『おかえりモネ』 第39回 感想~子供の成長をシェアできる相手がいない

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第39回(第8週)「それでも海は」

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ガイド本

酔いが覚めた新次が耕治、亜哉子、龍己を前に話し出す。
モネ、未知は別の部屋にいた。
「5年て長いですか
お前まだそんな状態なのかよとあちこちで言われるんですよ」
しかし新次はまだまだどん底状態で・・・。
亮がやってくる。
「そういう中で嬉しいことがあったんです」
病院から帰ったあと、電話で亮がメカジキ50本あげたと報告をしてきた。
それが良い声で。
明日,港に戻るから親父見に来てよと子供みたいなことを言って。
言ってることはガキなのに声は大人で。
もしかして俺に似て筋がいいんじゃないかなって思って・・・。
うつむきすすり泣く新次。
「それをしゃべる相手が話す相手がいなんだ。」
号泣する新次
「本当だったら一杯飲みながら、一緒に親バカだなぁって言い合える美波がいない」
気が付いたら家があったとこに戻っていた。
「本当に毎回迷惑かけてごめんな。
耕治。
もう本当にごめんな」
亮が茶の間に入ってきて、
「よっしゃ一曲歌うか!!」
カラオケの道具をだそうとする亮を耕治が止める
「いいじゃないですか!
祝杯あげてーけど、俺誕生日まだだから酒ものめねえし。
ほらオヤジ。
歌ってやんよ!」
泣きながら「かもめはかもめ」を歌出す亮
「やめろ!
歌なんか歌うな!
俺は立ち直らねえよ
絶対に立ち直らねえよ」
携帯電話を握りしめる新次



モネの部屋
「ごめんな」
モネと未知が首を横に振る。
「シンクロしてんな
最低8時間ってモネ勉強するためにこっち戻ってたんだ。
悪かったな時間ないのに。ごめんな。」
また二人が首を横に振る
「なんでりょーちんが謝んの
りょーちんが謝ることない」
「うん」

夜、未知の作業部屋
みーちゃん大学行かずに気仙沼の水産試験場に行くって決めたのはさ
りょーちんの同じ海に・・・。」
「違うよ。」
「でも違うくても
みーちゃんはりょーちんと同じ方向向いている
それってりょーちんはすごく心強いと思う
「違うって言ってのに」



茶の間では耕治と亜哉子が話す。
「新次、亜哉子以外の誰が言っても病院なんて行かなかったと思う
あいつ俺の言うことは絶対に聞かないからさ。
だから本当に助かった」
「でも結局何にもできなかった。」
「いや船のことがあってからあいつから逃げてた俺が悪い
多分、あいつこれからさき何度も同じことするよ
酒も辞めるっていいながら、きっと何度も今日みたいになる
でも今日飲んでしまったんなら
明日からまた前を向く一日目を始めればいいって
そう言ってやりたい。
言い続けてやりたい。
必然的につきあわせてることになると思うけど」
「幼なじみ3人だけの問題にしないでよ
私は仲間はずれ」
思い切り頬を膨らませる亜哉子
亜哉子の手を握る耕治



永瀬廉くんって、「俺のスカート、どこ行った?」のお芝居しか知らないんですが、こんなに声が高かったのかって。
いや・・・泣いているシーンに限って。
すっごい泣きそうになったところで、ちょっと気になってしまった(苦笑)
泣くお芝居って難しいんだよなぁ。
彼、マイクもつとちょっとアイドルっぽい所作をついついしちゃっているのにも目がいっちゃったよ。
今までこんなに感情を爆発させるようなお芝居はしてこなかったのかも?寡黙な子だったもんな。←「俺のスカート、どこ行った?」ではね
そういえば「ヒルマイルドローション」のCMでもソプラノだったかも。いやソプラノっていうか・・・特徴的な声なのか?
まだ一応売っているのかな?
てっきり、ヒルドイドと同じメーカーが一般向けに作った商品かと思っていたら販売差し止めの争いになっておりますが。
あれってどうなったんでしょう。
ヒルドイドは有名モデルが保険で利用できると言って、マネする人が続出し本当に必要な層が貰えなくなるんじゃないかってニュースもあったけど・・・。

