「ちむどんどん」 第73話 ネタバレ 感想~一気に矛盾を埋めてきた!

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第15週 「ウークイの夜」

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優子がその生い立ちを語る。
優子の家族はおじーおばー両親、姉、弟、優子の7人家族
琉球舞踊が上手なネーネー
弟はやんちゃで賢秀みたいだった。
賢三は優子の実家の食堂で働いていた
いつか民謡を歌いにきた上原さんが座長の芸人一座の一番下っ端。
賢三の夢は歌手だった
歌子が今使っている三線はその頃賢三が使っていたものだった。
上原さんの一座は苦しくなって本土に出稼ぎに行った賢三。

その頃、フォンターナではオーナーがシェフに語る。
オーナーの両親はやんばる出身。
しかしオーナーは鶴見で生まれた。
オーナーには姉がいて、その息子が賢三
1941年、賢三が罪ルミに出稼ぎにきた。
三線もうまい明るい。
県人会にもすぐ馴染んだ
賢三から三線を習った中には三郎もいた。
三郎も両親は沖縄だが、横浜で生まれた。
そのうち賢三は那覇に戻った。
民謡歌手になりたいと。

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再び優子
歌手にはなれなくて、優子の実家の食堂に住み込みで働いた賢三。
そして出征。

田良島も語る!
「俺の兄は19年に入営
沖縄で戦死した
だからどうしてもあの”鉄の暴風”のことを自分で記事に伝えたかった」
三郎は戦後、シベリアへ
何年も残された家族は生きてんのか死んでんのかわからずに苦労かけましたよ
寒さと飢えの中シベリアで死んだヤツはまだ骨は日本に帰れないまま
良い奴ほど早く死ぬ

そしてまた優子が語る
帰ってきた賢三は戦地でのことを話さなかった
一度だけスゴく後悔していると話していた
”自分が正しいと思う事を守れないことを苦しい”
夜うなされていた

昭和19年10月10日の大空襲で花は焼け野原
家も食堂も全部萌えて、おじいとおばあも死亡。
米軍が上陸してきた
山の中を彷徨っているうちに両親とネーネーとはぐれて弟と二人きりになった優子
アメリカ兵に捕まって捕虜収容所で終戦を迎えた
戦争が終わり、賢三は日本に戻っていたが沖縄には帰ってこられなかった
沖縄出身の復員兵はすぐに沖縄に帰ることを許されていなかった
沖縄は日本じゃなくなっていたからね

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1945年、昭和20年冬鶴見
オーナーが過去を語る。
妹と空襲で生き別れ。
妹を探しながら闇市で商売を始めた。
そこに賢三が現れた。
明るかった賢三がまるで別人
笑わない男になっていた
沖縄に帰りたくても帰れない賢三は商売を手伝ってくれた
”頼れる甥っ子”
名前入りの包丁をプレゼントした。
これからもずっと商売をやっていこうねと約束。
翌年沖縄に帰られることになって鶴見を離れた
家族の消息を確かめたら鶴見に戻ると言って別れたが、帰って来ることはなかった。
1年ほどして手紙がきた。
やんばるで結婚した
やんばるで子供を育てたい
約束を破ってごめんなさい。

優子はあちこちの収容所を転々とさせられていつもひもじくて、やがて弟も死んでしまった
うちが一人ぼっちになってしまって生きる気力も無くなった1946年の沖縄
お父ちゃんは自分の親兄弟が収容所にいるんじゃないかと探しに来ていた。
結局、全員死んでしまっていた。
運命の再会だと思った。

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今までの矛盾を全てうめようとした今回。
セリフだけの言い訳にも聞こえてしまう。
視点は優子だけではないので、ちょいとややこしい。
オーナーや三郎が沖縄には行ったことがない本土で産まれた…ってのはサラッと流す。
三郎はわかるけど、オーナーはなんの縁があって関東にいたのやら。
で、後出しのようにオーナーには姉がいたんですと!!!
姉の年齢は明かされなかったが、親子ほど年が違うのかな。
オーナーの妹と賢三は年齢があまり変わらないものね。
これで伯母問題は解決だけど、後出し過ぎる。

優子の話だけ切り取れば、本当に気の毒で、だけど当時、それは沖縄で良くある話だっただろうと思うと切ないし。
だけど、なぜ今日なのか。
ウークイは毎年あるのに、なぜ今年なのか。
賢秀にいたってはもう30代でしょ多分。
良子は教職についていて、沖縄の歴史を教えることもあるはずなのに、両親の戦争体験には興味がなかったのか。
こういう話もやはり、さわりだけは幼い頃にやっておくべきだったと思う。
戦争の話をするのは嫌だ。
たしかにわかる。
わかるんだけど、沖縄と戦争は切り離せないことでもある。
なぜ今なのかっていうのがまるきりわからない。

もちろん、賢三の戦争体験などは話さなくても良いが、沖縄の歴史と賢三と優子に身よりがないことくらいは話しても良いんじゃないかと思う。
思い出したくない話でも、子供達が家族の歴史を知ることはできた。
せめて賢三が生きているうちに話しても良かったんじゃないか。
遅すぎる。

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運命の再会。
優子と賢三はそうなんだけど、その話を聞いた暢子が、和彦との出会いに運命を感じて、突っ走るのではないかと心配w
和彦は沖縄にいるからね。
暢子が沖縄にいるのを知って、沖縄にいるからね。
今日明日、和彦と沖縄で会ってもそれは運命ではないからね!
最初に東京で出会ったことが運命なのか?
それなら…三郎と出会ったことが奇跡だと思うけど(爆)

この話は明日にも続くのか。
オーナーがなぜ守銭奴と呼ばれ、沖縄で悪者になった理由もわかるのか?
賢吉おじさんが勝手に噂してただけ?
三郎は鶴太郎なのに若いころは無駄にイケメンすぎる。
優子の若い時代はそこはかとなく仲間由紀恵さんに似ていたのに、なんで鶴太郎だけイケメンなのだ(爆)

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主題歌:三浦大知「燦燦(さんさん)」

キャスト
比嘉暢子(黒島結菜/幼少期:稲垣来泉)
比嘉優子(仲間由紀恵)
比嘉賢三(大森南朋)
比嘉賢秀(竜星涼)
比嘉良子(川口春奈)
比嘉歌子(上白石萌歌)
青柳和彦(宮沢氷魚/幼少期:田中奏生)
石川博夫(山田裕貴)
砂川智(前田公輝)
大野愛(飯豊まりえ)
猪野清恵(佐津川愛美)
田良島甚内(山中崇)
猪野寛大(中原丈雄)
大城房子(原田美枝子)
二ツ橋光二(高嶋政伸)
平良三郎(片岡鶴太郎)
平良多江(長野里美)
淀川春夫(本田博太郎)
嘉手刈(津嘉山正種)
【語り】ジョン・カビラ

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