「あのときキスしておけば」 ネタバレ 感想～泣いて笑ってスッキリの最終回

『最後のキス、涙の結婚式-奇跡の愛の物語、遂に完結』

あらすじはコチラ→☆

キスからオジ巴（麻生久美子）は現れない。
オジ巴は桃地だけに会いに来てくれなかった。
それでもせっせとメールを送信し続ける桃地。
マサオは桃地の為になにか出来ることはないかと考えた。
ある日、桃地はもう巴は戻ってこないと腹をくくり、フラダンス教室へみんなが結婚式のために用意してくれていたものを返却した。
「結婚式は中止にさせて下さい。
いつまでも泣いてたりしてるの巴さんも好きじゃないと思うし、未練タラタラだと成仏できないと思うし｡
だから よく寝て よく食べよく働きます！
そうしないと、巴さんに蹴り飛ばされちゃうんで｡
巴さんが、安心して成仏できるように僕 頑張ります！
本当にありがとうございました！」

それからというものの妙にハイテンションな桃地。
ある日、高見沢（三浦翔平）から封筒が届く。
指定された場所に正装で来いと書かれていた。
パーカーで行った桃地は高見沢に怒られるも正装へ。
巴と桃地の結婚式だった。

式が終わり二人きりになる。
手を組み歩く二人。
「もういいですよ。」
桃地は巴ではなくマサオだと気づいていた。
「マサオさんの優しさ、みんなの優しさ、すごく嬉しかったです｡」
自分は幸せだ。
これが、巴さんが残してくれたものだ。
これからも一人で生きていけるようにって。
「僕らの結婚式で巴さんのお葬式だったんだなって」
あのキスが最後だったのだとすすり泣く桃地。
「巴さんに会いたいです。」
どうしてもマサオの顔が巴に見えてしまう桃地。
「キスしていいですか？」
マサオの承諾を得た桃地。
「いくら寂しくったってマサオさんとキスする事はないんじゃない？」
巴に戻った！←めちゃくそ美しいな、麻生久美子！！！！
「いやあ、もう、ないかと思ったわ！
そりゃないぜ、神様！って思ったんだけど、これが本当に最後かも｡
桃地に会えてよかった｡
楽しかったよ、桃地｡
最高！大好き！愛してるー！」
「僕も！
巴さんに会えて、生まれてきたかいがありました！
愛してます！」
「生まれ変わったら、また会おうね｡」
「はい｡」
目の前にマサオ。
涙ながらに礼を言う桃地。

巴は死んだ。
別れを自覚するのは悲しすぎるので神様は唐突に人を死なせるのだと思うと巴。
巴が桃地との別れの時間を得たのは、あの世での抽選。
ガラガラで一等賞だったのだ。
ラッキーだったけれど桃地を苦しめたような気もする。

巴と桃地の結婚式のフラダンス動画がバズり、日本は空前のフラブーム。
帆奈美（MEGUMI）はカリスマフラ講師となった。

桃地は、巴に会って世界が変わったと言ったが、世界が変わったのは巴もだ。
手作り結婚式もダサいパーカーもタクシーに乗らない生活もこんなに愛おしいと思うことはなかった。

巴はあの世でも漫画を書いていた。
徳をためるかお金をためれば抽選会に参加できるらしい。
”その時は、また桃地に会いたいな。
でも、私の事なんか本当は忘れて生きてほしい”
”別れの悲しみは消えない。
忘れたふりをしていても胸に開いた穴は埋まらない
それでも、君は生きていく。
私のいない世界で”

仕事の終わった桃地がマサオをすれ違う。
マサオとMEGUMIには第二子が誕生する予定だ。
産まれたら抱っこをすると約束して別れるが、桃地の背中に
「もーもち！！」
と巴の声が。
「おかえりなさい。」

まさかマサオの子供に憑依するのかと思ったら、マサオに憑依したのか！
もし巴がマサオだったとしてもまた別れることになるのは切ない。
マサオは幸せだったのに・・・と思いつつも麻生さんの
「もーもち！」
の声が好きすぎる！

入れ替わりにBLか！なんて思っていたけれど、それだけではないドラマだった。
さすが大石先生である。
入れ替わりなら元に戻って終わりだけど、巴の肉体は焼かれてしまったのでもう成仏するしかないのだ。
それに巴が戻ってきた理由は天界の抽選会ってバカバカしさもこのドラマの雰囲気にマッチしていた。
たくさん笑ってたくさん泣いた！
桃地みたいなヘタレを演じさせたら日本一なんじゃないかと思う松坂桃李。
格好良いし良い声だしスタイルも良いのに！です。
結婚式のタキシードなんて素晴らしく素敵なのに。
ヘタレで小心者でお人好しで損ばかりしている。
そんな桃地。
なんでこんなヴィジュアルの桃李が桃地役にピッタリなのかｗ

井浦新の完コピ麻生久美子も素晴らしい。
いや・・・ホント、演じわけがね。
結婚式なんて・・・「これマサオだなぁ」と思わせる雰囲気。

そして麻生久美子の美しさよ。
麻生さんの声は素敵。顔も素敵。仕草も素敵。
特に真っ直ぐな声が素敵。
今思えば「桃地」って名前も秀逸だ！！
桃地って名前しか考えられないｗ

主人公3人だけでなく、スーパーの同僚、編集部の人達。
みんなそこにいる人たちに見えた。
きちんと見えた！

桃地も成長したけど、マサオの成長物語でもあった。
本来のマサオさんなら結婚式なんてしてくれなかっただろう。
最後のキスも許してくれなかっただろう。
みんなに愛される桃地。
優しい嘘をついたマサオ。
ウエディングドレスの巴。
愛すべきキャラクター！
最高かよ！
いや、最高でした！！！

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感想はコチラ
『あのときキスしておけば』 第1話 ﾈﾀﾊﾞﾚ 感想～桃李のウェイにキュン
キャスト
桃地のぞむ（松坂桃李)
唯月巴(麻生久美子)
田中マサオ(井浦新)
高見沢春斗(三浦翔平)
郷田ひと子(猫背椿)
反町真二(六角慎司)
水出清美(阿南敦子)
李善善(うらじぬの)
生馬忠士(角田貴志)
木之崎眞(藤枝喜輝)
栗山まりえ(川瀬莉子)
田村恭平(板倉武志)
田中帆奈美(MEGUMI)
田中優太郎(窪塚愛流)
唯月妙(岸本加世子)