第7週「女の心は猫の目?」
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寅子と優三は両親に結婚を報告
「結婚? トラと優三くんが?」
「そう。とってもいい案だと思わない?」
寅子は一連の経緯を説明
「いや、その手があったか」
「はるさん?」
「優三さんは、寅子の結婚願望がいわゆる普通のものとは違っていることは理解されていますか?
その上で寅子を嫁に貰うことの旨味ってなんなのかしら?」
「僕の両親は既に他界しております。
僕には家族にはいません。
トラちゃんと猪爪家のみなさんと家族になれることはこれ以上ない旨味です。」
「優三さんはもう家族みたいなもんだし、家族になるのも簡単なんじゃないかしら?」
「あなたは黙っていなさい。
娘はご存じのようにこんな感じです
とんでもない理由で結婚しようとしています。
でも私たち二人にとっては可愛い娘です
いい歳をして子離れ親離れできていない私たちですが
家族共々宜しくお願いします」
直言とはるが頭を下げる。
こうして寅子と優三は婚約。
雲野に報告する。
「月末には届を出そうと・・・」
「結婚式はあげないの?」
写真だけは撮ることにしたと言う。
そして依頼人がやってきた。
「こちらは月末に結婚して佐田になります
猪爪寅子です」
よねは仕事にむかい様子はみていないが、岩井、常磐他は興味津々に見ている。
「宜しくお願いします」
依頼人は寅子に弁護を頼んだ。
婚約効果は定かではないが、寅子は初めての依頼を受けることになった。
寅子の法廷デビュー
自分の為、去って行った仲間達のためにここまでたどり着いた。
おの思いで裁判にむかう寅子
傍聴席にはよねと笹山が泣いている。
裁判のあと、笹山は寅子の結婚、法廷デビューに熱くなる笹山
「おいちゃん、もう思い残すことはない。
ご時世柄、米もネタも入ってこなくて。
笹寿司を畳んで田舎に帰ろう
特上寿司、お家に届けたかったんだけど
トラちゃん、幸せになるんだよ」
去って行く笹山。
頭を下げて笹山を見送る寅子
よねを振り返る
「紙切れ一枚でこれだけよくなるなら結婚も悪くないわね。
もしかしてよねさんも結婚には愛が必要だと思う?」
「結婚自体はくだらない制度だと思っている。
ただ本当に社会的地位が必要ってことだけで婚姻関係が続けられるかどうかは疑問だ」
「私と優三さんは問題ないわ。優三さんはとっても良い人だし、そんなこと・・・」
「逃げ道を手に入れると人間、弱くなるもんだぞ」
「逃げ道じゃないんだってこの結婚は」
よねが去って行く
結婚式代わりの家族写真撮影が行われる。
弟も帰省
晴れて寅子は猪爪寅子改め佐田寅子となった。
そして結婚初夜
「お父さんもお母さんもとても嬉しそうでしたね」
「そう?
全く泣けないとぼやいていたけど。
じゃ、寝ましょうか。」
枕元のランプに同時に手を伸ばし、寅子は手を引っ込める
「そんな緊張しなくてもトラちゃんには指一本触れたりしないから。」
「そう?そうよね。ごめんなさい」
「うん。
まあ僕はずっと好きだったんだけどね。
トラちゃんが。」
うとうとしている寅子
「そう」
「おやすみなさい」
「おやすみ・・・」
寅子の目がギラリと開く
「え?
