第22週 「オーギョーチ」
ドラマガイド
あらすじはコチラ→☆
岩崎の推薦で万太郎が学術研究員として台湾に行くことになった。
なぜ岩崎が万太郎と知り合いなのか気になる細田
「ノジギクを通して助けて貰った」
と聞き、なんで？と細田。
万太郎は台湾の言葉を勉強したいので時間が欲しいと言うが、軍人の恩田は
「調査団では日本の言葉を使うように
ピストルを購入して下さい。」
と言う。
万太郎は地域によって植物の呼び名は違うのだから言葉は大切というが、恩田は反発。
「これは国力増強のための調査
国益となる植物はしっかり調査して下さい」
恩田が出て行く
里中が万太郎に声をかける
「槙野君、世の中が変わってね
戦争による好景気。
研究費に金を使えるのは良いが、その分国のために働けといわれる
どうする？槙野君
おりても良いよ
だが私は君を選びたい。どうかね？」
「わかりました。
お引き受けいたします。」
「良かった。では結成式でね。」
里中も出て行き、徳永が万太郎に念を押す
「槙野。これだけは言っておく。
今は軍人には楯を突くな
今、お前は個人じゃない
帝国大学の人間だ」
細田も万太郎に釘を刺す
「留学先で日本人がどれだけ惨めか
国が力をつけて初めて俺たちの立場も変わるんだ」
とにかく成果を上げなければいけないのだ。
廊下を行く万太郎
研究室に波多野と野宮を見る。
2人は楽しそうに銀杏の実を分解していた。
2人は3年も銀杏を観察して、銀杏の生殖の仕組みだいたいわかってきたという。
波多野は銀杏の木の受粉の話をする
そしてこうしていると昔懐中時計を分解したことを思い出すと笑う。
万太郎も「わしもやった」と笑う。
「藤丸もやったかな？」
「藤丸さんはじっとながめていそうですね」
と野宮が笑う。
おしゃべりしながら楽しそうに作業をする波多野と野宮←ストップモーション
長屋に戻る万太郎は本をひろげ台湾語を勉強する
井戸端のあじさいを見る
夜遅く寿恵子が戻る。
縁側に腰掛けた2人。
万太郎は台湾調査団の話をする
「軍からピストルを買えと言われた
わしは軍の命令には反するけんど、持って行かんとこうと思っている
寿恵ちゃんもそれでええやろ？」
「その調査、行かなきゃならないんですよね」
里中先生が推薦してくれた。
調査には行きたい。
国の利益の為に働くよりありのままの台湾の植物を見ているほうが大切だと思っている。
「そういえばロシアにも行こうとしてましたね
あの時もロシアの人もこの月を見ているんだなって思っていた」
「寿恵ちゃんはロシアにもきっと長屋があると笑ってくれた」
きっと台湾にも月は出て長屋がある
「わしが知らん植物
南国の植物の源も･･･」
「わかりました
ピストルは持っていかないで下さい
でもせめて別のものは持って行って下さい」
ピストルの代わりに「日本植物志図譜」をお守りに持たせ、台湾へと送り出す寿恵子。
1896年 万太郎は台湾に旅立つ
神戸から船で出発
3日かけて基隆の港につく
そこで紹介されたのは現地のジーミン。
台湾語で挨拶をすると「日本語で話すように」と軍人に言われてしまう。
基隆から台湾縦断の調査を始めた
しかしジーミンには笑顔はなく･･･
国の仕事で台湾に渡るのになんでピストルは支給されないんだよ。
それに学者である人にピストルを持たせたところで、撃てないでしょうに。
意味がないような気がする。
この調査団で万太郎にどれくらいの収入があるのか･･･。
徳永も細田もドイツの留学は苦しかったんだなぁ。
未だにドイツは黄色人種が好きではないと聞くし。
どこにいても差別はあるだろうけど･･･。
案内人のあの表情が気になるし。
調査団で成果を上げられなければ･･･万太郎はまた東大から追い出されるのではないかと心配だし･･･。
なんだかなぁ。
「日本植物志図譜」が何の役に立つのだろうか。
持たせたからには意味があるだろう。
そこらへんは楽しみなんだけど･･･。
軍や学閥に翻弄されていく万太郎は切ない。
らんまんの感想はコチラ→☆
主題歌 – あいみょん「愛の花」
読んでいただいてありがとうございます。
ランキングに参加しています。
応援して頂けると嬉しいです。
キャスト
槙野万太郎（神木隆之介/幼少期：森優理斗/小林優仁）
槙野寿恵子（浜辺美波）
徳永政市（田中哲司）
田邊彰久（要潤）
野田基善（田辺誠一）
里中芳生（いとうせいこう）
江口りん（安藤玉恵）
牛久亭九兵衛(西田隆)
大窪昭三郎（今野浩喜)
波多野泰久（前原滉)
藤丸次郎（前原瑞樹)
細田晃助（渋谷謙人)
大畑イチ（鶴田真由）
大畑義平（奥田瑛二）
広瀬佑一郎（中村蒼）
岩崎弥之助（皆川猿時）
槙野綾（佐久間由衣）
槙野竹雄（志尊淳）
槙野ヒサ（広末涼子）
槙野タキ（松坂慶子）
【語り】宮﨑あおい
コメント