第5週 「ほんまの家族や」
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スズ子は呆然として、フラフラと歩きだし、キヌの家をあとにする。
幼い頃、ツヤやキヌときた川に行く
遊んでいる子供たちに水をかける。
転んで浅瀬に寝転がるスズ。
”胸が張り裂けそうやった･･･”
全身ずぶ濡れのスズ子が帰ってくる。
スズ子を見つける六郎
「姉やん、
心配してたんやで
もし姉やんがおらんようなったらって考えただけで、お腹にぽーんと穴があいたみたいやったで」
ずぶ濡れのスズ子を手ぬぐいで拭いてやりながら話す六郎
涙が溢れるスズ子
「姉やん？」
「六郎
抱きしめてくれ。
ワテも体が･･･。
バラバラになってしまいそうや。」
力一杯スズ子を抱きしめる六郎
「大丈夫や。
バラバラになんかせえへん。」
「お母ちゃん。お母ちゃん」
「いや。ワイ 六郎やで。」
「アホしってるわ。
お母ちゃん言うてみとうなっただけや。」
「そうか。」
夕飯。トシがスズ子に話す
「スズ子、すまなんだな。
みんなで内緒にしとって
ツヤもないろんなこと思うて話さんかったと思う。」
トシは察しが付く。
ツヤはスズ子が大切で大切で、もうおかしなるくらい大切で、スズ子の心も体もみんな自分のもんにしとなったんや
どこへも渡したなかった。
「おばあちゃんもなスズ子も六郎が大切や。
でもほんまのこと言うたらツヤやタカのほうが大切や。
ツヤもな、スズ子を自分のホンマの子やおもとるんよ
けどスズ子は知ってしもた。
それをツヤに言うのはもうスズ子の問題や
おばあちゃんはツヤのお母ちゃんやからツヤが悲しむの見たくない。
スズ子が苦しなったら言うてもええと思う。」
大阪に帰る前に縁側で、トシ、タカ夫婦、スズ子、六郎で写真を撮った。
花の湯目前でスズ子は決意
「六郎。香川のことはお母ちゃんとお父ちゃんには内緒や。
今、そう決めた。」
「わかったわ。
ワイと姉やんの秘密や
嬉しいわ」
「アホ、こんな秘密いらんわ。」
六郎は早く亀を家の亀に会わせたい。
スズ子を迎えたツヤは心配そう。
しかしスズ子はいつも通り笑顔でみんな元気だったと話すのだった。
休暇が終わり、稽古場で歌を歌うスズ子。
林がやってきて
「やっぱスズ子は歌かもいれへんな
踊りもわるないで。
大和も言うてたんや。
スズ子の歌はいつか化ける
化けるんやったらはよ化けてくれよ！」
リリーや和希たちもやってきた。
こうしてスズ子の休暇は終わった
朝から泣きそうになるわ。
アイライン取れるわ（苦笑）
六郎のアホさに救われるわ。
六郎･･･亀と亀を会わせたい･･･。
喧嘩せんかったらええね（爆）
トシばあちゃんはスズ子がしたいようにすれば良いと。
せやけどツヤは気付いたんやないかな。
気付いたけど、スズ子から言い出さない限りは黙って今まで通りにしてくれたんちゃうかな。
六郎は･･･話さないと思うけど、追求されたら話すかも(苦笑）
見応えがありすぎて、朝から疲れてしまったｗ
スズ子の白くて可愛い顔と手を見ていたら･･･農家の子として育てられていたら、歌劇団なんて夢のまた夢だっただろうと思う。
そう思うと、やっぱりツヤと梅吉の子で良かったと思うんだよね。
キヌさんは黒くて苦労してそうやったもんな。
キヌさんもツヤもばあちゃんもしんどい。
全て知らなかったことにするスズ子もしんどい･･･。
だけど、これで出生の秘密は終わり。
家族の絆は断たれないと思うけど･･･まだ火曜日。
今週のテーマは･･･ここから回収されて行くのかな？
ブギウギの感想はコチラ→☆
主題歌 – ハッピー☆ブギ/中納良恵,さかいゆう,趣里
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キャスト
花田鈴子（趣里/少女時代：澤井梨丘）
花田梅吉（柳葉敏郎）
花田ツヤ（水川あさみ）
花田六郎（黒崎煌代/幼少期：又野暁仁）
タイ子（藤間爽子/幼少期：清水胡桃）
易者（なだぎ武）
アホのおっちゃん（岡部たかし）
アサ（楠見薫）
熱々先生（妹尾和夫）
ゴンベエ（宇野祥平）
林(橋本じゅん）
白川幸子 / リリー白川（清水くるみ）
桜庭辰美 / 桜庭和希（片山友希）
秋山美月（伊原六花）
股野義夫（森永悠希）
ハット（福徳秀介/ジャルジャル）
コック（後藤淳平/ジャルジャル）
大熊熊五郎（升毅）
橘アオイ（翼和希）
大和礼子（蒼井優）
羽鳥善一（草彅剛）
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