第12週 「マルバマンネングサ」
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タキは医師の鉄寛に万太郎の子供、ひ孫の顔を見たくなった。
どんな治療でもするので治して欲しいと伝えるが、難しいと言われてしまう。
しかし気力は病を助けることもある。
今まで峰屋に尽くして来たのだから、万太郎に東京ではなく側にて欲しいと伝えて見たらどうかと言われる。
万太郎は寿恵子と小学校や寺を見に行く。
そこでバイカオウレンを見つける。
「想像よりもっと可愛い。
白い光の粒みたい。」
この花が万太郎の母が好きだった
回想
「寿恵子さん
わし、父様のこと全くしらんのじゃ
わしが生まれる前に亡うっなった
ほんじゃき
母様と父様を恋しいと思うこともあった
寿恵子さん、わしと家族になってくれてありがとう」
微笑む寿恵子
「あのね
私ね気付いたことがあるの
万太郎さん、子供お好きでしょう」
小学校でお勉強を子供達に教えていた時も嬉しそうだった。
「万太郎さんが父親になったら
あんな優しい顔で子供達を見るのかなって考えてました。
佐川はで家族になりましょうか？」
「それは佐川で暮らすということじゃろうか
それじゃと大学で研究できんき」
「でも土佐の植物から図鑑になさるんでしょう？
小学校の先生をしながら植物採集なさったら？
いいですよ。私は。
佐川が好きです」
峰屋に戻ると東京から万太郎に手紙が届いていた。
万太郎は叫び手紙を見る。
横文字で書かれている手紙を読む万太郎
横から竹雄と寿恵子ものぞく。
そこにはマキシモヴィッチ博士からの手紙の内容が書かれていた。
土佐のFloraをまとめた万太郎は評価されていた。
戸隠草が新種として学会に報告される。
追加で花の標本を送って欲しい
そして
「マルバマンネングサが新種の植物じゃと認められた！」
マルバマンネングサはマキシモヴィッチによって学名がつけられていた
「Sedum makinoi ; Maxim（セドゥム・マキノイ・マクシム）」
マクシムはマキシモヴィッチの名前。
「マキノイは･･･槙野じゃ！」
3人で飛び跳ねて喜ぶ
「万太郎おめでとう」
「おめでとうございます」
この知らせは日本の植物学会に一大波乱を起こす。
万太郎はマルバンマンネングサを描きタキに見せる
「この花は覚えている」
幼い万太郎が「黄色い星みたいじゃ」と花のことを形容していた。
「昼間に咲く星じゃね」
とタキが答えた。
「あの花が
おまんの名がついて、世界に出て行き羽ばたく
ふじに仙石屋を呼ぶように言うてきて
早よう祝言を挙げて一日も早よう東京に戻り
草の道が海のむこうにもつながっちゅうがじゃろう？
さっさと戻り」
セドゥム・マキノイ・マクシムか～。
マルバンマンネングサなら、我が庭にもやってくる。
黄色の花が咲きます。
湿気が好きなのか陽当たりがあまりよくないところにぶわ～～～っと。
根が張らないので抜きやすいですが。
いや･･･ま･･･雑草として扱っておりますｗ
田邊も戸隠草が新種とされたことに大喜び。
しかしこの戸隠草は破門草と呼ばれるいわく付きのものなんで･･･これ、またあとで出てくるのかな。
今日も松坂慶子様は尊かった。
「そばにいてほしい」ではなく、東京へと背中を押す。
万太郎の子供を抱きたいか。
そうか。
綾の花嫁姿も見たいって言って欲しかったけどｗ
万太郎が東京に行き、病気がちになり、床に伏せっていることも多くなった。
万太郎が寿恵子を連れて帰ってきた。
その先が見たい。
幸せの続きをもっと見守りたい。
この世に未練が残ってしまう。
いつも強いおばあちゃん。
鉄寛先生にだけは涙を見せてしまう。
来週は祝言を見られるのね。
タキさん、その時は万太郎に涙を見せて良いからね。
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主題歌 – あいみょん「愛の花」
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キャスト
槙野万太郎（神木隆之介/幼少期：森優理斗/小林優仁）
西村寿恵子（浜辺美波）
竹雄（志尊淳）
広瀬佑一郎（中村蒼）
西村まつ（牧瀬里穂）
笠崎みえ（宮澤エマ）
野田基善（田辺誠一）
里中芳生（いとうせいこう）
阿部文太（池内万作）
倉木隼人（大東駿介）
倉木えい（成海璃子）
及川福治（池田鉄洋）
江口りん（安藤玉恵）
堀井丈之助（山脇辰哉）
大窪昭三郎（今野浩喜)
波多野泰久（前原滉)
藤丸次郎（前原瑞樹)
細田晃助（渋谷謙人)
徳永政市（田中哲司）
田邊彰久（要潤）
高藤雅修（伊礼彼方）
岩下定春（河井克夫)
前田孝二郎（阿部亮平)
宮本晋平（山根和馬)
大畑佳代（田村芽実）
大畑イチ（鶴田真由）
大畑義平（奥田瑛二）
槙野綾（佐久間由衣）
槙野ヒサ（広末涼子）
槙野タキ（松坂慶子）
【語り】宮﨑あおい
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