『おちょやん』 第98回 感想~離婚届にサイン

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 第98回(第20週)「何でうちやあれへんの」

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香里が千代を見舞いに来た。
香里は灯子の様子から妊娠を察知しており、それでもよりを戻せと言う。
一平に惚れてたのは本気やった。
その後はろくな男と付き合ってない。
だからよりを戻せ。←書いていて意味わからんけど香里さんなりの励まし?

千代に頼まれた香里は灯子の家に行く。
そこにはすでに一平がいた。
「お二人の知らんとこで私が一人で育てます。
せやさかい産ませて下さい。
行き先が見つかり次第大阪をでて行きます。」
身重の体でどうやって暮していくのか、それは無茶ではないかと一平が言うと
「せやったらお金貰えますか?
この子産んで私が働けるようになるまで、ちょっとの間生きていけるだけのお金を下さい
愛情はいりませんから。」
「本気で言うてんのか」
灯子にこんなことを言う資格はないのはわかっているが。。。
「わたしは千代さんから一平あんを奪うようなことだけはしとうない
そないなことになるくらいやったら。
私はこの子と二人で死にます。」



香里はまたとんぼ返り?して千代に一部始終を報告。
「とことん話し合うてよりもどし」
という香里に、千代は礼を言う。

一平は身を寄せていた岡福で、シズらに金を貸して欲しいと頼む。
灯子が妊娠したことも報告。
自分の持っている金はもちろん灯子に渡す。
できる限りのことはしたい。
一平の胸ぐらを掴むみつえ。
そこに寛治が千代に渡された離婚届を持ってやってきた。

みつえは千代の家に行くと、千代は掃除をしていた。
「あんたまさか出て行く気か?」
「なんでうちが出て行くねん。
出て行くならあっちや。」
可愛がってた子と夫が密通していた。
いろいろ考えたが掃除していたら心もスッキリしたと言う。
みつえは一平がもう一度話し合いたいと明日10時に稽古場に来て欲しいと言付かってきたという。



香里・・・傷口に塩を塗るようなことを言うねんな。
ああいう時に、いくら気心が知れた仲間とは言え、ワタシも一平に惚れてたんやから別れんな!みたいなこと言える?
ただの浮気ならともかく、結婚して20年近くたって子供ができなかったことを千代は気に病んでいるだろうに。
それを一平の言葉を信じるなら一発で妊娠でっせ(朝からすみません)。
それは千代が産めなかったということ。
あの時代、それだけで浮気理由になりそうやん。
口さがない奴らが、子供を産めない妻より若い愛人に走る男を庇いそうやん。

一平も当初は妻のもとに帰るつもりだったのね。
遊びのつもりだったんでしょうな。
でも妊娠しているとわかったら・・・灯子が可愛いてしゃーない。
「死にます」なんて言う女、死ぬわけがないのに(爆)
一平も千代も家族には恵まれなかったから、妊娠を知ったらねぇ・・・。
ってか・・・一平も愛情いっぱいで育てられた女のほうが良いのかもねぇ。
千代にはもう愛情はなかったのね。
みんなよりを戻せって言うけど、大きなお世話やで(苦笑)
もう愛情もないのに戻れるわけないしな。



これでもマイルドにしているはずだけど、やっぱり座員に手を出したのがクズ過ぎたなぁ。
「スカーレット」の八郎は、史実は弟子に手を出していたらしいけれど、ドラマでは喜美子への嫉妬ってことで離婚になったし・・・。
近場の女に手を出す男って設定だと、いくら一平が謝罪しようとも悪いと思っていても「弟子に手をつけた密通!最低!!」としか思えないw

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主題歌:「泣き笑いのエピソード」秦 基博

キャスト
天海千代(杉咲花/幼少期:毎田暖乃)
天海一平(成田凌/幼少期:中須翔真)
竹井テルヲ(トータス松本)
松島寛治(前田旺志郎)
須賀廼家千之助(星田英利)
須賀廼家天晴(渋谷天笑)
須賀廼家徳利(大塚宣幸)
漆原要二郎(大川良太郎)
高峰ルリ子(明日海りお)
須賀廼家天晴(渋谷天笑)
石田香里(松本妃代)
須賀廼家万歳(藤山扇治郎)
須賀廼家千兵衛(竹本真之)
朝日奈灯子(小西はる)
岡田シズ(篠原涼子)
岡田宗助(名倉潤)
富川みつえ(東野絢香)
富川一福 (木村風太)
須賀廼家万太郎(板尾創路)
大山鶴蔵(中村鴈治郎)
熊田(西川忠志)
語り/黒衣・桂吉弥

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