『わろてんか』第58回 感想~落語の邪魔をするナレーション、再び。

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連続テレビ小説 第58回 (第10週)「笑いの神様」

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「わろてんか」/吉田智子 青木邦子

てん(葵わかな)と藤吉(松坂桃李)は食い逃げをしようとしたニセ団吾(北村有起哉)がお夕(中村ゆり)の夫だと知って驚いた。
てんは落語家だというお夕の夫を立ち直らせるため風鳥亭の高座に上げてやろうと藤吉に頼み込むが、団吾(波岡一喜)獲得のことで頭が一杯の藤吉からは色よい返事をもらえない。
万丈目(藤井隆)やキース(大野拓朗)ら古株芸人たちとの団体交渉がついに決裂し、彼らは無期限のストライキに突入。

てんと喧嘩をした籐吉は家に帰りにくい。
そこにやってきた伊能とリリコとで酒を飲みに行くことに。
伊能は今まで歌舞伎の女形が演じていた役を女性に演じさせたいと考えていた。
リリコはその役のオーディションを受けることに。

翌日、ニセ団吾が「崇徳院」を籐吉に聞いてもらう。
途中で団吾が風鳥亭に飛び込んでくる。
それを見たニセ団吾が風鳥亭を飛び出す。
ホンモノ団吾がお夕に
「あの男は見限れ」
と言い放つ。




落語の邪魔をするナレーション!!
「崇徳院」なんて有名な落語をナレーションせんでもええやん。
ってか、この場合、内容なんてわからなくてもいいよねぇ。
途中で高座を降りるんやから、あらすじなんてどうでも良いわ。

いろんなことに腹が立ったけれど、北村有起哉の落語でなんとか持ちこたえた。
彼は声がいいね。

もしも「桂春団治」のドラマを作るなら、彼が主演でもエエね。
あ、立川談志役もデキそうw
とにかく声が良い!
「ちかえもん」の義太夫役も声が良いなぁって思ってたんだよねぇ。
デビュー当時は「二世やからな。」って思っていたけど(苦笑)

団吾とニセ団吾のキャストも逆のほうが良かったかも。
落語家って声が大事。
波岡一喜のハイトーンボイスで落語は・・・。
ってか、この流れでいくと団吾は落語しないかもなぁ。
ニセ団吾のクオリティが高すぎて。

桃李のボソボソ喋りもだけど、ここにきて、「てん」の表情もなぁ。
籐吉を睨みつける表情がすべて一緒。
ちょっと眉間にシワよせて顰め面。
なんか嫌なことがあると、全部コレ。
ちょっと前までは、同じ笑顔で「へぇ」って言ってただけやったけど・・・・。
彼女は表情が一本調子なんだよなぁ。

ふたりとも関西圏出身じゃないからそっちにばかり気が取らて演技ができないのか?
リリコみたいにめちゃくちゃな関西弁でもOKがもらえるんだから、この際表情にも力を入れてほしいなぁって、要求はかなり低レベルよねぇ。
受信料を払っているんだから、もっと高度な要求をしたいわw

ってかさ、関西出身でもなく、落語家でもな北村有起哉があのサラッとなんの気負いもなく落語を披露したんですよ。
今回もヒロインたちは添え物。
ニセ団吾とお夕が主人公にシフトしていったらどうでしゃろ?

んでストライキですけど・・・・。
もう万丈目たちは引退したらどう?
面白くないヤツがストライキして舞台に上がらなくなって、仕事が亡くなったら・・・自分が困るだけよねぇ。
もし面白くなりたいなら、ただでも良いから舞台に出してもらうべき。
安定を求めた時点で芸人をやる資格なし。
不安定な仕事だから・・・と親に生活保護を受けさせる芸人と同じ。
金が欲しいならまっとうな仕事につきなはれ。

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「わろてんか」第1回~第23回の感想はコチラ→
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松たか子 「明日はどこから」

キャスト
ヒロイン 藤岡てん …葵わかな(幼少期…新井美羽)
「北村屋」の若旦那 北村藤吉 …松坂桃李
てんの従兄  武井風太    …濱田岳(幼少期…鈴木福)
伊能薬品社長の息子 伊能栞  …高橋一生
てんの付き女中 トキ    …徳永えり
てんの恋敵 秦野リリコ   …広瀬アリス(幼少期…莉帝)
インテリ芸人 キース    …大野拓朗(幼少期…前田旺志郎)
組むドケチな芸人 アサリ  …前野朋哉
面白くない芸人 万丈目吉蔵 …藤井隆
吉蔵の妻    万丈目歌子…枝元萌
太夫元(たゆうもと)寺ギン…兵動大樹
寄席の元席主 亀井庄助   …内場勝則
お夕            …中村ゆり
月の井団吾         …波岡一喜
月の井団真         …北村有起哉
【語り】…小野文惠(NHKアナウンサー)

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