第84回（第17週）「わたしたちに出来ること」
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ガイド本
気象キャスターのテストを受けている内田を見た莉子は
「朝岡さんですよね」
と高村に聞く
内田をスカウトしたのは優秀だってのもあるけどキャスターとして育ててもいいと思っていたんですよね。
最初から。
「で、私は降ろされるんですか？」
「焦らないで」
カメラテストしてオーディションしてそれから・・・でも採用されますよねと食い下がる莉子
「そうね。思ったより悪くないわねね。」
「だったらハッキリ言って下さい
私みたいなのは手に人形つけてパタパタさせて明るい話題喋ってればいいって
大事な情報は別の人間が伝えるから
あなたはニコニコ笑っていれば良いって そういうことでしょ！」
「やめなさい
仕事に優劣つけているならそれは失礼よ」
「すいません」
「それから自分で自分をおとしめるのもやめなさい
もうそういう時代じゃない
まぁ私も昔、おんなじ理由で番組降りたけどね
ていうか降ろされた
私みたいなのはなんて言っちゃダメよ
誰よりも自分があなた自身が実力で勝負できるって信じなさい。
信じられるくらいになりなさい
あなたが戦う場所は私が死守するから」
「はい」
沢渡は朝岡に電話。
いくらなんでも莉子が可哀想なのではないかと。
高村がフォローしなければ大変・・・と言ったところで朝岡はそれを含めてこの計画を立てたのかと。計算済みだと分かる。
我々世代も苦い思いはしている。
「昔と同じところで挫折していてはダメだ」
若い人は次のステージに行かなければ。
明るさやさわやかさだけが莉子の武器ではない
真面目さ強さを自分で生かすことも大事・
見ている人がそういう彼女を求めることも必要・
「神野さんにとってチャンス」
と言う朝岡
モネが事務所に戻ると野坂がモネに映像を見せた。
気仙沼に橋が架かる映像。
これさえあれば・・・。
泣きそうになるモネ。
自分は嵐の日に生まれた。
荒波の中、母が本土に連れて行ってもらって、生まれたのは奇跡だと地元の人から一万回以上聞かされたと笑う。
「いつかできると良いね
お互い気象予報士として地元に貢献できる仕事」
野坂に励まされた。
モネは父に電話をかけた
「島に橋が架かった
これでもう大丈夫だね」
「ああ」
「なんかあってもいつでも島に行ける」
「ああ」
「良かった」
「よがったな。」
番組のスタジオ気象予報士は莉子と内田の二人体制になる。
一日おきに莉子と内田が登場。
4月からの処置だが、内田はすでにスタジオに入ることになった。
内田に選択権はない。
言いたいことがあるなら高村ではなく朝岡に言って欲しいといわれ、内田は了承。
内田のデビューをテレビで見ていたスーちゃん。
ニヤニヤが止まらない・
つっかえながらも初々しい内田
「惜しい。でも育てたい 育てたいわ この人
私・・・そっち側の人間か！」
とスーちゃんの独り言ｗ
内田の人気はうなぎ登り。
数字でも人気でもアンケートでも上をいかれたとイライラする莉子。
炭酸をぶちまけて炭酸だらけになり汐見湯にやってきたｗ
「見透かされてんのかな
私には何にもない」
ハッピーに生きてきて、それなりにチヤホヤもされてきた←そうだろうなぁ可愛いもんｗ
「高村さん言ってたでしょ
実力で勝負できるって信じなさい
信じられるくらいになりなさい
自分には自分にしか出来ないことがあるって分かっていることが大前提
それで絶対やるって決めてる
あなたはそうでしょ」
「決めてます。多分」
「それててやっぱり経験じゃないかと思うんだよね
なんて言うか
こんなこと永浦さんに言って良いのかわかんないんだけど
傷ついた経験
そういうのがある人はやっぱり強い
私にはない
ゴメンなさい」
「いいんです謝らないで」
「永浦さんの経験してきたことは、こんな次元で話して良いことは分かってる
こんな軽いもんじゃない」
「そうよ。それはダメよ」
悲しそうな顔で莉子を見つめる菜津
橋が架かる映像。
それでちゃんと父・耕治に電話をするモネ。
こんな時に電話ができるなんてモネはとても成長したのではないかと思って。
耕治も嬉しかったでしょう。
だけど菅沼に電話ができない。
忙しい菅沼に電話ができないじゃん！！！
で、莉子ちゃん。
莉子ちゃんは可愛いし挫折なくチヤホヤされて生きて生きた自覚がある。
それはそれで武器でしょ。
挫折と成長・・・かな。
高村さんはそんな彼女に過去の自分を重ねた。
きちんと咎めるところは咎め、莉子の実力も評価している
高村さんはちゃんと莉子を育てるぞ。
朝岡さんも黒幕として後進を育てるぞ。
そしてスーちゃんはマモちゃんを育てるぞ（爆）
マモちゃんをかっこ良く。自分好みにｗ
内田くんはテレビに出ている時と、マッシュルームな時と印象が違うから人気が出ても、裏原を二人でデートできそう！！
まぁ、だけど震災で傷つく経験などは別にしなくても良い経験。
そんな経験いらないよ。
あえてそれを言っちゃった莉子。
その前の手に人形つけてパタパタ・・・ってのも自分の過去と今のモネに失礼だけどね。
ただそれでもあまり嫌味にならないのは莉子さんならではだと思う。
ま、モネが傷ついているのは震災経験だけでなく、みーちゃんの存在が半分を占めているような気がするけどね（苦笑）
それにしても今田美桜ちゃん。顔が小さすぎて驚くよね。
すっぴんだとスーちゃんと同じ系統のお顔立ちなんだなぁ。
ちょっとだけ似ている。
そして・・・鼻を赤くせず涙だけポロポロ流す姿に・・・また可愛いなぁって思うんだよねぇ。
可愛いは正義なのになぁ（爆）
でも今までずっと涙を浮かべては流さなかった莉子が、あんなにポロポロ泣くんだから、相当悔しかった。
冷静ではなかった。
今が成長の時だ！
莉子の言葉に菜津さんが反応。
菜津さんは宇田川さんの辛い経験をそばで見ているから、何か思うことがあるのか。
莉子が前向きになれる言葉があるのか。
明日、内田には負けない！と強気になれれば莉子はオッケー！！！！
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「おかえりモネ」感想はコチラ→☆
BUMP OF CHICKEN「なないろ」
キャスト
永浦百音(清原果那）
菅波光太郎(坂口健太郎）
永浦耕治(内野聖陽）
永浦亜哉子(鈴木京香）
永浦未知(蒔田彩珠）
永浦龍己(藤竜也）
井上菜津（マイコ）
朝岡覚(西島秀俊）
神野マリアンヌ莉子(今田美桜）
内田衛(清水尋也）
野坂碧(森田望智）
安西和将(井上順）
高村沙都子(高岡早紀）
沢渡公平(玉置玲央）
及川亮(永瀬廉）
野村明日美(恒松祐里）
後藤三生(前田航基）
早坂悠人(高田彪我）
及川新次(浅野忠信）
語り/永浦雅代(竹下景子）
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