『おちょやん』 第55回 感想~ロミオとジュリエットの結婚

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第55回(第11週)「親は子の幸せを願うもんやろ?」

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千代がみつえと福助を見つけた。
道頓堀で二人で一緒に暮すために何遍でもシズに頼めという千代。
駆け落ちをすればもう二度と戻ってこられない。
そこにシズがやってきた。
怒らないシズに驚くみつえ。
今は怒る気力もないシズに
「お母ちゃん、堪忍」
みつえは自分が間違っていたと認める。
両親や祖母が大好きだから離れたくはない。
「二度と駆け落ちなんかせえへん。
何があってもうちは一生、お母ちゃんの娘や。
せやかさい、娘やさかい、無理言います
福助と一緒にならしておくんなはれ
許してくれはるまでなんべんでも言います。
堪忍な。うちわがままな娘やから。
福助のことお母ちゃんらと同じくらい好きなんや
家族になりたいんだす」
石畳に正座し両手を付くみつえ。
福松も正座をする
「お願いします
みつえさんをください」



福松も福富に帰る。
菊は福松に声をかけるが、ぞろぞろをみつえ、シズ、千代がやってきて驚く。
「お菊姐さん 福松さん
みつえのこと福助さんに嫁がせてやってください。
たった一人の娘やからわがままに育ってしもたが、心根だけはどこ出してもはずかしゅうない自慢の娘だす
福富のお二人の娘として可愛がってやっておくんなはれ」
福松はお母ちゃんに反対されてもみつえと一緒になるとちょっと攻撃的。
みつえはお義母さんに認めて貰わなアカンやろ!とつっこみ、二人は痴話げんか。

「よそさんの前で夫婦げんかは絶対にしてらあかん」

2ヶ月後、二人は祝言を挙げた。
シズはそのうち芝居茶屋だけではやっていけない。
福富の名前を残すためにお菊姐さんは商売を替えた。
今ならその気持ちがよくわかると話す。

ちゃんちゃん!って感じかなぁ。
結局、駆け落ちするぞ!と脅したら、親が折れた。
シズも菊も子供には甘いってことかな。
ってか。。。本家とのれん分けした店の仲の悪さよ。
きちんとフランチャイズ制をとれてなかったんやろなぁ~。
福富は洋風喫茶で、岡安は和風喫茶でもやれば良いじゃない。



これって千代のおかげなんやろか?
「親は子の幸せを願うもんやろ?」
ってサブタイトルの回収。
回収・・・より、なぜ千代がそのように思うのかずっと不思議で、その答えが出るのかなと思ったけど・・・そうでもなかった。
テルヲのような父親を持つ千代が「親は子の幸せを願うもんやろ?」って言うのが違和感しかなくて。
それは「あこがれ」からそう思うのか・・・。

それにしてもあっさりやな。
だいたいこんな感じでロミジュリ風なことをしたらええんやろ?みたいな。
みつえと福松のキャラもうっすらとしか描いていないというか・・・。
ま・・・なんて言うか。もう。



ハナ役の宮田圭子さんは「べっぴんさん」の時の女中さん役ではとっても良い味を出していたんだけど、あまりお金持ちのお家さんは似合わないなぁ。
少し引いたお芝居が素敵なはずなんだけど・・・・宮田さんはお客さんを引き抜きそうにもないのよね。
いがみ合ってきたごりょんさん同士が幼い頃にしょうもない喧嘩をして行き違いがあったくらいのほうが、あっさり結婚を許しても合点がいくんだけど。
本家とかのれん分けとかでなく・・・。
小学校の頃から仲が悪いとか。
それくらいでエエのに。
先代からいがみ合っていた深い歴史があると・・・ちょっと結婚は考えにくいな。

みつえちゃん。
前髪アリが似合わないのかも。
祝言は可愛かったなぁ。
次は主人公の恋愛なのかしらねぇ。
ここまで一平の影がすご~~~~く薄いのは狙い?
このドラマ、いつが最終回でどこに着地したらゴールなのか。
よくわからないんですが・・・。



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主題歌:「泣き笑いのエピソード」秦 基博

キャスト
竹井千代(杉咲花/幼少期:毎田暖乃)
天海一平(成田凌/幼少期 中須翔真)
岡田シズ(篠原涼子)
竹井テルヲ(トータス松本)
須賀廼家千之助(星田英利)
須賀廼家天晴(渋谷天笑)
須賀廼家徳利(大塚宣幸)
須賀廼家百久利(坂口涼太郎)
漆原要二郎(大川良太郎)
高峰ルリ子(明日海りお)
須賀廼家天晴(渋谷天笑)
石田香里(松本妃代)
岡田シズ(篠原涼子)
岡田宗助(名倉潤)
岡田みつえ(岸田結光)
岡田ハナ(宮田圭子)
かめ(楠見薫)
富士子(土居志央梨)
玉(古谷ちさ)
節子(仁村紗和)
里子(奥野此美)
富川菊(いしのようこ)
富川福松(岡嶋秀昭)
富川福助(松本和真)
椿(丹下真寿美)
山村千鳥(若村麻由美)
須賀廼家万太郎(板尾創路)
語り/黒衣・桂吉弥

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