「らんまん」 第62話 ネタバレ 感想~綾は竹雄の女神。すべりこみ土下座の万太郎

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第13週 「ヤマザクラ」


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綾と竹雄は酒屋の組合を作ろうと奔走するも、誰からも相手にされない。
峰屋は今まで殿様に可愛がられてきたくせに
行かず後家の美しい綾を峰屋ごと買うたろうか
蔵は男の職場、女がウロウロしたら汚れる
峰屋以外となら組合を作ってもよい

綾は寝っ転がり悔しがる。
「竹雄、夫婦になろうか」
竹雄はキッパリ断る。
今の綾でなければ欲しい言葉だが、今の綾なら嫌だ。
「あんなアホに揺さぶられる」なんてアホらしい。
ろくなヤツはいなかったのだ。
「はっきりいうとく。
あんたは呪いじゃない。
あんたは祝いじゃ
酒蔵におる女神
峰屋の祝いの女神じゃ」
峰乃月がうまいうまいと笑って飲んでいたら良いのだ。
「それじゃ、ただの飲んだくれじゃ」
「そうじゃあ、飲んだくれの女神じゃ
わしはそういう女神様に欲しがられたいがじゃ」
「竹雄、面倒臭いき」
竹雄の手に触れる綾
二人の顔が重なる

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夜、峰屋

寿恵子が顕微鏡を覗く万太郎に声をかける。
夕飯に万太郎が来なかったのだ。
「お夕飯終わってしまいしたよ。
何度もお声がけしました
ご研究はわかりますけど・・・」
万太郎は意に介さない。
来ないとわかったら、先に食べる。
小さいころからそうだった。
「じゃ、万太郎さんはいつ食べるの?」
桜の病を治したい。
夕飯をとったら、頭の中が止まってしまう。
自分は植物の名を明かすことはできるが、病のことはわからない
目に見えない病を治さなければ肝心な時に自分が使い物にならない。
役立ちたいのだ。
「焦ってる
構わんといてくれんか」
「今日は私も作ったのに・・・」
寿恵子がランプを動かす
「寿恵子さん!
頼む!今は邪魔じゃき」
しばらくたって顕微鏡から顔を上げる万太郎
寿恵子はもういない
畳の上に竹の皮に筒待った山椒餅があった。

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屋敷内を走り回り寿恵子を探す万太郎。
蔵の前の中庭に寿恵子、竹雄、綾を見つける
研究が忙しくても食事だけは取れと竹雄も寿恵子と同じことを何遍も言うた。
あと万太郎は忙しくなれば食べることだけではなく、寝ることも削る
「私、一人で食べた事ないんです」
夕飯はいつも母と一緒。
喧嘩した時もご飯だけは必ず一緒に食べていた。
二人だけの家族
「家族になるんです。
万太郎さんも私も家を出て。
二人きりになる
幸せな家にしたいのに
なのに万太郎さん邪魔だって
私のこと邪魔だって・・・」
万太郎が陰から滑り込み土下座
「寿恵子さん!すまん!すまんき」
「バカ万太郎!このバカ!」
綾が万太郎の頭を小突く
「何が邪魔や。どの口が言うてる!」
竹雄も応戦
「申し訳ない
わしが幸せにするき
いろいろふがいのうて。ほんまにほんまに申し訳ない!」
「振り返ってくれないのはあんまりです
草花の道。私も一緒に行くって言いました
もう二度と「邪魔」なんていわないで
二人で一緒にやっていくんでしょ」
「はい!
寿恵子さん山椒餅ありがとう」
笑う寿恵子
「明日行こうか。
横倉山へ」
竹雄が言うと寿恵子の目が輝く

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今日は素晴らしい内容でしたな。
上品に描いた夫婦の姿・・・ってところでしょうかw

綾と竹雄のキスシーンもロングアングルで良かったね。
綾のことは「綾様」と呼びながらも、敬語ではなく。
綾からのプロポーズも断る。
竹雄の気概を感じましたね。
綾はやっぱり酒蔵の仕事をするには、女が足かせになってしまう。
ホントに。ホントに気の毒。
今の酒造りだって、まだまだ男の職場って感じがするもんね。
でも峰屋にとっても竹雄にとっても綾は女神なんだ。

