「Aではない君と」 ネタバレ感想~心を殺すより肉体を殺すほうが罪は重い。

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「Aではない君と」

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前半は、加害者を息子に持った佐藤浩市の苦悩。
翼との親子関係は良好だったと思っていたが、現実を知る。
翼は何も話てはくれない。
しかし翼が犯人であることは揺るぎない事実だった。
はじめは翼の罪を軽くするために奔走していたが、やっと事実が見えてくる。

翼は殺害した優斗からいじめられていた。
毎日のように「裁判ごっこ」をさせられ、翼は被告役。
優斗は弁護士役。
判決は常に有罪。
罰として学校で器物を壊すなどのいたずらをさせられていた。

翼を一緒にいじめていた生徒らも、いじめの事実を認めた。
事件現場から猫とハムスターの骨と優斗の携帯が見付かった。
優斗の携帯には、翼が泣きながら愛猫・ペロを殺している映像が残っていた。

イジメの原因は、家庭環境が似ていた翼と仲間意識を持っていた優斗が、佐藤浩市と翼が遊園地で楽しく会っていた姿を見られたことだった。

翼に裏切られたと思った優斗に「死んでやる!」と言われた翼は、優斗が1番大事だからやめてくれと説得した。
しかし優斗は、翼の愛猫・ペロを殺したら許すと言ったのだ。
優斗に従わなければ、ペロを殺した動画を佐藤浩市に送ると脅された。


その後、エスカレートするイジメ。
優斗が買ってきたハムスターを殺す事を強要される。
翼のSOS万引きだった。

心を殺すのは許されて体を殺すのは何故許されないのか。

動物を殺すのは許されても人を殺すのはなぜ許されないのか。
翼は優斗殺害を反省していなかった。
優斗は殺されて当然だと言う。

悩む佐藤浩市。
殺害後、着替えの黄色いスウェットスーツに着替えていた翼が気になる。

このスウェットは事件現場の近所で盗まれていた事を突き止めた佐藤浩市。
翼は計画的殺人ではなかったと思う。
と同時に、翼が自殺するつもりだったのではないかと考えた。
面会で翼に自分に電話をしてきたのは、別れを決意していたのではないか?と聞くが、翼は何も答えない。
審判で正直に話して、そこから償おうと説得する。

審判の日。
翼は最後まで被害者に対し反省の言葉を述べなかった。
逆送は免れたが、少年院への送致が決まった。

被害者の父・仲村トオルから呼び出された佐藤浩市。
損害賠償請求は起こさない事を条件に、優斗のイジメの事実を公表しないように迫られる。
そして翼が更生したら、会わせて欲しいと言われ、了承した佐藤浩市。

出院の日。
少年院の担当教官から翼には贖罪の気持ちがまだ生まれていないと知らされた。
翼とよく一緒に食事をしていた飲食店の大将・寺島進が翼を雇ってくれると言い、一人暮らしを始めた翼。

徐々に安定してきた翼を見て、佐藤浩市は仲村トオルとの約束を守るため、翼と一緒に仲村トオルに会いに行こうと決意。
しかし、面会当日。
待ち合わせ場所に翼は来なかった。
友人だと思っていた店の従業員に事件の事を知られ、翼が作ったまかないを食べずに捨てられた事で店を飛び出したっきり行方不明だと言う。



翼はペロの眠る場所で自殺するのではと不安になった佐藤浩市はその場所に急ぐ。
翼は犯行当日、優斗への怒りが押さえくれなくなった。
自殺ではなく、最初から優斗を殺害しようと決めて呼び出した。
殺害前に、止めて欲しくて佐藤浩市に電話をしていたのだ。
この事実を伝えると、父に嫌われてしまうと思って言えなかった。

帰宅し、翼が作ったチャーハンを「おいしい」と言って食べている佐藤浩市を見て、嬉しくて泣いてしまう翼。
心を殺すより、肉体を殺すほうがひどい。

仲村トオルと面会。
そして翼は自分が更生したのかはわからないが、仲村トオルと優斗の写真に謝罪した。

翼はずっと贖罪していかなければいけない。
それは父である佐藤浩市が死んでからもずっと・・・・。

清原果耶ちゃんの「透明のゆりかご」の最終回のことばかり考えていたら、すっかり忘れてまして・・。
Tverで見ました。
Tverって良いですよね、CMが短くてw

さてさて。
久しぶりに見る佐藤浩市。
棟居刑事を辞めちゃったからさぁ、サスペンスでもなかなかお目にかかれない。
ちょっと老けたな(苦笑)
中学生の子供がいる親に見えなかった・・・・。
そこは「遅くに出来た子供」というアンサーがあったんだけど、部下の女性と恋仲になっているなんて。
ま、年の差なんて仕事ができれば関係ないのかも。

