「相棒22」 第16話 ネタバレ 感想~瀧川鯉斗の演技に見えない暴行シーン

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「子ほめ」


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橘亭青楽(小宮孝泰)は受刑者・根津(菅田俊)に落語を教えていたが、教わることが多いと元アイドルの妻・美奈子(大西結花)に話していた。
そして根津が起こした事件が気になっていたようで

根津は23年前、鉄工所の社長・布川の強盗殺害事件で無期懲役となっていた。
当時、鉄工所の従業員の根津が逮捕された
状況証拠は真っ黒。
しかし真っ黒過ぎることが気になる右京。
奪った800万のうち200万は妻へ。
600万円はギャンブルに使った。
凶器は三善川に捨てたと供述
従業員名簿には今回殺された目黒の名前があった。
右京は根津に共犯者がいたのではないかと考える。

角田課長は目黒は半グレで、最近捕まえた特殊詐欺グループの中に目黒を知っているヤツがいた。
目黒は仲間を売ることはしない。
警察に売るより恐喝したほうが良いと思っているらしい。
デカいネタを握ったから食いっぱぐれることはないと話していたとか。
目黒はあの落語家につきまとっていた
「仕事のない落語家を強請っても大した金にならないと思うんだけど」
とヒマ課長

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そんな時、根津が医療刑務所に運ばれたと連絡がある。
駆けつけた右京と薫。
根津の面会にきた人物はいないかと聞くと、「根津福太郎」とあった。
逮捕前に連絡があったと根津の妻。
福太郎に立派な墓を建ててほしいと言ったらしい。
遅く出来た子で、福太郎をよく可愛がっていた。
しかし根津が目を離したすきに、福太郎が川で溺れて死亡
福太郎が亡くなってから根津は荒れた。
「あの子は大事なものはいつもふくちゃんのおうちに隠したと言っていた。
先日も息子のことを聞きに来た方がおられました。」
それは橘亭青楽で「あの人の落語には福ちゃんが生きてるんです。」と話した。

根津の病室を訪れた右京と薫
「あなたの犯行には共犯者がいました。」
差し入れを贈ってきた根津福太郎の住所はデタラメ。
息子さんの名前を語った人物こそ、共犯者。
なぜそこまで共犯者を庇うのか。
当時工場の同僚に瀬尾福一と言う18歳の少年がいた。
皆から名前で福ちゃん福ちゃんと可愛がっていた
生きていれば根津の息子と同じ年頃
偶然彼も福ちゃんと呼ばれていた
瀬尾少年に亡くなった息子の姿を重ねていた
「守ろうとしたんですね。」
守れずに死なせてしまった福太郎の代わりに。
瀬尾の行方をたどったが、事件後すぐに工場を辞めていた
この名簿の中には目黒もいた。
根津が助けるべきは、犯した罪を償うこともない男か
身の危険を顧みることなく懸命な青楽か。
「あなたが話さなければ青楽さんは永久にかえりませんよ」

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酸素マスクの根津に顔を寄せる
「刑事さん、助けてくれ。師匠を。」
「全てはなしてくれますね」
23年前、瀬尾に泣いて頼まれた
母親の心臓手術代を稼がなければいけない。
社長の脱税した金を盗む。
見張ってくれるだけで良い。
外で見はりをしていた根津が物音で中に入ると、瀬尾が社長に馬乗りになった殺害していた。
「捕まりたくないよ。」
「いいか。全部おれがやった。
それで良い」
瀬尾からナイフを奪い取り、金を渡す。
そして現場に自分の痕跡を残した。
ナイフは隠した。

刑務所の落語教室で、目黒は根津に「瀬尾が共犯者だろう」とメモを見せる。
「あいつ自慢してた
アホなおっさんに罪をかぶせたって
あいつ顔も変えて娑婆でシレッと調子良くやてる
あるんだろうあいつがやったって証拠。
凶器とか。教えてよ。」
だんだん不安になってきた根津は、隠し持っていた凶器を目黒に見つけられてしまうのではないかと思った。
師匠に頼るしかなかった
凶器の場所を師匠に伝えた

