「ちむどんどん」 第63話 ネタバレ 感想~シェフと行った漁港は海ではないのか。

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第13週 「黒砂糖のキッス」

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良子は別居中の博夫を訪ねる。
「誰よりエゴイストだった。
こんなうちに教師の資格なんて…」
マコトのことを相談する良子
「俺もそんなふうに考えてたよ。」
友達を大切にと教えていながら、大事な家族すら大切にできてない
こんな自分が子供達を導けるのか
だけどこの頃、それも思い上がりだなと思う。
俺たちは教員免許は持っているけど、人としてはまだ不完全
これからもたくさん失敗をする。
だから上から目線で子供と向かうのではなくて、子供達の話を聞く。
立派な教師にはなれないし、ならなくても良い
そう考えたら気持ちが楽になった
「これから先、何年もかけて俺はどんな教師になれるからなって考えたら、ワクワクしてきた。変かね?」
「それ聞いたら、うちもなんかちむどんどんしてきた。
昔みたいに」
「やっと笑った。」
「ちゃんと泣いたらスッキリした
ずっと泣けなかったから」
二人でラーメンを作る。
「戻って来てくれないか?」
「それとこれとは別さ」
翌日、良子は朝早く登校していたマコトにあやとりを教えて欲しいと声をかけ、謝罪。
雑に和解

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鶴見ではエイサーの練習が行われていた。
「あまゆ」の仕出し弁当の仕込みをしている暢子。
そこへ和彦が帰宅。
愛と打ち合わせをすると言っていたがまだ来ていない。
暢子は愛に和彦への気持ちを打ち明けたので、和彦もそのことを知っているのでは?と思ったが、そんな話はなく…。
「沖縄戦の話は聞いてる?
戦争を絡めた話を提案しようと思って」
暢子は両親や村のおじーやおばーからも、誰からも戦争の話を聞いたことはなかった。
和彦は新聞の切り抜きが貼られたノートを差し出す。
「沖縄で遺骨収集をしているご老人がいて」
前後、南部の洞窟には遺骨や遺品があった
掘り出してわかるものは家族に返す
戦争を知らないら世代が増えているので取材をしたい
ただ、この記事が出た後は一切、取材を受け付けてないらしい。
那覇支局の同期がなんどもアタックしたけど門前払い
だけど自分は諦めない
「エイサーって地域で違うんだね
いつか見て見たい
沖縄で。一緒に行って見る?
「うちと和彦君が?
愛さんと行ったらいいのに」
「暢子はいつか沖縄に帰るの?」
「今はこっちで仕事がしたい。
でも昔より今の方が山原のよさもわかるような気がする
和彦くんのお父さんがそんなこと言っていたさ」
「僕の父は戦時中沖縄の部隊にいた。」
米軍が上陸する前に配属が変わった。
首里城の美しさ、沖縄の文化を後世に伝えたい。
父の意志を引き継ぎたい。
東京中心ではなく、地域からの視点で、沖縄からの視点で
「だからいずれは新聞社を辞めると思う」
「全然知らなかった」
ノートのページに一枚の写真が挟まれていた。
懐かしい比嘉家の兄妹と和彦が川遊びをした時の写真だった。

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「不思議だね、
子供の頃に沖縄で出会った暢子と
今は鶴見で下宿して
エイサーを聞いている」
「でも和彦くんはもうすぐ鶴見とお別れだね
引っ越しはいつ?」
「夏が終わるまでは」
「そうだ引っ越す前に海行こう
うちこっちに出てきてからは一度も海に行ってない
沖縄では毎日見てたのにさ。
最後にぱーっと騒ごう
みんなで」
「二人でも良いけど」
「え?」
慌てた暢子が包丁で指を切る
暢子にかけより手を取る
見つめ合う二人

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ええ。
明日の放送でここに愛が来たら修羅場じゃん。
待ち合わせしているって話してたしね。
驚いて包丁で指切って手を握って見つめ合う。
どんだけベタなんだ。
ここで愛さんに目撃されたら、安っぽすぎるよね。

