第18週 「ヒメスミレ」
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万太郎は博物館の野田と里中の元を訪れた
田邊を怒らせてしまった経緯を話し、取りなして貰えないかと願うも、田邊が図鑑を刊行すると決めたのなら国費を使うことになる。
大学と博物館は協力関係にあることから博物館で研究を許すこともできない。
しかし万太郎の友として、万太郎のことが大好きだ。
そして才能も認めている。
万太郎のことを応援したい。
マキシモヴィッチ博士も万太郎のことを大変評価している。
研究者同士は繋がっている。
マキシモヴィッチ博士のところには日本のみならずアジアの標本もたくさんある。
万太郎は寿恵子が身重だと丁寧に断る。
「槙野くん。辞めるなよ」
帰宅するとマキシモヴィッチ博士からの手紙が届いていた。
ムジナモの論文を評価したマキシモヴィッチ博士。
万太郎の論文は世界で発表されることになる。
喜ぶ万太郎と寿恵子。
そして万太郎は土下座してロシアに行きたいと寿恵子に頼む。
マキシモヴィッチ博士のところにはまだ日本人が行っていない。
博士のもとで研究がしたい。
寿恵子は万太郎を認めてくれる人のもとで研究するべきだと賛成した。
園子のことを気にする万太郎だが、ロシアにも子供はいると笑う寿恵子
しかし約束をして欲しいことがある。
「1つ目 この子はここで産ませて。」
長屋のみんながいたおかげで園子を安心して産むことができた。
腹の子もここで産みたい。
「2つめ おっかさんに会ってもいい?」
「もちろんじゃ!園ちゃんも園ちゃんの弟か妹にも会って貰おう!!」
「3つ目 私たちを離さないで。」
言葉がわからないから知らない場所で放り出されたらとっても困ります。
私にはあなたしかいません。
何があっても離さないで下さい。
万太郎と寿恵子はロシアに行く決心をした。
ロシアへ!その渡航費は!?
ま、とにかくお金のことが気になってしまう。
マキシモヴィッチ博士が払ってくれないかなぁ。
しかしマキシモヴィッチ博士だって貧乏研究者かもしれないしw
このように優秀な研究者が海外に流れることになるかもしれないってのは、現代になっても変わらないよね。
日本では評価されても会社が全部横取りして、結局は海外に行ってしまう。
ノーベル賞級の発見をしても、日本でもただのサラリーマン。
しょうもない学閥により才能が潰されてしまう。
田邊教授の人となりは充分に描いたことで、主人公だけが正しいのではない。
田邊教授にもそれなりの葛藤があったことで、一方的な悪者にはならずにすんだ。
しかし、田邊教授は『虫けら』発言もあったからね。
彼もまた非常に優秀な人材だとは思うが、人を育てることには向いていないんだよな。万太郎に対する発言は完全に嫉妬だ。
彼のもとで勉強する学生はとても押さえ込まれている。
藤丸も潰れそうになってしまった。
そこが問題。
そこが博物館の先生たちとは違うところ。
地位や名誉は田邊のほうが上からもしれないが、後進を育てる才能は博物館の先生たちのほうがあるかも。
人を認めることができる人は育てるのも上手なんだよね。
そして美作ね。
学閥にこだわる田邊だけど、違う派閥の美作に足を引っ張られるフラグも立ってるし。
そういうのを理解出来ない無知な万太郎が「らんまん」なのか、それとも「ごうまん」なのか。
それは見る人次第で印象が変わるんだよね。
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キャスト
槙野万太郎(神木隆之介/幼少期:森優理斗/小林優仁)
槙野寿恵子(浜辺美波)
徳永政市(田中哲司)
田邊彰久(要潤)
広瀬佑一郎(中村蒼)
野田基善(田辺誠一)
里中芳生(いとうせいこう)
伊藤孝光(落合モトキ)
倉木隼人(大東駿介)
倉木えい(成海璃子)
及川福治(池田鉄洋)
江口りん(安藤玉恵)
堀井丈之助(山脇辰哉)
大窪昭三郎(今野浩喜)
波多野泰久(前原滉)
藤丸次郎(前原瑞樹)
細田晃助(渋谷謙人)
岩下定春(河井克夫)
前田孝二郎(阿部亮平)
宮本晋平(山根和馬)
大畑佳代(田村芽実)
大畑イチ(鶴田真由)
大畑義平(奥田瑛二)
槙野綾(佐久間由衣)
槙野竹雄(志尊淳)
槙野ヒサ(広末涼子)
槙野タキ(松坂慶子)
【語り】宮﨑あおい
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