『カムカムエヴリバディ』 第9回 感想~勇の宣戦布告。ヤバいYOU。

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 第2週 「1939ー1941」

あらすじはコチラ→

夜遅く帰ってきた安子。
後から稔が入ってきた。
居間に通された稔は自己紹介をする。
安子の祖父母もやってきた。
雉真というのは雉間繊維の長男か・・・。
杵太郎はよく注文してくれると話す。
稔は大事なお客様には「たちばな」のお菓子を出すと答えると大喜びの杵太郎。
何が好き?
あんこが決め手かと
その中でも?
おはぎが一番
2番目は?
「なんの話をしよん!」
金太が止める。
「安子とはどねいな付き合いをしよるんじゃ」
稔は安子との出会いを話す。
去年の夏にたちばなで知り合ってから、手紙のやりとりをしている。
「正式に安子さんとのおつきあいを認めて頂きたいと思っております」
稔を見つめる安子
「今日突然、安子さんが大阪に僕を訪ねてきました
映画に行ったり、食堂に行ったり、川をみたり
安子さんはずっと笑いよったけど、様子がおかしかった」
急行で岡山まで追いかけてきて事情を聞くと砂糖の生産会社の社長の息子と縁談の話があり、それを受け入れることに決めたが、最後に稔に会いにきたと言う。
砂糖の会社と手を組んだところで店の経営は良くならないと思う。
驚く金太
大阪では戦況を肌で感じている。
今後、菓子そのものが贅沢品とみなされ、製造そのものが帰省されると思う。
「すいません、差し出がましいことを」
小しずが口を挟む



「安子とおつきあいしてえというのは本当なんでしょうか。
そねんことができるんですか」
小しずは雉真繊維の長男にはそれにふさわしい縁談があるはず。
稔のの一存で決めれることなのかと尋ねる。
「僕は子供の頃からずっと雉真繊維の跡継ぎとして生きてきました」
常に父の教えに従い、学問にいそしみ教養を身につけてきた。
いずれ親の決めた相手と結婚することもなんの疑問ももってなかった
しかし
「安子さんに出会ってから、僕の目に映る景色が一変した」
安子が以前言っていた
”甘くて美味しいお菓子を怖い顔して食べる人はいない。
怒ってもくたびれても悩んでも自然と明るい顔になる”
「親の決めた相手じゃのうて、安子さんと共におりたい。
安子さんと共に生きたい
安子さんにそばにおって欲しい
それが嘘偽りのない僕の気持ちです」
大きくうなずく杵太郎
陰できいていた職人達もうなずく
金太は顔を上げ稔を見る。
「あんたの気持ちはわかった
あんたがええかげんな人間じゃねえのもようわかった
じゃけど安子をたちばなから出すわけにはいかん
もううちには安子しかおらんのんじゃ」
金太を見つめる稔
居住まいを正す金太
「今日は安子が面倒をかけました」
頭を下げる
「夜分にお邪魔しました」
頭を下げる
「失礼します」
涙の溢れる目で一転を見つめる安子



マントを羽織り月明かりの道を行く稔
「稔さん」
安子が稔を追いかけてきた。
「勝手なことをして・・・ごめん」
首を横に振る安子
「稔さん私・・・
私も稔さんと生きて生きたい
あなたとひなたの道を歩いていきたい」

雉間家に帰る稔。
勇は庭で素振りをしていた。
「ナイスバッティング」
汽車がのうなったから寄ったと話す。
稔を歓迎する母。
父もやってきて神田中佐(武井壮)が稔のことを褒めていたと話す。
雉間では国民服を作ると仕事の話をする父。
「いずれ皆がこれを求める」
食べるものも着るものも簡素化が求められる
「遠からず食用の砂糖は手に入らない」
「菓子屋などはどうなるんですか?」
「小さい菓子屋はいずれ立ち行かなくなる」
呆然とする稔を見つめる勇