で、本編。
中学生のイジメのひどさに驚きました。
そして逃げられなかった翼の気持ち。
翼は自分が死ぬか、相手を殺すしか方法がなかったのかもと思ったんだけど、最初から自分は死ぬ気がなかったのね・・・。

後半、畳みかけられていく事実に圧倒され。
翼に同情していた気持ちも、「計画的な犯行」だった事実に少し裏切られた気分にもなった。
いや、だけど。
優斗のようなモンスターを育てた父親は、ただただ悲しんでいるだけで良いのかと。
ちょっと2時間では収まらなかったかなぁ。

お母さん弁護士・天海祐希の明るさ。
正義の人すぎる弁護士さんで、ちょっと面白みに欠けるなと思ったんですが、このドラマではそれすら救いになるというか。
このストーリーにはなくてはならない人だった。
それはわかるんだけど、天海さんはもっと違う役が見たいな。
なんとなく予定調和な役ばかりで、物足りないです。

少年犯罪は難しい。
改憲するなら少年法も見直してほしいと思ったり、今回のような犯罪の場合・・・・。
被害者の少年も法に抵触するような罪を犯している。
加害者家族の佐藤浩市が口をつぐんだところで、バレるんじゃないかと。

ちょい役すぎた山本耕史は記事を書くじゃないかと・・・。
そんなことも思ったりする。

てか・・・翼も許せないけれど、優斗も許せないんだ。ワタシ。
「死ななければいけないようなことをしたのか?」
と仲村トオルは言っていたけれど、ではなぜ父親がもっと寄り添ってやらなかったのか。

原作を読んでいないので、ドラマだけの感想でいうと、被害者遺族の葛藤のシーンも見たかったかなと思います。
豪華キャストでしたから。

あっけなく終わってしまったけれど、翼の人生は終わらない。
翼のことを受け入れられなくてまかないを捨てた友達の気持ちもわかる。
これからの人生は長い。
ずっと贖罪の気持ちを持っていられるのか・・・。

それでも。。。なんか爽やかに終わってくれたのが救いかなぁ。




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CAST
吉永圭一…佐藤浩市
神崎京子…天海祐希
青葉純子…戸田菜穂
野依美咲…市川実日子
中尾俊樹…山本耕史
長戸光孝…八島智人
井川…寺島進
瀬戸調査官…安田顕
藤井智康…仲村トオル
吉永克彦…山崎努

青葉翼…杉田雷麟
吉永美佐子…紺野まひる
森田…矢島健一
室田…山崎銀之丞
大谷…市川知宏

コメント

  1. saki より:

    うわーーー好きな人一杯出てたよう。私たちのトオルも出てたよう…。

    でもちょっとしんどい内容だったのかな?

    トオルといえば、BSで先日「ひと夏のラブレター」をやってました。
    主演は坂井真紀。ほかが保阪尚希、トオル、高岡早紀、寺脇さん、
    脇役で稲森いずみと、なぜか大仁田さん(笑)

    お母さん役の野際陽子さんが、DJを仕事にしてるんですけど、
    ネタ探しのために娘に盗聴器仕掛けたりして、えーっていう場面もあるんですが、

    アラフィフのおばちゃんも、キュンキュンしましたよー。
    最終的には大仁田以外から告白されるんで。

    このドラマ、がっつり恋愛ものなんですが、なんとラブシーンがない!!
    だからこそこっちも「ここでいっちゃえ!」とか「あーーー今だよ今」とか
    「間に合う! 走れ!」なんですが。
    うん、某ドラマに聞かせたい。

    またまた関係ない話になっちゃった。
    今朝のマッサンは、号泣しました…回想シーンの正しい使い方!
    そして正しい老けメイクの仕方!
    主題歌もいいよ!(次ドリカムなんでちょっといやなの)
    半分青いは、震災ぶっこんでくることがわかったので、もう見ないことにします(いまさら…)

    • tarotaro tarotaro より:

      sakiさん こんばんは!
      コメントありがとうございます。

      「ひと夏のラブレター」知らないなぁっとググったら、松下由樹主演ドラマでしたw
      「ひと夏のプロポーズ」が坂井真紀主演みたいですね。
      「ひと夏のラブレター」の翌年に「ひと夏のプロポーズ」を放送していたみたいです。
      TBSのひと夏シリーズ?

      でもどちらも覚えていない。
      なぜがまったく思い出せないです。
      夏ドラマに弱いんですよねぇ。
      多分、見てなかった(苦笑)

      ウィキでみているとなかなか豪華なキャストですね。
      ワタシ、その頃坂井真紀が好きだったのに、なぜ見ていなかったんだろう・・・。
      坂井真紀でいうと、「ポケベルが鳴らなくて」や「私の運命」が好きでした。
      「私の運命」2クールでしたよね。
      今では考えられない。

      「マッサン」の次は「べっぴんさん」
      もう、「まんぷく」に期待するしかないです。