「らんまん」 第76話 ネタバレ 感想~戸隠草は破門草

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第16週 「コオロギラン」


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万太郎と大窪が「日本植物学図譜」でヤマトグサを発表。
これにより万太郎は植物学者として認められることになった。

ケンブリッジ大学に留学中の伊藤孝光がイギリスの雑誌で戸隠草を新属として発表。
学会誌を見た万太郎、波多野、藤丸も衝撃を受けているところに徳丸と大窪もやってきた。
留学前に伊藤と話した万太郎は「戸隠草にこだわっていたようだ」と話す。
九幕時代の小野蘭山

絵安産の名をかんしと額装は渡さない伊藤家の執念を感じる。
田邊はもうおおし
伊藤は戸隠草への執念はすごかった。
伊藤家の執念を感じる。


徳永、大窪、波多野は新種の発表は一刻を争うので、言って負ければそれで終わりだと言う。
徳永は万太郎がヤマトグサを発表していたのでなんとか植物学教室の面目は保たれたと。
「運が良かっただけ」だと万太郎。
「教授は運がなかった」と波多野
「こういうのって仕方なかったで済ませるんですか?」
採集旅行に行って、研究に研究を重ねているのにこんなことって
世界にはこんなに執念深い人が・・・
「よく平気ですね」
「やられたらやり返すしかない」
と大窪。
波多野は
「伊藤さんもバカだと思うよ。
こんなやり方したら先がない。」
植物学のめぼしいところで伊藤を受け入れるところはない。
受け入れたら東京大学に敵対するということだ
ケンブリッジに留学したのに、家に閉じこもるか、遠くの中学に行くことくらいだ。
「一生棒に振ってでも発表したかったのだろう」
と大窪

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なぜそんなに新種発表にこだわるのか・・・
「花は花じゃないか!」
と藤丸。
「お前は世界を相手にしてないだろう」
と大窪に言われるもののここにいたらそんなことは言ってられないと藤丸。
雑誌だって牛鍋屋ではしゃいでいただけ。
「ここだってもう世界の最前線じゃないですか」
「僕たちはそれを目指してきただんだろう」
「明日全てが無駄になるかもしれない
こんなの心が持つんですか?」
教室を出ようとする藤丸の背中に徳永が話しかける
「やるんだよ。それでも。
ここは一人一人が自分と戦う戦場だ
他人がどれだけ成果を出そうが
心を揺らさずやるしかない
藤丸、論文は書けよ。
じゃないと落第だ
出て行く藤丸

「あいつは精神が弱い」
と大窪
「藤丸は弱い。
だから変わらないと。
僕たちはもう4年だ。
卒業したら学者してたら巣立つ
こんなのは研究してたらよくあることだ
慣れないとかけてきた時間も無駄にすることになる。
競い続けるしかない」
徳永と大窪は田邊の部屋に向かう。
万太郎は廊下にでて庭を見る
ウサギを膝に抱き草を食べさせている藤丸

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田邊が帰宅すると門で聡子が待っている。
聡子は女中より先に旦那様に「おかえりなさい」を言いたい。
「聡子はシダに似ているのかもしれない」
「”シダは花も坂化せず種も作らない”
と旦那様おっしゃいましたね。
子は産めます
前の奥様にはかないませんが。」
得がたいと言ったんだ。
私ははお前の静けさを愛しているんだ。」
「お仕事で何かあったのですか?」
「言ってもわからないだろ?」
「はい。わかりません。
申し訳ありません。」
「それで良い」

万太郎が十徳長屋に帰宅。
すると寿恵子が横になっていた。
心配する万太郎

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植物学に限らず研究者は大変だな。
成果を出さなければ追い詰められる。
だから追い詰められてねつ造してしまう人もいるし。
予算がなくなってしまうこともある。
しかも研究者たちの賃金は高いとは言えない。
今の万太郎のように、研究したければ助手のような賃金で。
身銭を切らないといけないし。
研究成果をあげたらあげたで、それは教室の名誉。
なんだかなぁ。

藤丸がウサギに癒やされているのはよくわかるよ。
とうふとおもちと・・・ユキ?
3羽いるのかな?
あれ?増えた?

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今日は、ちょっとばかり説明台詞も多かったけど、それは朝ドラとして当然のことだ。
戸隠草についていろんな角度からの意見を突き合わせていたように思う。
留学した伊藤が帰ってきてももう場所はない。
戸隠草は破門草って言われている経緯が描かれていた。
伊藤はそうまでしても伊藤の名前を残し、こだわっていたのだから、日本で植物学を勉強できなくても良いんだな。
それはそれで信念を感じる。
見る人によっては執念と思うかもしれないけれど。
田邊は・・・どうすんのかなぁ。
人に当たり散らすのが常の田邊だけど・・・。
家人には当たらないだけマシか。
そう思うと徳永、大窪、藤丸の顔が気にくわないからあたり散らかしているのかって思っちゃうねぇ(苦笑)

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主題歌 – あいみょん「愛の花」

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キャスト
槙野万太郎(神木隆之介/幼少期:森優理斗/小林優仁)
槙野寿恵子(浜辺美波)
徳永政市(田中哲司)
田邊彰久(要潤)
広瀬佑一郎(中村蒼)
野田基善(田辺誠一)
里中芳生(いとうせいこう)
伊藤孝光(落合モトキ)
倉木隼人(大東駿介)
倉木えい(成海璃子)
及川福治(池田鉄洋)
江口りん(安藤玉恵)
堀井丈之助(山脇辰哉)
大窪昭三郎(今野浩喜)
波多野泰久(前原滉)
藤丸次郎(前原瑞樹)
細田晃助(渋谷謙人)
岩下定春(河井克夫)
前田孝二郎(阿部亮平)
宮本晋平(山根和馬)
大畑佳代(田村芽実)
大畑イチ(鶴田真由)
大畑義平(奥田瑛二)
槙野綾(佐久間由衣)
槙野竹雄(志尊淳)
槙野ヒサ(広末涼子)
槙野タキ(松坂慶子)

【語り】宮﨑あおい

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