翌日、安子がきぬと店番している
「お見合いの話はのうなったん」
きぬが言うと、わがままを言ってしまったと安子
「好きになってしもうたんじゃもんわがままになるのはしょうがない
良かった。稔さんも同じ気持ちで
稔さんに婿に入ってもらうわけには・・・
勇ちゃんじゃったら丸く収まるのにな!」
安子はなんでそうなるのか?とわけのわからない顔をする
「わからなんじゃなったええ」

川縁で稔と勇がキャッチボールをしている。
勇に勉強ばっかりしているのかと聞かれた稔はたまに映画に行くと話す。
「長男いうのは大変じゃのう。
ワシは自分は気楽なもんじゃ
なんの期待もされてない
父さんも母さんも兄さんのことばっかり」
「それは勇が・・・勇が野球がうまいから」
「兄さん。
兄さんは気づいてない思うけど
ワシ、あんこのことが好きなんじゃ」
ボールを受け損ねる稔



勇、宣戦布告!!
ひー。虹郎が、宣戦布告してしまったよ。
稔はあの一瞬だけじゃ、きぬちゃんのように勇の気持ちを考えることはできんかったのじゃな・・・。
しかし宣戦布告シーン。
勇は父母に全く期待されていないと言ったときに稔はなぜかちょっと言いよどんで「野球が上手い」と言った。
勇、もしかして養子なのか?
養子ではなく・・・腹違いとか?
虹郎が不憫だ。
負け試合なのに(苦笑)
でも・・・前にも書いたけど傷つく虹郎は大好物なんだよねぇ。
勇のガサツで「ザ・男子」ってな性格で覆われたガラスのハートが見られると思うと楽しみです。←性格悪いんかw
んで、虹郎っていつもニキビっぽいのができてるやんw
そこも含めて青春っぽいのよねぇw←ええ?

稔は安子とおなじ汽車ではなく、急行で追ってきたのね。
それにしても稔はとっても真面目だわ。
きちんと自分の気持ちを説明できるってのは教養があるのよね。
しかし・・・この二人は前途多難。
父ちゃんはしらんけど、YOUはヤバいでしょ。
あれ長男溺愛の長男教でしょ。
でもコントっぽい(苦笑)
西田さんのほうが良かったかも。
だけど西田さんの役もYOUではない・・・。
うーん。寮母さんくらいが良かったかもなぁ。←それはおじゃまぱじゃまの若井みどりか。
なんつーかとにかく「意地悪になるぜ!」ってフラグをバンバン醸し出すお芝居でしたな。
こんな感じで安子をいじめまっせ!みたいな(苦笑)




そういえば稔の学校がやたら「大阪商大」てすり込まれているのに気づいた。
もしかして稔は「大阪商大事件」に巻き込まれるんじゃなかろうか。
投獄されたら・・・「まんぷく」の万太郎さんを思い出してしまう。
来週は戦況が悪化するだろうから・・・二人の淡い初恋ににやつけるのも今週までか。
国民服を作る雉真はかなり儲かるだろうし。
雉真と小さい菓子屋では釣り合わない。
姑はかならずいじめる。
いや、結婚出来るかどうかもわからん。
あの赤ちゃん・・・稔の子供だよねぇ。
とりあえず明日、稔が勇に何を言うのか楽しみじゃ!



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「おかえりモネ」感想はコチラ→

主題歌:「アルデバラン」AI

キャスト
橘安子(上白石萌音/幼少期:網本唯舞葵)
雉真るい(深津絵里)
ひなた(川栄李奈)
橘家の人々
橘金太(甲本雅裕)
橘小しず(西田尚美)
橘算太(濱田岳)
橘杵太郎(大和田伸也)
橘ひさ(鷲尾真知子)
雉真稔(松村北斗)
雉真勇(村上虹郎/幼少期:藤原詩音)
雉真千吉(段田安則)
雉真美都里(YOU)
柳沢定一(世良公則)
柳沢健一(前野朋哉)

語り(城田優)

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