第12週 「1963-1964」
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ジョーはコンテストで優勝
シングルデビューでは勿体ないから、ど~~んとLPを出そうとササプロの社長が申し出る。
みんなが祝福するのを見届けたるいは店を出ると・・・ジョーが追いかけてきた。
「ありがとう
これで勝てた」
シャツを指さすジョー
「そうやない。
大月さんの実力・・・」
るいを抱きしめるジョー
「結婚しよう!」
ジョーの優勝をラジオで聞き喜ぶ竹村夫妻は、今度お祝いうるからジョーを連れておいでと言ってくれた。
るいはプロポーズのことや優勝のことを言い出せずにいた。
そこにジョーがやってきた。
ジョーを家の中に案内する竹村夫妻。
るいはお茶を入れるために台所へ。
ジョーはいきなり
「サッチモちゃを僕に下さい」
と竹村夫妻に言い出す。
「ちょっと・・・」
「下さいって?」
「サッチモちゃんに結婚を申し込みました
おじさんとおばさんのお許しが貰えたら
東京で暮らすつもりです」
「やめて!
なんなんですか!いきなり
おじさんもおばさんもびっくりしてるでしょ」
竹村夫妻にお世話になり、娘のようにかわいがって貰っているのに、ぶしつけにそんなことを。
就職に失敗した自分を拾ってくれた。
クリーニングのことも一から教えてくれた。
「今更辞めるなんて簡単にできるわけないでしょ!」
「そないいつまでもおられても困るわ」
「せやで」
と竹村夫妻。
「るいちゃん。
うちに跡継ぎがおらんから心配してくれてんのか?」
「あほらしい
こないな店な一代限りでええねや
もちろんうちらが二人で作った大事な店や
そやけどそないなもんはただの形や
”るいちゃんみたいなええ子”が一時手伝うてくれたなぁ
いつか隠居したときに縁側で二人でそんな話ができてうちらはそれで幸せや」
と和子
ジョーの前に正座する平助
「大月君。娘をよろしゅう頼みます」
涙を溢れる目で平助を見ているるい
「はい」
ジョーにむかい頭お下げる竹村夫妻
ジョーも頭を下げる
ジョーの横に座ったるいも竹村夫妻に頭を下げる
夕飯はみんなで!
「るいちゃんがおらんようになったら寂しいなるな」
酒を飲みながら泣き出す平助
そんなすぐに東京で暮らすわけではないというジョー
嫁に行っても遊びにくるというるいに今度は子供を連れてと和子。
「孫ができるんか」
と喜ぶ平助。
ジョーはレコーディングのため一旦東京にいくことになった。
3ヶ月かけてレコーディングし、クリスマスに銀座でライブをする。
ホテル暮らしではなく、ササプロの社長の家に居候。
豪邸で新人が寝泊まりするための部屋があるらしい。
荷造りを手伝っていたるいは、「ディッパーマウスブルース」のマッチ箱を見つけた。
るいはこの店でルイ・アームストロングを聞いたと話す
「マスターの名前は定一さんやった」
「やっぱりそうやと思ってた
僕を拾ってくれたんも定一さんや」
回想
掘っ立て小屋の隅にいるジョーにホットドッグを渡す定一
定一はバーボンを飲みながらジョーに名前を聞くのだ。
ベタな展開だけど竹村夫妻の優しさにほっこりしたわ。
「店は大事だけど、そんなもんただの形」
雉真とは違うよねぇ。
まぁ、規模も全然違うし個人店主だから言えることだけど。
るいは、雉真と同じように考えてたのかしら。
やっと二人がディッパーマウスブルースで繋がっていたことを認識する。
定一が進駐軍からがめてきたホットドッグで生き延びたから・・・好きなのか。
定一マスターに拾って貰ったって言っていたけど、ワタシは音楽にトランペットに目をキラキラさせた少年がマスターの周りをウロチョロしていた記憶なのよ。
あんなキラキラして音楽に夢中だった子が、ジョーとは結びつかないのよね。
少年時代にあんなにアグレッシブだった子があんなにボーッとした人に育つとは。
でもあんなにボーッとしてたのに、るいにはグイグイ行く。
ま、なんちゅーか・・・マイペース。
マイペースで生きられるほどゆっくり育ってこれたのかな。
好きな音楽をやれてればそれで良いって境地になったのか。
結婚するなら岡山にも挨拶を・・・!
と思ったけど、勇におっさん俳優をあてがわないとそれは難しいな。
そういう事情なので挨拶はなしでw
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「おかえりモネ」感想はコチラ→☆
主題歌:「アルデバラン」AI
キャスト
雉真安子(上白石萌音/幼少期:網本唯舞葵)
雉真るい(深津絵里)
ひなた(川栄李奈)
竹村平助(村田雄浩)
竹村和子(濱田マリ)
大月錠一郎(オダギリジョー)
ベリー(市川実日子)
トミー(早乙女太一)
小暮洋介(近藤芳正)
西山太(笑福亭笑瓶)
笹川光臣(佐川満男)
笹川奈々(佐々木希)
語り(城田優)
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