『おちょやん』 第78回 感想~ソビエト亡命に誘われる千代

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第78回(第16週)「お母ちゃんて呼んでみ」

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百合子、小暮と久々に再会し楽しい夜を過ごす4人だったが2階で聞き耳を立てている寛治に笑顔はない。
翌朝、熊田から百合子と小暮の事情を聞いてきた一平。
二人は特高に追われていてソビエトに亡命するつもりだと言う。
二人を全面的に信頼する千代。
寛治は通報したほうがエエと言い、一平もこのままかくまえないと思う。
小暮は一平に両親に謝罪の手紙を書くと言う。
そんな気持ちがあるなら思いとどまったほうが良いと一平が言うが、
裕福な病院の家に生まれた小暮はある日、顔なじみの人が受診に来た時に父が追い返していたエピソードを話す。
職を失った人間を慈善事業ではないと追い帰す父。
「一生懸命働いている人が救われないんだ。」
その頃、映画に出会った小暮はこの世にはいくら頑張っていても日の目を見ない人がいる
芝居の力で一生懸命生きている人達が楽しくなれるようにしたいと。



一方、千代は百合子と話していた。
百合子は黒塗りだらけの台本を千代に見せた。
やりたい芝居をできない世の中に苛立ちを感じている百合子。
千代はうちらの劇団に入ったら?と誘う。←え?
戦地に行った孫の代わりに一生懸命働くおばあちゃんの話を上演していると言うと、百合子はお涙ちょうだいの媚びた芝居はできない。
百合子は千代をソビエトに誘う←ええ???
千代は自分は喜劇役者だからお客さんに笑って貰えたら満足出来ると笑う。

警察がやってきた。
素直に出頭すると言う二人をかくまう一平と千代。
警察が家の中に踏み込む。
平然と知らないと言い張るものの、家捜しの手をゆるめない特高警察にじりじりと追い詰められていく。
とうとう二階の押し入れを無理矢理こじ開けられてしまい。



最後はなにかい?
花紀京さんの吉本新喜劇かい?
花紀京さん大好きやわ~。
このドラマには出てこないかなぁ~。
浪花さんと夫婦役をされるのは花菱アチャコで、花紀京さんのお父さん(横山エンタツ)の相方だから無理かなぁ?

ソビエト亡命を20~30分でなかなか描けないよね(苦笑)
岡田嘉子さんは大恋愛になり杉本さんには妻もいたのに駆け落ち・・・。
ってことでしたが、百合子と小暮は大恋愛カップルには見えなかった。

「一生懸命働いている人が報われる世の中に」そのために演劇をしていたってのは、沢村貞子さんもおっしゃっていましたね。
2度、逮捕された沢村さん。
岡田嘉子さんとそうかわらない年代かな?
岡田さんと沢村さんの共通点は見えなかったけど。
先日、「徹子の部屋」で拝見した沢村さん。
まぁ・・・演技をしている沢村貞子さんのことはあまり知らなくて、実家にあったエッセイをチラリと読んだ記憶があるだけなんだけど・・・。
小暮のセリフを聞いて、沢村貞子さんを思い出しました。
プロレタリア演劇は粛正されてしまうんですね。
だけど・・・千代が百合子さんを劇団に誘うのも驚いたし、亡命をあんなに軽々しく誘う百合子にも驚きました。
いくらなんでも雑なお話だなぁ。



寛治の設定は15歳とか?
ま、そこは見えなくもないけど・・・。
藤山寛美さんがモデルかも?と聞くとちょっと違うんじゃ・・・って思いますね。
藤山さんのその頃の年齢は12歳くらいだし・・・。
普通に子役ちゃんを使ったら良かったのに。
そしたら「お母ちゃんと呼び!」ももう少しすんなり受け入れられたかも。



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主題歌:「泣き笑いのエピソード」秦 基博

キャスト
天海千代(杉咲花/幼少期:毎田暖乃)
天海一平(成田凌/幼少期:中須翔真)
竹井テルヲ(トータス松本)
岡田シズ(篠原涼子)
須賀廼家千之助(星田英利)
須賀廼家天晴(渋谷天笑)
須賀廼家徳利(大塚宣幸)
須賀廼家百久利(坂口涼太郎)
漆原要二郎(大川良太郎)
高峰ルリ子(明日海りお)
須賀廼家天晴(渋谷天笑)
石田香里(松本妃代)
岡田シズ(篠原涼子)
岡田宗助(名倉潤)
富川みつえ(岸田結光)
かめ(楠見薫)
富川菊(いしのようこ)
富川福松(岡嶋秀昭)
富川福助(松本和真)
椿(丹下真寿美)
夕(板谷由夏)
須賀廼家万太郎(板尾創路)
語り/黒衣・桂吉弥

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