して、気づいたら子供が生まれて、子供が高校生。
勿体ないわ～。
あ、そうそう。モモケンの尾上菊之助さんは品があって良いね。
あんな大スターさん、奥様たちのハートをズキュンね！
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主題歌:「アルデバラン」AI
キャスト
雉真安子（上白石萌音）
大月るい（深津絵里)
大月ひなた(川栄李奈)
大月錠一郎（オダギリジョー)
竹村平助（村田雄浩)
竹村和子（濱田マリ)
野田一子（市川実日子)
トミー（早乙女太一)
森岡（おいでやす小田）
赤西吉右衛門（堀部圭亮）
赤西清子（松原智恵子）
美咲すみれ（安達祐実)
桃山団五郎（尾上菊之助）
語り(城田優)
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