ってそんなことは良い。
愛する人を突然失い、借金を背負った男が酒に逃げるのもよくわかる。←急に本題にもどる。
亮は新次ににて筋が良いのかもしれないが、ちゃんとコンプライアンスを守る平成ボーイなのだ。
誕生日が来てないから酒も飲めないし!って号泣しながら説明セリフを言う。
漁師なんて船の上で酒を飲まされてると思うんだけど。
まぁ、オヤジがあんなだから酒は飲まないって決めてんのかもしれん。
いや・・・しかしここまでコンプライアンスを守らなくても良かったのに。
ドラマなんだし、酒を飲もうとして耕治が止めるならわかるけど、カラオケなら別に止めなくても歌わせてやれよって思っちゃった。
「おかえりモネ」で初めてちいさなちいさな違和感でしたw



ただ、新次の子供の成長を一緒に喜べる相手がいないっていう言葉はズドンときました。
そして耕治の「前を向く一日目を始めれば良い」って言葉も。
小さな島で育ってきた二人の絆は凄いって思う。
そして5年だろうが立ち直れないことは立ち直れないんだと思う。

モネって鈍感だと思っていたけど、みーちゃんの気持ちには気づいてたんだねぇ。
りょーちんは優しいしね。
初めてじゃん?モネの勉強時間を気遣ってくれたの。
妹の相手としては申し分ないw
多分。。。みーちゃんも含め、モネが気象予報士の試験を受けるのは山の仕事の合間で、将来気象に関わる仕事をしたいと思ってはいないんだと思う。
りょーちんみたいに周りに気づける子って漁師の中では珍しいのかも。

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BUMP OF CHICKEN「なないろ」

キャスト
永浦百音(清原果那)
永浦耕治(内野聖陽)
永浦亜哉子(鈴木京香)
永浦未知(蒔田彩珠)
永浦龍己(藤竜也)
新田サヤカ(夏木マリ)
菅波光太郎(坂口健太郎)
佐々木翔洋(浜野謙太)
川久保博史(でんでん)
朝岡覚(西島秀俊)
田中智久(塚本晋也)
及川亮(永瀬廉)
野村明日美(恒松祐里)
後藤三生(前田航基)
早坂悠人(高田彪我)
及川美波(坂井真紀)
及川新次(浅野忠信)
語り/永浦雅代(竹下景子)

コメント

  1. ミートゥ より:

    “ヒルマイルド”そうだったんだ‼
    争ってたんだ… いや、豆知識もありがとうございます(笑)

    で、私もりょーちんの声の高さに少し気をとられてしまいました…
    なんだろう、気になっちゃって。
    なんか一気に現実に引き戻された感(苦笑)
    そのあとの「ごめんな…」とかはいい声だったから、この子声優さんが出来るんじゃない?とか余計な事まで(←余計なお世話w)

    新次の心の内はグッと来ました。
    「絶対立ち直んねぇからな‼」は、「絶対忘れねぇからな‼」と、同等な訳で…
    こんな思いした人、たくさんいらっしゃったんだろうなと、胸が締め付けられます。

    朝ドラ見てるっていうより、もう普通にNHKのドラマみてる感覚になります。

    で、そしたらりょーちんの声…(初めの感想に戻るww)

    • tarotaro tarotaro より:

      ミートゥさん。コメントありがとうございます。

      ヒルマイルド、パッケージも名前も似ているので、許可をとっているのかと思ったら。。。
      争ってましたw
      でも普通に売ってますよねぇ。
      どうなるんでしょう。

      りょーちん、普段は優しく落ち着いた声なので、号泣シーンでは驚きました。
      声が大人っぽくなっていると親父は言ってましたが。。。
      やっぱり泣くと子供っぽいっていう表現だったのかもしれません(苦笑)

      浅野忠信と内野聖陽の掛け合いは引き込まれますよね。
      昨日もそうでしたが、そこだけ朝ドラの雰囲気ではない。

      立ち直ると忘れることになるって思っているのでしょうか、
      克服すると・・・妻が亡くなったことも認めることになるとか。
      前を向くと・・。
      かける言葉もないですよね。
      奥さんは天国で見ているなんて安易には言えない。

      りょーちんの声に驚き、鈴木京香さんのふくれっ面に癒やされた朝でしたw