「ちむどんどん」 第72話 ネタバレ 感想~和彦の目が良い目!?嘉手苅さん…

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第15週 「ウークイの夜」

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金物屋を営む嘉手苅の店の公衆電話で、和彦が田良島に電話をする。
今は何も話してくれないという和彦
「絶対に聞き出します!」
と息巻く
「聞き出すとかお前何様だ
なぜ見ず知らずのお前に話したくもないことを話さないといけないんだ!
尻尾巻いて帰ってこい!」
20年前の嘉手苅さんの記事を見てからのライフワークだから諦めないと和彦
「あの記事か
書いたのは俺だ
あの記事が世の中に出たことで
嘉手苅産にはとんだ迷惑をかけちまった
嘉手苅さんにこれだけは伝えてくれ
俺がずっと…」
電話が切れる。←10円玉用意しとけや!

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房子からの手紙を読み終えた嘉手苅
ちゃぶ台にも何通もの手紙がある。
嘉手苅の前に座る和彦
「僕の父は沖縄の部隊にいました。
米軍が攻めてくる前に転属になって死なずに済みました」
父が民俗学者で沖縄の文化を研究し、本を書くのが夢だった。
自分も子供の頃まだ復帰前の沖縄で父と暮らした事がある。
父は中学の時に急死。
父の思いを引き継いでいずれ沖縄について本を出版したい。
「今回お邪魔できたのは上司の田良島の計らいです
嘉手苅さんに迷惑をかけてしまったと言ってました」
「そうかあんた田良島さんの部下か…
この大城房子さんとはどこで?」
「房子さんは田良島が懇意にしているレストランの経営者で、僕もお世話になっています。」
「毎年多くのお金を寄付してくれている
房子さんが間に入ってくれて、掘り出せた遺品が遺族の手に渡ったこともある
これは全部本土の遺族の人からのね
お礼の手紙さ
届けてくれてありがとうね。」
20年前、田良島は一体どんな迷惑を」
「わしの親戚や友人にはいろんな立場の人がいる。
あの戦争の話は思い出したくない人も
アメリカ人相手と商売している人も
私の所に文句を言いに来た人もいる
取材を受けなければ良かったと一言田良島さんに言ったら
それをずっと田良島さん、気にしているわけさ。
今日はウークイだ
これもなんかの縁かもしれないな。
あの戦争で人は人でなくなることをした
自分の子供にあの時のことをもう話せない人もいる
戦争経験者もどんどん死んでそのうち誰もいなくなる。」
「過去を知ることが未来を生きることの第一歩だと思います」
「あんた良い目をしている
田良島さんと同じ目をしている
どうやったら正しく伝えられるかどうかわしにはわからんけど
もしあんたがそれ考えてくれると言うんだったら
わしは何でも話すよ。」
「一生かけて考えます
お約束します」

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優子が帰宅する。
「母ちゃん、再婚するつもりか?」
「何かうちらに秘密があるの?」
「今日、どこに行ってたわけ。
これまでも年に何回かどこかに行ってたよね?」
「お母ちゃん、うちたちはもう子供じゃないんだよ
本当のこと、ちゃんと話してちょうだい」

「あまゆ」は休業中
田良島が飲みたいなとやってきた。
「フォンターナ」も臨時休業
オーナーとシェフが話している
「暢子さんは今頃何をしているんですかね?」
「沖縄は今日ウークイなの。
こっちでいうお盆。
空襲で死んだ妹ちょっとだけ似てるの
暢子さんに?
あの子がこの店に来てからいろんなことが動き出した気がしてる」

比嘉家。
優子が賢三に話しかける
「今日はウークイだしもう話しても良いよね
いつか子供達にちゃんと話さないといけないね
それがたった一つの親の仕事だと話していたよね
長い話になるけど聞いてくれるね
お父ちゃんとお母ちゃんの昔の話」

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「あんた、良い目をしてる」
ホントに?死んだ魚の目じゃなくて?和彦が良い目をしている?
ああ…確かに宮沢くんの目は綺麗な色をしているよね。
薄茶色というか。さすがクオーターっていうか。←そういうことじゃない!
嘉手苅さん、見る目があると思っていたのに(爆)
和彦なんて、ジローラモのインタビュー当時から全く成長してないと思うんやけど。
しかも婚約者と幼なじみを天秤にかけて、てめーが悪いくせに傷ついたと、その日の朝はしばらく仕事を休みたいと思っていたほどの恋愛脳なんだけど!!!
和彦の何が嘉手苅さんに届いたわけ?
常に苦労もせずなぜかイタリアンレストランのオーナーに助けられ、仕事しているだけの男に…。
嘉手苅さん、中の人が津嘉山正種さんだけにもっともっと偏屈だと思ってたぜ。
ここまで前フリしてたんやから、もっともっと前から和彦が嘉手苅にアポをとる様子をいれておけば良かったのに。
どうでも良いシーンより、和彦がここまでヒロインに関わる役なら、かれの「ライフワーク」とやらのシーンは必要だったはず。
そうすれば、7年かけてやっと口説き落とした!って思えたのに。
ジローラモの時も嘉手苅さんの時もオーナーの恐ろしく広い顔でとれたインタビューやないか!

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お盆なので…いきなりみんなしんみりモード。
「あまゆ」が休業なのはわかるが、「フォンターナ」は臨時休業なのね。
それは暢子がいきなり沖縄に帰ったからでしょうか。
こちらもよくわからないシフト。
当時の銀座の店はお盆はきちんと休んだと思うし、土日もどちらかは休業だったかも。
だけど暢子が入社当時、10連続勤務とかあったしさ。
矢作たちが突然の退職をしてから人を雇ったのかどうかさえわからない。
暢子が店を持ちたいという夢は、料理人として当然のことかもしれない。
普通ならねw
でもでもでも。
それは仲間との助け合いとか料理のシーンをもなく、暢子が料理人であることも忘れるほど。
こう言っちゃなんだが、黒島ちゃんの料理の手つきもあまり上手ではない。

沖縄の戦争を単なる感動エピソードの一つにすると、とんでもなく陳腐になると思う。
それは沖縄の人達への冒涜だと思う。
大切なことなのに、何も印象に残らないエピソードの一つになるんじゃないかと危惧している。

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主題歌:三浦大知「燦燦(さんさん)」

キャスト
比嘉暢子(黒島結菜/幼少期:稲垣来泉)
比嘉優子(仲間由紀恵)
比嘉賢三(大森南朋)
比嘉賢秀(竜星涼)
比嘉良子(川口春奈)
比嘉歌子(上白石萌歌)
青柳和彦(宮沢氷魚/幼少期:田中奏生)
石川博夫(山田裕貴)
砂川智(前田公輝)
大野愛(飯豊まりえ)
猪野清恵(佐津川愛美)
田良島甚内(山中崇)
猪野寛大(中原丈雄)
大城房子(原田美枝子)
二ツ橋光二(高嶋政伸)
平良三郎(片岡鶴太郎)
平良多江(長野里美)
淀川春夫(本田博太郎)
嘉手刈(津嘉山正種)
【語り】ジョン・カビラ

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