事件当夜瀬尾を逃がして犯行現場を偽装したあと、いつの間にか思い出の場所へ行っていた。
「ふくちゃんのおうち」に凶器を隠した

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右京と薫は速水(瀧川鯉斗)に会いに行く。
青楽の失踪当日の電話についても問い詰める。
「あなたはありもしない事実を教えましたね」
目黒を青楽が殺害したような証言。
「なぜそんな嘘をついたのか
それはあなたが青楽さんをさらい目黒を殺したからです。」
速水の手のひらを確認する。
23年前の強盗殺人を犯したときの傷跡が残っていた。
他にも疑わしい点はある。
青楽失踪した当日。
最初に会った時の洋服と病欠で高座が中止になった時の洋服が違っていた。
なぜ着替える必要があったのか。
アパレルブランドの広告塔だから?
のわりには、汚れた靴を履いている時もあった。
「憶測だろうが」
しかし凶器は見つかった。
公園の防犯カメラを調べれば
夜な夜な凶器を探す瀬尾の姿が映っているだろう。
「凶器からはお前のDNAが取れそうだな」←マジで?残ってるの?
「犯した罪を償うことなく多くの人を傷つけ、命を奪った
あなたがこれから払わなければいけない代償はとてつもなく大きいものですよ。
青楽さんはどこですか?」

青楽は凶器を見つけてから右京を頼ろうと思っていた。
しかし楽屋に右京と薫が来て、警察関係者だと知った速水は豹変した。
落語会をしてくれるという甘い誘いに乗ったことを後悔していた。

根津の見舞いに行く3人。
根津は青楽の落語はオレにとって門出だと言って永眠

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久々にドクズの犯人でしたね。
叩けばどんどん誇りがでそうです。

20年以上前の傷跡がまだ手のひらに残っている。
ってことは、あの現場には瀬尾の血痕もあっただろう。
現場の遺留品は根津さんのものだったとしても、瀬尾の指紋は消せなかっただろう。
警察もやらかしてるぞ。
そして根津さんは亡くなってしまった。
気の毒だ。
ってか、根津さん。
子供と一緒に川に遊びに来て、酒飲んで寝ちゃだめだ。

さて凶器から・・・DNAが見つかるもんなんでしょうか。
いくら祠に入っていたとしてもよ・・・。
祠の中って誰も掃除しないのかしらねぇ。
ワタシはしたことないけどさ。

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しかし根津さんも師匠も良かった。
菅田俊さんって良いよねぇ。
めっちゃ怖い演技も哀愁漂う演技も。
全て渋い。声も渋い!!
落語家役の小宮さんも上手い。
そして落語家なのに今回は落語とは無縁のクズ犯人・瀧川鯉斗。
この人、上手いねぇ。
そして暴走族?だったからか、暴行シーンも上手かった。
痛そうやったなぁ、小宮さん。
小宮さんの奥さんで元アイドルは大西結花さん。
途中まで気付かなかったよ。

クズ犯人は・・・極刑もありかなぁ。
根津さんが亡くなっていることで、23年前の事件の実証が難しいから無期懲役かな。
でもホント、叩けば絶対に埃が出てきそう。
他にも何人か殺しているかもしれない。

そして師匠は・・・寄席で高座へ。
実際、人を殺した落語家が寄席に戻ってくることはできないだろうと思う。
はぐれ死みたいなもんでしたけど・・・執行猶予はつかなかったようだし。

今回はそこそこ見応えがあったように思いました。
先週が・・・でしたからね。
にしても今シーズンもあと数話。
そろそろ今シーズン宙ぶらりんにしていることは今シーズン中に解決して欲しいな。

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ゲスト:小宮孝泰 菅田俊 大西結花

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