和彦はなんなの?
夏が終わるまでには引っ越すと言いながら、暢子のことも気になって。
何考えているんだ。
ラストシーンは暢子の指を舐め始めるんじゃないかと気が気でなかったよ。
もう、和彦は優柔不断と言うより、ちょっと気持ち悪いぞ。
そんな和彦が沖縄への思いを語っても響かない。
言葉だけは立派だけど、全く熱量を感じない。
沖縄タイムズ(実在するのかどうかは知らんけど)に就職すれば良かったやん。
元大手新聞社の記者って肩書きが欲しかったのかな。
何もかも打算的な男なのか。

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エイサーはとってもかっこ良くて、沖縄が題材の朝ドラだったんだと思い出させてくれた。
時すでに遅しって感じがしないでもない。
鶴見に来てからは沖縄を感じないのは仕方がなかったのかなぁ。
暢子は諦めると言いながらも和彦を海に誘ってさ。
海に行ってないのか、暢子。
シェフと漁港に行ったのはノーカウントか!

意固地だった良子の態度が豹変するの…
余計に子供が怯えない?
周りを振り回してさ。
何週間も引っ張ってきたのに、急にあやとりで解決。
時間がないなら丁寧にできないってわかっているなら、このサイドエピソードはいらんかった。

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主題歌:三浦大知「燦燦(さんさん)」

キャスト
比嘉暢子(黒島結菜/幼少期:稲垣来泉)
比嘉優子(仲間由紀恵)
比嘉賢三(大森南朋)
比嘉賢秀(竜星涼)
比嘉良子(川口春奈)
比嘉歌子(上白石萌歌)
青柳和彦(宮沢氷魚/幼少期:田中奏生)
石川博夫(山田裕貴)
砂川智(前田公輝)
矢作知洋(井之脇海)
大野愛(飯豊まりえ)
猪野清恵(佐津川愛美)
田良島甚内(山中崇)
猪野寛大(中原丈雄)
大城房子(原田美枝子)
二ツ橋光二(高嶋政伸)
平良三郎(片岡鶴太郎)
平良多江(長野里美)
淀川春夫(本田博太郎)
【語り】ジョン・カビラ

コメント

  1. ミートゥ より:

    行ってた!!!
    がっつりシェフと漁港行ってましたね(爆)
    千葉の海は海と認められなんだかーww
    いや、どこいっても沖縄の海と比べたら暢子ガッカリすると思いますけどねww

    そして和彦。
    ホントに嫌w
    こんないい加減で。6年前に既に愛ちゃんと恋人だったなら、いかに不誠実に付き合ってきたんか…
    そして、「僕は絶対諦めない」じゃない!!!
    島のおじいやおばあが暢子達に語らないほど辛い戦争の話を、考え無しで自分に酔ってる和彦なんかに興味本位で聞かれたくなんかないでしょう。

    というか、こんなドラマで沖縄の戦争のこと扱わないでくれ。
    和彦のパッパの死でさえ雑だったのにw

    急に思い出したように沖縄のいいシーン入れてくるけど、それは元々沖縄の持つ良いところに甘えてるだけで。

    基本沖縄の人に失礼なドラマだもの。
    怖い怖い。この先戦争に対する扱いも軽そうで、とても怖いです…

    • tarotaro tarotaro より:

      ミートゥさん、コメントありがとうございます。

      暢子のことだから漁港は海だと認識していないのかも(爆)
      ビーチがないと海ではないとか?
      でも、ホント、沖縄の海に比べたら、どこの海も大したことないかもしれませんね。

      和彦、どんどんクズさが増してきました。
      誠実そうな風貌なのに。
      以前、宮沢くんと東出君がかぶると言ったのですが、「ごちそうさん」の東出くんの役も結婚してから幼なじみに揺れる嫌な男だったことを思い出しました。

      沖縄の戦争のことはもう触れなくてもいいですね。
      勝たれる大人もいなさそうだし、優子が語り出してももう…おとぎ話に聞こえるかも。
      賢三にはまた何か設定が加えられそう。。。