綾を愛人にしようとした酒蔵のジジイは別として、他の酒蔵の言い分は少しわかる。
まぁ、嫉妬もするだろうし。
もしくは・・・闇酒で潤っているのか。
竹雄と綾が結ばれても、このまま峰屋が安泰にならないのはわかっているし。
簡単なことではないからこそ、二人にはどうなっても幸せになって欲しい。

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万太郎は・・・もう!
せっかく寿恵子が作った料理を!!
結婚前に寿恵子の味方がおるときにわかって良かったでw
綾も竹雄も寿恵子の味方w
最後の植物の絵、志尊淳28才のだったんですが。
万太郎とのバディも終わるのね。
今週は寿恵子への引き継ぎ完了しそうです。
しっかり描かれそう。
万太郎は周りの人を巻き込み支えられ生きて行くのね。

竹雄×綾
万太郎×寿恵子
二人とも相手の言いなりにならないところが良いね。
主従関係が取り払われた。
竹雄が「綾様」から「綾」になるのも時間の問題。
しかし竹雄パパや竹雄ママが「綾」とは呼べないだろうなw
そこも楽しみだ。

万太郎のわがままをどうやって寿恵子が手のひらで転がすかも見物。
竹雄と綾は対等でいられるだろうが、万太郎と寿恵子は寿恵子が上かも(爆)

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主題歌 – あいみょん「愛の花」

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キャスト
槙野万太郎(神木隆之介/幼少期:森優理斗/小林優仁)
西村寿恵子(浜辺美波)
竹雄(志尊淳)
広瀬佑一郎(中村蒼)
西村まつ(牧瀬里穂)
笠崎みえ(宮澤エマ)
野田基善(田辺誠一)
里中芳生(いとうせいこう)
阿部文太(池内万作)
倉木隼人(大東駿介)
倉木えい(成海璃子)
及川福治(池田鉄洋)
江口りん(安藤玉恵)
堀井丈之助(山脇辰哉)
大窪昭三郎(今野浩喜)
波多野泰久(前原滉)
藤丸次郎(前原瑞樹)
細田晃助(渋谷謙人)
徳永政市(田中哲司)
田邊彰久(要潤)
高藤雅修(伊礼彼方)
岩下定春(河井克夫)
前田孝二郎(阿部亮平)
宮本晋平(山根和馬)
大畑佳代(田村芽実)
大畑イチ(鶴田真由)
大畑義平(奥田瑛二)
槙野綾(佐久間由衣)
槙野ヒサ(広末涼子)
槙野タキ(松坂慶子)

【語り】宮﨑あおい

コメント

  1. ミートゥ より:

    あぁ、ついに竹雄の愛が、柴犬竹雄の愛が報われましたねー。
    綾様にかける竹雄の言葉は、惚れてまうやろ案件だったので、ホント良かった!!

    で、今回は2人に持ってかれたかな?と思ってたら。ちゃんとラストは主人公夫婦のお話。「らんまん」は男性と女性の描き方が良いですよね。それぞれの生き方、在り方、台詞がリアルなとこもありつつ美しい。
    おすえちゃんが万太郎の為に料理しているシーンはひとつも入れてないのに、健気なおすえちゃんの心がひしひしと伝わってくる流れと演出も良かったです。

    • tarotaro tarotaro より:

      ミートゥさん、コメントありがとうございます。

      竹雄、見た目も中身もかっこ良いですね。
      年齢的には3人の中で一番上なんでしょうか。
      なんにせよ、綾様と・・・。

      寿恵子の可愛い「あんまりです!」もニヤニヤしちゃいましたw
      本当に、明治のお話なんですが、今も響く台詞が多いです。
      そしてみんな美しくて可愛くて切なくて。
      変にアバンがないところも好きです。
      主人公の思い通りにはならないんだろうなっていうところも。