第11週 「1962-1963」
あらすじはコチラ→☆
「サッチモちゃん
もし…僕が優勝したら…。
一緒に東京に行ってくれる?
僕はこれからもずっとサッチモちゃんと生きて生きたい
僕はサッチモちゃんのことが好きなんや」
ドライブ帰りにジョーに想いを伝えられたるい。
るいも同じ気持ちだったが、額の傷がためらわせずっと返事が出来ない状態のままコンテストの日が近づいていた。
ジャズ喫茶ではジョーが落ち込んでいた。
マスターに衣装を買うように勧められるジョー。
ベリーがやってきた。
んでもってるいも配達にやってきた。
るいにジョーの衣装選んだってとマスターから頼まれるるい。
センスがないと言って慌てて店をでるるい。
集荷分を忘れているとマスターがるいを追いかける。
その様子を見たベリーが
「サッチモと何があったん?
それくらい聞かせて貰ってええやろ」
とジョーを問い詰める。
クリーニング店にベリーがやってきた。
路地の縁台に座って話をするベリーとるい
「あんた何様?
ちんくしゃの洗濯屋が私の邪魔して
いざプロポーズされたら返事もしいひんってどういうこと?
私がなんで諦めたと思ってんの。
ジョーに幸せになって欲しいからに決まってるやんか
あんた、ジョーのこと好きなん?」
ベリーを見るるい
「嫌いなん?」
うつむき前髪を手で押さえるるい
「なんとか言うたらどうやの」
るいの手をひっぱる
前髪を整えうつむくるい
「なんややっぱり好きなんやんか
ごめん。
でもちゃんと返事はしてあげて
このままやったらジョー
コンテストで負けてまう」
立ち去るベリーを目で追うるい
涙が溢れる
洋服店ダグラスの前にるいが立っている
衣装を買いにきたジョーと店内に入る。
るいは明るく一方的に喋る。
「何を吹くんですか?」
「サニーサイド」
「じゃあどうします?
サニーサイドに衣装選びますか
それより大月さんに似合うほうがええですかね」
衣装を選びながらジョーの話すすきを与えないるい
「私、はじめの頃、この人なんなんやろって思ってました。」
ジョーの洗濯物にはシックな服や派手な服あり、どんな生活をしている人なんやろと思っていた。
「まさかトランベッターやなんて想像もつきませんでした」
けれど腑に落ちた。
こんな派手な服をきてステージで演奏するなんてそんな職業があるんだなぁと・・。
るいは真っ赤な背広をジョーに渡して試着するように言う。
試着室に入ったジョー
カーテンの前でまたるいが喋る
「楽しかったです。
大月さんと出会って、ジャズに出会って。
きっと優勝できます。
大月さんやったら、きっと銀座のステージも成功します
レコードだって売れます
大月さんの演奏は海を越えて、そうや、ルイ・アームストロングだって、大月さんのトランペット聞いてびっくりするわ
そしたら私自慢します。
私、大月錠一郎の演奏生できいたことあんねんでって
大月さんの衣装洗濯してたんやでって。」
試着を終えて真っ赤な背広を着たジョーを見て
「ちょっと派手すぎですね。
探してきます。」
「サッチモちゃん、何であかんの?」
「せやから派手すぎます」
「何で僕やったらあかんの?」
「私、東京に行きたくない」
「何で?」
「遠いから
「もうすぐ夢の超特急できるやん」
「おじさんとおばさんと離れたくない」
「僕とは離れてもええの」
「クリーニング屋の仕事を辞めたくない」
「僕のシャツ洗ってくれ」
「いやや、毎日毎日あんなケチャップついたシャツ」
「もうホットドッグ食べるのやめる」
「嘘や」
「嘘ついてるのはサッチモちゃんや
僕のこと・・」
試着室に逃げ込みカーテンを閉めるるい
目の前の鏡にるいの全身が映ってる
「サッチモちゃん。開けるよ」
鏡越しにるいを見ているジョー
震える手で前髪を書き上げ、額の傷があらわになる
るいの後に立ち手を下ろさせるジョー
自分のほうにむかせ前髪を揃え傷を隠す
そっと抱きしめるジョー
涙を堪えるるい
るいの震える唇を見つめ・・・店主が鏡越しに見ている。
カーテンを閉めるジョー
店主、ドキドキするよね。
若者が試着室で・・?!!!
店の外でやったれよって(爆)
ま、あの真っ赤な背広は買い取りよね。
涙がしみこんでるやろしw←華丸さんも同じこと言うてた!
ベリーもジョーもるいの傷を見て何も言わなかった。
ってことは片桐のようにこわばった顔で話しかけるのはNGなのね。
しかもその後、店であっても何も言わないは絶対ダメ。
もう出てこないんだな、片桐。
あれだけかかぁw
額の傷も本人が気にするほどのことではないが、心の傷ってのはそんなもんよね。
人からすればどうってことなくても、自分はその傷を見る度に色々思い出すんだから。
しかし片桐とは最初のデートで傷を見られたのに、ジョーには1年経ってもバレなかったのか。
片桐も追いかけて優しく抱きしめれば良かったのになぁ。
共鳴してないから無理か。
ずっと役者の年齢のことを言うてる人もいますが・・・。
今日の深津さんは素晴らしかった。
いや出演者の方みなさん素晴らしい。
深津さんと市川さんのやりとりも良かったなぁ。
ほとんど深津さんは話さなかったけど、るいの気持ちを体現。
さすがですわ。
俯いてキュッとしている姿に、ジョーが好きだけど言えない気持ちがいっぱい。
それを見て「ごめん」と察するベリーも。
試着室の使用は一人でないとダメですがw
お店であんなやりとりは現実にはアレですがw
でもあのジョーとサッチモちゃんの掛け合いは楽しかった。
すんと受け入れられたし、現状が把握できる。
最後のカーテン、しゃっともw
なんちゅーか、MVを見ているようなスマートさとかわいらしさ。
セットも素敵だ。
本当はこのブログも「るい」ではなく「サッチモ」ちゃんと呼びたいw
読んでいただいてありがとうございます。
ランキングに参加しています。
応援して頂けると嬉しいです。
「おかえりモネ」感想はコチラ→☆
主題歌:「アルデバラン」AI
キャスト
雉真安子(上白石萌音/幼少期:網本唯舞葵)
雉真るい(深津絵里)
ひなた(川栄李奈)
竹村平助(村田雄浩)
竹村和子(濱田マリ)
大月錠一郎(オダギリジョー)
ベリー(市川実日子)
トミー(早乙女太一)
小暮洋介(近藤芳正)
西山太(笑福亭笑瓶)
片桐春彦(風間俊介)
語り(城田優)
コメント