『おかえりモネ』 第75回 感想～モネはずるくない。未知も悪くない。

（第15週）「百音と未知」

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ガイド本

亜哉子からの深夜の電話で「亮くんが船に戻っていない」と連絡を受けたモネと未知。
美波の母が永浦家で及川親子と再会をしたのは、死亡届を提出するためだった。
三生の父・秀水もうちの寺で見送ろうと提案。
「ごめんなさい勝ってなこと行ってるって分ってるんだけど」
「美波が死んだって俺が決めるんですか」
「新次、フミエさんは実の母親だよ
気持ちはお前と同じだよ」
とモネの祖父・龍己もフォロー
「私、82よ。
もういつどうなるかわかんない
自分がむこうに行くならねちゃんと・・・。
むこうで美波と会いたいと思って。」
仏壇の雅代に目をやる龍己
「新次さんには大事にして貰って美波は幸せだったと思う」
「いや、そんなの、わかんないでしょう
本人に聞いて見なきゃ」
「私が聞くから。
私が聞くから。」
「いや。」
「むこうでで美波に聞くから」
うつむいたまま何度も首を横にふる新次

新次は少し考えて連絡をすると美波の母に答えた。
亮くんも心配してたけど別に大丈夫だから仕事に行けってその日のうちに亮くんは船に乗った
「だけど昨日、警察から連絡が入った」
新次が家で暴れていた。
耕治と亜哉子が駆けつけると警察に押さえ込まれていた新次。
耕治が新次に話そうとするが蹴られてしまう。
「俺がハンコを押したら。
俺がこの手で美波をだな・・・」
新次を押さえ込み抱きしめる耕治
「警察から亮くんにも連絡が入った
それで船に戻るのイヤになったのかも」
耕治も亜哉子の警察にいたから夜になって亮が船に戻ってないと聞いた。
「なんで早く連絡してくれないのよ！」
未知が怒る。
「亮くんはあなたたちに知られたくないかもと思って。」
未知はりょーちんに電話をかける。
「モネも電話して」
亜哉子と電話を切るモネ。
「お姉ちゃん、電話して！」
モネの電話には出るりょーちん
「今どこにいるの？
まだ港にいる？」
スピーカーフォンにするモネ
「モネさぁどう思う？？
俺もう全部辞めてもいいかな
俺もう全部やめてえわ
ごめん　俺やっぱモネしか言える相手いない」
「りょーちん」
「悪い　また連絡する」
電話は切られた。

モネは漁港にいるかもしれないので、おじいちゃんに電話する。
「みーちゃんもお母さんに電話して・・」
うつむいているみーちゃんに
「みーちゃん、だいじょうぶ・・」
と未知の手を取ろうとすると未知は払いのけた。

「何で　りょーちんずっと頑張ってきたじゃん
高校卒業してすぐ漁師になって
新次さんの代わりにずっとずっと頑張ってきたじゃん
なのになんで
なんでいつまでもしんどい思いしなきゃなんないの
ちょっと良くなるとまた傷つけられる
もう気持ちボロボロだよ
逃げたいんだよ本当は
でも逃げらんないじゃん
だって誰かが残んなきゃ
残んなきゃ」
「ごめん」
「謝んないでよ
ずるいよ　何でお姉ちゃんちゃんなの」
未知は立ち上がり買ったばかりの洋服をモネに投げつけた。
投げつけられたまま動けないモネ
涙がこぼれる

みーちゃん。
悔しいのは分かるが洋服はモネに投げつけなくても、畳にたたきつければよかったじゃん。
アンタ、それじゃ小学生だよ。

だけど最初のみーちゃんの言い分。
「ずるいよ、お姉ちゃん」までのみーちゃんの言い分は、島に残る人と残らない人温度差かな。その思いにモネは謝ることしか出来ない。
謝らないでと言われてもそれしか言うことないもんね。
島を出て行く人がいる一方、島に縛られる自分やみーちゃんもいる。
ただ。。。みーちゃんは両親に大学へ行くのを進められたし、島を出ても良いと言われた。
なのに島に残るのを選んだ。
それはりょーちんの影響が大きかったと思うし、りょーちんとは全然立場が違う。
りょーちんが島に縛られていると言うのは分かるが、みーちゃんは・・・自ら選んだじゃんとも思う。
みーちゃん、大学に行けばよかったよ。
りょーちんとか島とか狭い世間ではなくもっと広い世界に飛び出せたのに。

でも・・・・東日本大震災でみーちゃんは島に残ろうと思ったのかもしれない。
その上、モネが島を出て行ったからことさら自分は島に残ろうと思ったのかもしれない。
そのみーちゃんの気持ち。
モネへの嫉妬以外のみーちゃんの気持ちがいつか知れると良いなと思う。

年の近い姉妹兄弟は拗れるとややこしい。
そして新次と奥さんも。
幼なじみと結婚するとこうなるのかねぇ。

りょーちんがもっと小さかったらどうなってたんだろう。
りょーちんが息子ではなく娘だったらどうだろう。
りょーちんに兄弟がいればどうでしょう。
などといろんなことを考えるも、このシーンで来週に持ち越されるのはしんどいわ～。

りょーちんは、父親を捨てても良いと思う。
耕治は・・・耕治の性格上、新次を捨てるなんてことは出来ない。
暴れる新次を殴るのではなく抱きしめる耕治は新次を見捨てることはできない。
そんな耕治に惚れている亜哉子さんも新次を見捨てない。
永浦家は及川家に振り回されっぱなしだけど、仕方ない。
だから。。りょーちんは捨てても良いんだよ。
新次が立ち直る日が来るなんて思えない。
自分だけが辛いって思ってんだもんなぁ。
美波の母は自分が代わってやりたかったと思っているはずだよ。
母が娘を見送るって想像を超える辛さだと思う。
それでもなんとかやってきたんだ。
生きているうちに娘を見送りたいって思う義母の気持ちを新次はなんで分かってやんないんだ。
美波が生きていると思いたいなら、今、新次がこんな生活をしていると知ったらどう思うんだよ。
治療しないと。もう。りょーちんをヤングケアラーにしたくないわ。







これ、土曜日のサンドウィッチマンがどう料理するんだろ。
いや。。。いつも料理できてないけどｗ
緩くていいけどさ。とりあえず・・・金曜日に予告を流して欲しいんですよ！！

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BUMP OF CHICKEN「なないろ」

キャスト
永浦百音(清原果那）
菅波光太郎(坂口健太郎）
永浦耕治(内野聖陽）
永浦亜哉子(鈴木京香）
永浦未知(蒔田彩珠）
永浦龍己(藤竜也）
井上菜津（マイコ）
朝岡覚(西島秀俊）
神野マリアンヌ莉子(今田美桜）
内田衛(清水尋也）
野坂碧(森田望智）
安西和将(井上順）
高村沙都子(高岡早紀）
沢渡公平(玉置玲央）
及川亮(永瀬廉）
野村明日美(恒松祐里）
後藤三生(前田航基）
早坂悠人(高田彪我）
及川新次(浅野忠信）
語り/永浦雅代(竹下景子）