今、私のことが好きだって。」
起き上がって優三を見るがすでにいびきをかいて寝ている
「起きて下さい。
今、おっしゃったこと。
私がずっと好きだったっていうのはホントですか」
「話すつもりはなかったんだけどつい口から
僕はね自分が高等試験に落ちたことで、トラちゃんにこの思いを告げることはないだろうと思っていたんだ
でもお父さんからお見合いの事を聞いて。
誰でも良いなら当たって砕けろって
だからご心配なく
トラちゃんに見返りを求めたりしないから。
今まで通り書生の優三さんとして接してくれて構わないから
じゃあ今度こそおやすみなさい」
布団に寝る優三
「あ、電気消しますね」
すでに寝落ちしている優三
寅子を結婚をした昭和16年11月
その翌月、日本は真珠湾攻撃
アメリカ、イギリスと戦争が始まる
寅子はもう少し人の感情に敏感かと思っていたけど。
恋愛ごとになるとからっきし鈍感なのは朝ドラヒロインとして当然ってことでしょうか。
優三に対しては、家族とか兄に近い感情だったんだろうけど。
それにしてもよ。
それにしてももう少し寄り添ってあげてよ。
優三は親兄弟もいない。
猪爪家と家族になれるなら・・・。
その気持ちはわかるかも。
直言とはるだって、優三のような好人物が婿ならなんの心配もいらない。
ただ・・・寅子がねw
直言が言うように、昔から違いを思いやって・・・ってターンが一番良かったな。
社会的地位を得るための結婚に優三さん以上にお相手にふさわしい人はいない。
けれど、社会的地位以外でも優三が結婚相手にふさわしい。
それには来週気付いてくれそう(苦笑)
予告はとても辛そうなシーンもあったし。
よねに軽蔑されるそうだし。
それでも優三が大切な人なのは、優三が優しいというだけでなく、伴侶として必要だと気付いてくれるだろう。
そう願いたい。
今日は、寅子、「優三さんは優しい」この一辺倒。
優しい以外にも優三の良いところはあるでしょうに(苦笑)
ずっと生活を共にして、「優しい」だけじゃさ。
優三も浮かばれないよw
ブギウギの感想はコチラ→☆
主題歌 – 米津玄師「さよーならまたいつか!」
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キャスト
猪爪寅子(伊藤沙莉)
猪爪はる(石田ゆり子)
猪爪直言(岡部たかし)
猪爪直道(上川周作)
猪爪直明(三山凌輝/子役:永瀬矢紘)
米谷花江(森田望智)
佐田優三(仲野太賀)
山田よね(土居志央梨)
大庭梅子(平岩紙)
徹男(飯田基祐)
轟太一(戸塚純貴)
花岡悟(岩田剛典)
笹山(田中要次)
桂場等一郎(松山ケンイチ)
穂高重親(小林薫)
雲野六郎(塚地武雅)
語り – 尾野真千子
コメント
初めてとらちゃんにモヤモヤしたターン。
社会的地位のための結婚はよしとして、彼を選んじゃだめだよ。
鈍感にもほどがある。
そんなので、心の機微のわかる弁護士になれるのかーー。花岡を責められないぞ!
でもまぁ、ヒロインにムカついたのはこのドラマでは初めてなんで、よしとするかぁ。
sakiさん、コメントありがとうございます。
社会的地位のための結婚を遂行するとは思わなかったです。
でも、幸せな結婚になりそうなんで、良かったかなぁ。
二人お似合いなんで、来週にはなくてもならない相手になりそうですね。
でも戦争・・・。
ついに言いましたね、優三さんw
しかし寝るのが早いww のび太!のび太並に早いのよww
そして戦争の足音が…
おっちゃんの退場もとても寂しかったけど、
優三さん、そしてお兄ちゃん(「俺にはわかる!」が初めて当たった??笑)大丈夫でしょうか💦
写真を手に泣き崩れる寅子。
まさか徴兵じゃないよね💦
って心配しております…
じっくり逃げ恥パターンみたいのに、その時間は無いのかもしれない💦💦
で、戦時下で庶民の生活が厳しくなってくると
訴えたり訴えられたり?
日常の弁護士さんのお仕事って、果たしてあるの??ってのも、気になりますね…
ミートゥさん、コメントありがとうございます。
優三さん、胃腸が悪いわりには眠りに落ちるスピードは速いですねw
そして戦争。
おいちゃんは徴兵にとられないだろうけど、優三さんとお兄さん、轟だってどうでしょうか。
ちょっと心配ではあります。
お父さんの工場もちょっと心配・・・。
逃げ恥ターンは超高速でお願いしたいですね
生きて行くだけで精一杯のこの時代・・・何週あるんですかね。
辛いです・・・