第118回(最終週)「あなたが思う未来へ」
あらすじはコチラ→☆
モネは遠藤らにウェザーエキスパーツで作ったアプリ・ジェネレーターズのことを話していた。
コミュニティーFMとを連動し情報を双方向で鑓として災害時の避難行動につなげようと考えた。
遠藤(山寺宏一)や高橋(山口紗弥加)らは興味を持ってくれた。
普段からやりとりをしていたら災害時のコミュニケーションも取りやすいし親和性は高そうだ。
そこにボランティアをしていた東京の大学生・水野がやってきた。
モネと水野が話す。
「水野さんに会えてわかったことがあって
”自分に何が出来るの?”って以前、話しましたよね。
それはもういいんだと思います。
また会えてすごく嬉しい
何ができるとかじゃなくて
水野さんが短い時間でもまたここに来てくれたことが大事だし
もうそれだけでいいんだなって」
「すみまんせん。
ホッとしたっていうか。
どういう顔でここに来ればいのってずっと思っていたから」
やさしいまなざしで見つめるモネ
生放送で”ダニー・ボーイ”をかけるモネ。
宮田のことを思い出す。
汐見湯で演奏してくれたホルン。
思い出話を高橋にする。
「一度何かを諦めたりまたやって見たり。
みんなそういうのでいいんだなって。
さっき水野さんに会って思った。
「災害FMあやってた頃。
いいのかなぁってすんごく迷いながら音楽をかけたの
そしたらみんなとっても喜んでくれた。
やっぱり音楽って良いね。」
夜、永浦家
カキの養殖のことを話し合っているモネと未知。
「お姉ちゃんとこういう話すると思っていなかった」
大学の話をするが、未知は迷っていると言うのだった。
翌日、漁協でアプリとコンサルの営業をかけるモネ。
金額の話もするが、取り合って貰えない。
そこに亮がやってきた。
「大学に行きなよって行ってるんだけどね
なんかあるんだよな
ずっと・・・。
モネもあんまり焦るなよ。
囚われてきたのは、俺やみーちゃんだけじゃないんじゃないの?」
モネはもう一度未知に大学の話をする。
「大学行きはやめようと思っている」
「なんで?みーちゃん」
「もう良いから」
「待って。」
「私はどこにも行けない。
ここを離れられない」
「みーちゃんあの日。
何があったの?」
震災後の再会の時を思い出すモネ
「あの時、なんか感じた
みーちゃんに・・。でも
みーちゃんにそれを聞くことが出来なかった。」
”お姉ちゃん津波見てないもんね”
「助けてって言ってたんだよね。
みーちゃんにはなんか言えない思いがあって
すっごく傷ついてて
助けてって聞いて欲しいって言ってたんじゃないかと思う。
私はそれを感じてきたのに本当の声を聞く勇気が無かった。」
未知を見つめるモネ。
「話して欲しい」
「私・・。あの時・・。
おばあちゃんを置いて逃げた。
どう言っても引っ張ってもおばあちゃんは宇ふぉいてくれなくて。海が見えて。一人で逃げた。」
「そう。」
「その後、多分大人達が来ておばあちゃんを助けてくれたんだと思う。
でも私は絶対、自分を許すことは出来ない。
ここで自分が何かの役に立てればいつか。」
「みーちゃん。」
「いい。何も言わなくて、言えないよね。
私は言えて良かった。でもごめん」
「違う。」
出て行く未知、
立ちすくみうつむくモネ、
涙が落ちる。
みーちゃんの闇が明らかになりました。
あと2日で明らかに(苦笑)
おばあちゃんは結果的に無事だったし、おばあちゃんに付き合って未知が亡くなってしまうような最悪な結果にならなくて良かった。
なんかの朝ドラでは老人に付き合って、家族も幼子もいるユーコが親友に留守番電話に長々と遺書を話していたことを思い出してしまった(苦笑)
おばあちゃんが無事だったとしても罪悪感だけが残ってしまうのはよくわかる。
未知は中学生だったんだから仕方ないよ。
って言われてもダメで。
そんなこんなで「お姉ちゃん津波見てないでしょ」に繋がってしまった。
みーちゃんのトラウマは多分、解決出来ない。
でもこのドラマは全ての問題を解決してくれたり、全てセリフにしてくれたりするドラマではない。
あとは視聴者に投げるっていうことが多いドラマである。
ワタシはそこが好きだし、この世に全てシロクロつけられることなんて何もないと思うんだよ。
だから・・・みーちゃんがトラウマを抱えながら、東京の大学生になるのも良いなと思うんだよねぇ。
ただ。。。コロナだから・・どうなるのかわからんけど。
汐見湯も空いていると良いんだけど。
トラウマをなんとかなんとか乗り越えるために、菅波にドクターを紹介してくれるのも良いかもしれない。
ってか、あと2日は菅波に出てきて欲しいんだけど?
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「おかえりモネ」感想はコチラ→☆
BUMP OF CHICKEN「なないろ」
キャスト
永浦百音(清原果那)
菅波光太郎(坂口健太郎)
永浦耕治(内野聖陽)
永浦亜哉子(鈴木京香)
永浦未知(蒔田彩珠)
永浦龍己(藤竜也)
朝岡覚(西島秀俊)
神野マリアンヌ莉子(今田美桜)
及川亮(永瀬廉)
野村明日美(恒松祐里)
後藤三生(前田航基)
早坂悠人(高田彪我)
及川新次(浅野忠信)
太田滋郎(菅原大吉)
遠藤克敏(山寺宏一)
語り/永浦雅代(竹下景子)
コメント
こんちには。
ずっと、前の回で「おばあちゃん!おばあちゃん!」って必死に呼び掛けてる声がありましたものね。
それで「みーちゃん、おばあちゃんを助けられなかったのかな?おばあちゃん、動いてくれなかったのかな?」と気になってました。
りょーちんがそれを知って気持ちを少しでも和らげてくれないかしらん。大学へいって研究をして
地元の漁に貢献するっていうのはダメかしら。
コロナが来たから菅波とモネのシーンも このままいったら難しそうだけど みーちゃんのことは もっと早めに出して あとは菅波とモネのシーンにして欲しかった。みーちゃんのこと、ちょっと長過ぎというか りょーちん&みーちゃんのシーンが長過ぎて お腹一杯だったので
菅波&モネで ほのぼのしたかったのです。
ななさん、コメントありがとうございます。
震災時からいろんな人の運命が変わったと思います。
モネも未知も亮も・・・。
おばあちゃんは病気で亡くなったけれど、震災では無事で。
死んでないならトラウマにはならないなんてアンチの言葉を見ましたが、いや、あれはトラウマですよね。
未知がトラウマを亮に話せるようになったら、少し克服できたことになるのかな。
ま、誰に話しても未知が責められることはないと思う。
中学1年生の子は自分の身を守るだけで精一杯だったと思うし。
だけど自分が自分を許せないのがトラウマですからね。
克服できなくても答えがでなくても良いんじゃないかって思います。
未知と亮に関してはスローペースでしたね。
放送回数が未定だったのかもしれないですね。
通常の朝ドラとは放送回数も違いますしね。
菅波は最終回に出てきてくれると思っていますが・・・。
どうでしょう。