第9週 「てびち!てびち!てびち!!」
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戦後、おでん屋の主人・ヨシは空襲で夫を亡くし、息子と二人。
仕事もなく息子に食べさせてやることもできない。
息子は酔っ払いが残したおでんを取って食べようとしたところ、房子に止められた。
謝罪するヨシに何も言わずおでんを食べさせてくれた。
あの時のおでんは忘れられない。
その後、就職も紹介してくれた。
ヨシ親子を気にかけてくれたのは、境遇が似ていたのかもしれない。
房子も空襲でたった一人の妹がいたが亡くした。
戦前に両親は亡くしていたと言う。
その頃、優子は房子からきた古い手紙を呼んでいた。
不思議な縁を感じていた
夜、賢秀は紅茶豆腐の成功を夢見て、暢子を会社に連れて行く
しかしそこはもぬけの殻
そこには我那覇の手紙が残されていた。
「身内に不幸があり、ビジネスは中断せざるを得ない
金は貸しておいてくれ」
あまゆに帰ってきて優子から金を借りたことを知った暢子。
賢秀は「俺は疫病神。縁を切ってもらう」と言う。
「昔もこういうことがあったね」
と回想する暢子
一人一個のてびちを二個食べようとした賢秀を咎めた良子と喧嘩になる。
二人を止める、賢三と優子。
賢秀は優子を突き飛ばし、優子の額から血が出る
家を飛び出す賢秀を追いかける暢子
「俺は疫病神」と今回と同じようなセリフを言っていた。
賢三は賢秀を連れて帰る
賢三のてびちを賢秀に食べさせ、優子に謝罪する賢秀。
「邪魔者なんかじゃない。
喧嘩しても仲直りできるのが家族」
賢秀にてびちを食べさせる暢子
ニーニーは家族。
「ビジネスで一番星を掴んだらてびちを家族に腹一杯食べさせて欲しい」
「いつかまたてびちを家族で食べたいな。
一番星をグレイトに掴む」←怒りであやふやwわけのわからんことを言っていた賢秀
賢秀はそのまままた姿を眩ます
昔のことを思い出した暢子は、焦らずじっくりという父の言葉を胸に。
和彦の忠告、二ツ橋シェフ、三郎…みんなの言葉を思い返し、基本に立ち返ることにした。
朝起きてきた和彦に
「和彦君ありがとう。
やっと言っている意味がわかった。
入り口に戻ることにした!」
と清々しい笑顔でおでんを作る。
これは優子だけの責任ではなく、賢三も甘かったんだな。
暴力を振るったときにちゃんと叱らないから。
しかもそれでゴネたら自分のてびちを食べさせてやるとか。
これは叱らない子育ての弊害って話ですか?
お母ちゃんに申し訳ないってことは、やっぱり優子は金を貸したんだね。
それは誰のお金?
具合の悪い歌子が頑張って働いて家にお金を入れていること?
暢子も仕送りをしているね?
お母ちゃんは店番しているけど、若い二人より稼げているの?
そもそもあの売店は営利目的ではないはずなんだけど。
誰の借金を誰が返済しているの?
賢秀はただの馬鹿。
優子も馬鹿だけど。
良子に叱られても何も響かない二人
それでも憎めない可愛げがある少年時代だと思っていたけど。
家族には憎めない子なんだろうか。
「何があっても二ー二ーは家族だよ」
なんで暢子は励ますの?
常に励ますことが賢秀のためになるとは思えないけど。
ってか、何があったも家族なら、そのうちニーニーの借金で未来を奪われてしまう覚悟があるのかと。
真面目に働いて詐欺にあったのならともかく、最初からどっからどうみても詐欺で、同じ相手に二度も同じような方法で騙されて、日本中を逃げ回っている男を励ます必要があるのか。
せっかく暢子がいろんな人の助言を思いだし、基本に立ち返ろうと目覚めたのは良かったのに。
こういう朝ドラらしいエピソードがクズエピソードにかき消されてしまう。
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主題歌:三浦大知「燦燦(さんさん)」
キャスト
比嘉暢子(黒島結菜/幼少期:稲垣来泉)
比嘉優子(仲間由紀恵)
比嘉賢三(大森南朋)
比嘉賢秀(竜星涼)
比嘉良子(川口春奈)
比嘉歌子(上白石萌歌)
青柳和彦(宮沢氷魚/幼少期:田中奏生)
青柳史彦(戸次重幸)
石川博夫(山田裕貴)
喜納金吾(渡辺大知)
砂川智(前田公輝)
矢作知洋(井之脇海)
大野愛(飯豊まりえ)
猪野清恵(佐津川愛美)
田良島甚内(山中崇)
猪野寛大(中原丈雄)
大城房子(原田美枝子)
二ツ橋光二(高嶋政伸)
平良三郎(片岡鶴太郎)
平良多江(長野里美)
淀川春夫(本田博太郎)
花城真一(細田善彦)
【語り】ジョン・カビラ
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