「相棒18」 第9話 ネタバレ感想~科学者も記者もテロリストと同じ発想だった件

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「檻の中~告発」

あらすじはコチラ→

前編の感想はコチラ→「相棒18」 第8話 ネタバレ感想~前編なんだけど高まりが・・・ない。

亘(反町隆史)は、旧友で週刊誌記者の桝本(山崎樹範)の妻はサルウィンのテロで亡くなった。
使われたのはドローン爆弾。
そのドローン爆弾を作ったのは遠隔操作技術の第一人者である大学教授の皆藤(中村育二)。
皆藤は研究費を捻出するため、成果の一部を医療メーカー・ライフケアテクノロジーに渡していた。
ライフケアテクノロジーはその情報を東亜ダイナミクスに横流ししていた。
東亜ダイナミクスは武器を製造していた。
ライフケアテクノロジーは資金難に陥ったときに東亜ダイナミクスに援助して貰ったので言いなりだった。

右京は研究の乗っ取りを目論む准教授・高瀬佳奈恵(中村優子)がライフケアテクノロジーと手を組んだと思っていたが、ライフケアテクノロジーの三島幸彦(奥田達士)らと組んでいたと思っていたが、高瀬は皆藤と増本を組んでいたのだ。
しかし皆藤教授を檻の中に閉じ込めたかったのは危険から守ってあげたいと思っていたのだ。
高瀬の説得にあたる右京。
皆藤教授はドローン爆弾で死ぬつもりである。
「愛する人を死なせるのですか?」

サルウィン支援スタッフ慰霊式で遺族として挨拶する桝本。
慰霊式のモニターには皆藤教授が映る・
「綺麗な飲み水より武器の方が安く手に入る場所がある・・・。」

告発をLIVE中継する皆藤。
「技術をワタシ研究費を得ていました。
その技術はドローン爆弾に転用された。
コレ(スマホ)さえ数万キロ離れた場所からでも遠隔操作で爆発させることができる・・・・・
その爆弾はテロリストの手に渡り、罪の無い人の命を狙った
そして今このときにもサルウィンで他の紛争地域で人々の命を奪い続ける。
国も東亜ダイナミクスも隠している。」



冠城が桝本を追い詰める。
「お前、自分も死ぬ気だな」
「生きてることに未練はない。」
冠城は桝本のスマホを奪い取り、ドローンは爆発しなかった。

右京も皆藤を止めた。
科学者としての責任を取りたい皆藤。
LIVE中継中に皆藤が死ねばライフケアテクノロジーも東亜ダイナミクスも只では住まないはず。
しかし右京は
「全ての戦争が血を流すことから始まる。」
と言う。
血を流さなければ平和は勝ち取れないと思っている皆藤に物申す。
「あなたがここで諦めてどうするんですか。」

ライフケアテクノロジーと東亜ダイナミクスがテロで使われたドローン爆弾を作ったことが新聞の一面に載る。
東亜ダイナミクスの社長室を訪れた右京と冠城。
開き直る東亜ダイナミクスの社長。



皆藤教授と桝本の発想が、テロリストと同じだった件。
他人は巻き込まないけれど、自爆テロではないか。
血を流さないと平和を勝ち取れない。
ほんま、そんなこと思わないで欲しい。
科学者と新聞記者までテロリストに傾かないで欲しいわ。
ライフケアテクノロジーと東亜ダイナミクスは窮地に陥ったんだから、1年もかけてあんなまどろっこしいことしなくても、普通に告発すれば良かったのに。

どうしてこのお話が前後編になったのかなぁ。
正直、前編もそこまで惹きつけられなかったが、後編もやっぱりなと。
東亜ダイナミクスの社長の声がやたら渋いってことくらいしか印象にない。
もう・・・東亜ダイナミクスの社長は出てこなくて良いよ。
まさか初回の桂川が出てくるとは思わなかったよ。

今年はこれで終わりだから前後編なのかと思っていたら、来週もまだあるんだよ。
なら普通に一話完結にしておけば良かったのに。
ここんとこ珍しく面白い話が続いていたと言うのにさ。

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出演者
杉下右京・・・水谷豊  特命係・警部
冠城亘・・・・反町隆史 特命係・巡査
伊丹憲一・・・川原和久 刑事部捜査一課 刑事・巡査部長
芹沢慶二・・・山中崇史 刑事部捜査一課 刑事・巡査部長
角田六郎・・・山西惇  組織犯罪対策部組織犯罪対策五課 課長・警視
青木年男・・・浅利陽介 特命係
益子桑栄・・・田中隆三 鑑識課・巡査部長
大河内春樹・・神保悟志 警務部 首席監察官・警視正
中園照生・・・小野了  刑事部参事官・警視正
内村完爾・・・片桐竜次 刑事部長・警視長
日下部彌彦・・榎木孝明 法務事務次官
衣笠藤治・・・杉本哲太  警視庁副総監・警視監
社美彌子・・・仲間由紀恵 総務部広報課 課長・警視正
甲斐・・・・・石坂浩二 警察庁長官官房付

ゲスト:中村育二 山崎樹範 中村優子 永野典勝、奥田達士、諌山幸治、森田亜紀

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