「相棒 season 17」第8話 ネタバレ感想~エンパスを見破るオカルト科学者。

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『微笑みの研究』

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事件性がないと見られていた被害者教授の遺体から毒がでたアズリチンが検出された。

犯人は出勤してすぐ教授のコーヒーにスポイドで劇物を入れて殺害。
劇物が発見されないようにするためコップを持ち去った。

大学構内の防犯カメラに、准教授である高野鞠子(冨樫真)

犯人は高野鞠子

カップの部分を拡大すると、アルファベットの羅列があった。
これは殺された教授の好みの配合。←ヘーゼルナッツとかなんとか%とかw
この時間にこの配合でコーヒーを注文したのは殺された教授以外にいなかった。

高野准教授の動機
4年前までは二人は共同研究しており、共著で本を出版していた。
しかし、研究に協力をしてもらっていたIQが高い少女・葵が自殺した。
高野は、葵ちゃんのSOSのサインより、研究を優先して見て見ぬ振りをしていたことを後悔した。

現在の研究対象でIQの高い少女・みほちゃんにも葵ちゃんと同じSOSを感じた。
”彼女は助けなければ。”
何度も被害者に研究を止めるように訴えたが聞き入れて貰えなかった。



研究室で劇薬が盗まれたことを聞きつける高野。
闇サイトで劇薬が売られることを知り入手。
しかし高野は操られていた。

川村里美(佐津川愛美)はエンパス。
人の気持ちに共感する能力を持っていた。
強い殺意を持っていた高野のそばに助手としていた川村。

ついに高野の憎しみの感情に耐えられなくて、高野が教授を殺してくれたら終わらせられると思うようになった。
保管庫に鍵がかかっていないことを知り、急いで劇物を盗んだのも、闇サイトで入手できると知られるように仕向けたのだ。



しかししかししかい。
高野も川村も猪瀬(オクイシュージ)のマウスでしか無かった。
猪瀬の壮大な実験。

川村を採用するときの面接官は猪瀬だった。
猪瀬は川村がエンパスであることに気づき、その川村をを強い憎悪をもつ高野のそばに置いたらどうなるかと言う実験をした。
言い当てられた猪瀬だが、法では裁けないだろうと開き直る。

法的な罪は問えなくても、実験結果を公表することはできない。
世論は許さない。
公表したら、科学者生命は終わる。

「人は実験用のマウスではなりません。
そんなことも気づかないあなたに研究者を名乗る資格などない。
人である資格もない!!」




「星へ行く船」シリーズの森村あゆみちゃんみたいな能力だな。

この小説では「共感」ではなく「同調」って表現されていたような気がする。
このシリーズ大好きでした。
↑は、ワタシが持っているバージョンの表紙。
今は扉絵も変わっているのね。
なんで竹宮恵子さんの挿絵を変えなくても・・・。

エンパスって能力。
知らなかったわ。
こんな能力あるのね・・・。
大変な能力だなぁ。
町を歩いているだけで、人の心の声が聞こえてくるなんて。

だけど、実際のエンパスさんって、他人の気持ちや空気に気がついたり、影響されたりするだけで、心の声を感じることはないみたいですね。
そりゃそうか。
もし人の心の声が瞬時に、しかも複数から聞こえてきたら、生活なんて出来ないもんねぇ。

科学者の倫理が問われるストーリー。
オカルト科学者は、バカだなぁ。
取り返しはつかない。

中国の科学者のニュースがあったからではないんでしょうけどね。
だって、大木さんが出ていたし(涙)
少し前に撮影はしていたんですねぇ。



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冠城亘…………反町隆史 特命係・巡査
月本幸子………鈴木杏樹 花の里・二代目女将
伊丹憲一………川原和久 刑事部捜査一課 刑事・巡査部長
芹沢慶二………山中崇史 刑事部捜査一課 刑事・巡査部長
角田六郎………山西惇  組織犯罪対策部組織犯罪対策五課 課長・警視
青木年男………浅利陽介 特命係
益子桑栄………田中隆三 鑑識課・巡査部長
大河内春樹……神保悟志 警務部 首席監察官・警視正
中園照生………小野了  刑事部参事官・警視正
内村完爾………片桐竜次 刑事部長・警視長
日下部彌彦……榎木孝明 法務事務次官
衣笠藤治………杉本哲太  警視庁副総監・警視監
社美彌子………仲間由紀恵 総務部広報課 課長・警視正
甲斐……………石坂浩二 警察庁長官官房付

ゲスト:佐津川愛美 冨樫真 オクイシュージ





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