『エール』 第99回 感想~久志、レコーディング。

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第99回(第20週)「栄冠は君に輝く」


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裕一は池田に久志のことを相談する。
「もう一度歌を歌って欲しい」
池田は自分で立ち直るしかないと言うが、裕一は
「池田さん説得して下さい。」
池田を久志の元へ。
池田は久志に博打で勝負しようともちかけた。
博打に勝ったのは池田。
智彦の屋台で久志にラーメンをおごらせる。
何しに来たのだと久志に聞かれた池田は
「暇つぶしののぞき見ってとこかな
古山がえらく熱心でな
なんとしても立ち直らせたいって」
池田にはこの年になるまで友人なんていなかった。
人は裏切るし、信用しても仕方ない。
でも・・・裕一は違う。
「一点の曇りもなく、心の底から生涯の友と言い切って、なんとしても助けたいとさ。」

翌日、池田は裕一に歌詞を渡す。
「10倍にして返せっていっとけ。」



歌詞を持って久志の家を訪れた裕一。
「久志、この曲。
コロンブスに話したらすぐにでも録音出来る。」
無表情で部屋の隅に座っている久志
「裕一さんお気持ちはありがたいんですけど、しばらくはそっとしておいていただけますか
体調も万全でもありませんし・・」
音丸が言うが
「いいよ。
歌うよ。」
裕一は大急ぎで作曲、そして録音。

「夜更けの街」の歌詞は今の久志とリンクした。

♪~暗い酒場の ダイスのかげに
ひょいとのぞいた 地獄の顔よ
煙り吹きかけ 笑ってみたが
心さびしや どこかの隅で
すすり泣くよな 胡弓のひびき

録音には鉄男も立ち会った。
喫茶「バンブー」で、裕一と鉄男は久志の歌を絶賛。
バンブーのマスターも今度久志と音丸を連れてきて欲しいと話す。
「福島三羽ガラス」の活躍を期待してくれるバンブー夫妻。



その後、久志を尋ねた裕一と鉄男
そこには藤丸が止めるのも聞かず飲んだくれる久志。
録音したお金が酒を買った久志は
「これでしばらくは遊んで暮らせる。
持つべきものは友だな!」
と笑う。
鉄男と藤丸は立ち去る。
「君も帰れよ。」
「久志はやっぱり歌うべきだ。
”夜更けの街”を聞いて心を揺さぶられた。
あれはお金欲しさで歌ったうたじゃない
魂がこもってた。
僕だってそれくらいわかるよ。
また来る。
何度でも来るから。」

久志のもとを大会本部の大倉(片桐仁)が尋ねてきた。
「栄冠は君に輝く」の歌手に久志を推薦する裕一。
しかし大倉は難色を示す。
作曲家に裕一を推薦したのは大倉だが、その時も上司には反対された。
裕一が戦時歌謡を多く作っていたことが原因だった。
それでもなんとか田の仕込んで起用して貰った。
正直、裕一を推薦するだけ精一杯だった。
しかし裕一は、久志を戦時歌謡の歌い手としてしか捉えられていないのなら尚更久志を推薦すると熱弁。
久志は皆さんが思うより、ずっと優れた歌手だと頭を下げて必死でお願いする裕一。



山崎育三郎の歌はやっぱり良いねぇ。
歌える人をたくさんキャスティングしなければ行けなかったこのドラマ。
誰がどの歌を歌っても批判するひとはいるんでしょうけど、育三郎の歌にケチをつける人はいないはず。
ブランクがあるのに上手すぎるってことくらいかね?
”夜更けの街”は聴いたことがなかった作品ですが・・・。
戦後っぽい歌だな。←浅い感想。
石原裕次郎っぽいな(爆)
渋いしさ、育三郎の声が素敵だしさ。
やさぐれても汚くても歌声がねぇ。
酒焼けもしてなくて・・・ほんまに良かったよ。

それでも久志は立ち直れない。
”暁に祈る”のポスターを見れば”戦犯”という言葉がよみがえる。
歌っていただけで戦犯なのか。
そんな事を言われてなくても久志は充分の後悔しているのにね。

ただの下駄屋だと思っていた藤丸がここまで重要な役になるとは思わなかった。
久志、藤丸を捨てるとかやめてよ!



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主題歌:GReeeeN「星影のエール」

キャスト
古山裕一・・・窪田正孝
古山音・・・・二階堂ふみ
古山華・・・・古川琴音
古山まさ・・・菊池桃子
佐藤久志・・・山崎育三郎
村野鉄男・・・中村蒼
池田二郎・・・北村有起哉
梶取保・・・・野間口 徹
梶取恵・・・・仲 里依紗
関内光子・・・薬師丸ひろ子
関内吟・・・・松井玲奈
関内智彦・・・奥野瑛太
木枯正人・・・野田洋次郎(RADWIMPS)
松坂・・・・・望月歩
藤丸・・・・・井上希美
小山田耕三・・志村けん

語り・・・・・津田健次郎

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