「鳥啼村の惨劇」
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原作コチラ
吉村達也「惨劇の村」シリーズ(徳間書店刊)
小説家の朝比奈耕作(小泉孝太郎)は、著書「雉啼島の惨劇」のドラマ化のためテレビ局に向かった。
そこでドラマの撮影中に毒殺された俳優・岩下吾郎(モロ師岡)の事件を追っていた刑事の中沢(阿南健治)と偶然出会い、“鳥啼村(とりなきむら)見聞録”と書かれたノートを渡される。
それはモロ師岡が持っていたもので20年前に亡くなっている民俗学者の耕作の父・耕之介(佐戸井けん太)が書いたものだった。
小泉孝太郎は、父が最も恐れていた村・鳥啼島で撮影の下見に行く。
ほどなく・・・
ドラマプロデューサーの柿沼(デビット伊東)が殺害される。
続いて
雛形あきこのいとこ・遠野なぎこが毒殺される。
遠野なぎこはモロ師岡の元妻だった。
23年前の事件が背景にあるのではないかと推察する小泉孝太郎。
雛形あきこの母・純子は未亡人だった。
太田という恋人ができたが、よそ者との結婚を許さない小柳ルミ子。
ある日、太田は島民たちを次々殺して投身自殺。
純子は島を出てから一年後、病死と処理された。
しかし実際は、純子は太田の子供を妊娠していた。
小柳ルミ子は血統を守るため太田と純子の腹の中の子を始末するよう命令されていた島民。小泉孝太郎の父は太田の家に滞在していた。
太田に純子を連れて逃げるように頼まれ、純子を連れ島から逃げた。←まさかの手漕ぎ船
3人を殺した犯人は雛形あきこ
モロ師岡が出演していたドラマ撮影場所の防犯カメラに雛形あきこが映っていた。
デビット伊東は温泉で殺し、数え歌になぞらえるため、崖から落とした。
温泉から崖まで運んだのは猿彦
証拠はブレスレット。
ブレスレットが温泉の泉質で黒く変色していた。
遠野なぎこは雛形あきこからの手紙を持っていた。
「祭りが終わったら大事な話をしたい控室に着て欲しい」
控室にはお神酒が置いてあり、しきたりに従ってそのお神酒を飲んだ遠野なぎこ。
ただし雛形あきこが本当に殺したいと思っていたのは、小柳ルミ子だった。
あの手紙を受け取ったのは、小柳ルミ子だったが、雛形あきこの企みに気づきその手紙を遠野なぎこに渡していた。。
結城翼(上遠野太洸)は雛形あきこの実弟だった
弟の出生の秘密を守るために殺人事件を起こした。
雛形あきこは弟が生まれたのを知り、探していた。
ようやく見つけた弟は劇団でお芝居をやっていた。
そして弟をスカウトし、売り出していた。
そんな時、モロ師岡が弟の正体に気づいた。
「父親が大量殺人犯だと知ったら世間は驚くだろうな」と脅された。
モロ師岡を毒殺。
モロ師岡はデビット伊東に借金をしていて、秘密を暴露していた。
デビット伊東も脅してきたので殺害。
祖母・小柳ルミ子を殺すしかない。
しかし死んだのは遠野なぎこだった。
すべての罪を告白し、雛形あきこ、服毒自殺。
翼の出生の秘密を守るため雛形あきこはニューヨークに留学すると嘘をついた小泉孝太郎。
雛形あきこは被疑者死亡で送検。マスコミ発表は匿名にしてもらった・・。
ってそんなんあり?
ミステリー作家よりルポライターのほうが似合いそうな小泉孝太郎。
やっぱり光彦は彼が良い(爆)
父が(元)総理大臣だから、兄が刑事局長っていう設定を上まわっているのが難のかもしれんけど(苦笑)
1作目は2016年の6月に放送されていて、「横溝正史」っぽいと感想に書いていたw
今回もそこはかとなく、横溝のパロディっぽい。
島の祟りに数え歌。
そして、妖怪っぽい小柳ルミ子。
でも小柳ルミ子は残念演技だな。
大河もチラッと見たけれど、ちょっと。
昔ルミ子主演の「白蛇抄」って映画がありましたが。
▲杉本哲太が若くて仙道敦子はまだ子役だった。
すごい脱ぎっぷりでわがままボディを披露していましたが、その時も棒だなぁっと思っていたんです。
せっかくの横溝パロディに江戸っ子のようなべらんめぇ口調で違和感・・・。
妖怪っぽいルミ子だけど、雛形のおばあちゃんってのはどうだろう?
雛形あきこの共犯だった猿彦。
永澤俊矢って男前だったし、関西弁が色っぽくてすきだったなぁ。
麻生祐未さんとお似合いだと思っていたのに・・・。
そして・・・ステキだったころの面影があまりない・・・。
良かったのは前作にはいなかった南沢奈央ちゃん。
いつもは薄幸役な彼女ですが、今回は明るくて可愛い編集者でしたな。
小泉孝太郎とは「名もなき毒」を思い浮かべるけれど、今回の役のほうが可愛い。
次回があるなら、彼女は是非レギュラーで!!
▲これも続きをやってほしいなぁ。
日曜ワイドよりは面白かったかなぁw
ま、小泉孝太郎贔屓なんでw
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キャスト
朝比奈耕作——-小泉孝太郎
高林智里———南沢奈央
夏目椿———–阿南敦子
朝比奈耕之介—–佐戸井けん太
中沢義信———阿南健治
小野田一郎——-足立尭之
〇
鳥神翔子—–雛形あきこ
鳥神姫羽—–小柳ルミ子
鳥神京子—–遠野なぎこ
鳥居猿彦—–永澤俊矢
羽鳥三都子—千葉雅子
鳥神純子—–篠原ゆき子
太田柊一—–吉田智則
横田康介—–鈴木正幸
柿沼正二—–デビット伊東
結城翼——-上遠野太洸
窪田六郎—–阪田マサノブ
岩下吾郎—–モロ師岡
太田しず江—池田道枝
○
尾車泰之—–里見浩太朗
コメント
鈴木正幸が交番勤務の警察官役、30年以上前の金八先生でも交番勤務の警察官役、TBSでは鉄板と言うかはまり役なんでしょうか?
今回のキャストに雛形あきこ・小柳ルミ子・遠野なぎこ・永澤俊矢・里見浩太朗と離婚経験者が多いのは偶然なのでしょうか、他のキャストは知りませんが。
信濃のコロンボファンさん、コメントありがとうございます。
たしかに鈴木さんは交番勤務の警察官役が多いですね。
日本では3組に1組が離婚しているので多すぎるとも思わないです。
偶然じゃないでしょうか。
こんにちはー、
八つ墓村的な世界を?と思ったら、
過去にこちらで同じこと書いてたww。
すごーくおどろおどろしいのを出したいんでしょうが、
なんか笑っちゃいました。
今、平成じゃーんとか、そんな奴おれへーんとかつっこんで。
作り手の必死さも、お金のかけ方も違うんでしょうねー。
先日、テレビ版ですが病院坂をやってて。
若き日の光石さんも出てたり、
山本陽子さんもむりやり若かったけど(笑)
怖い❗ って雰囲気は出てましたからね。
やっぱりフィルムじゃないと、ザラザラ感やジメジメ感は出ないのかな?
そうそう永澤さん❗
おんなじこと思ってて、すごく嬉しかったです。
ほんまもんの時、素敵でしたよねー。
2サスでもいい役つけそうだけど、猿彦はあかんな(苦笑)
あと、遠野さんの劣化も悲しかった…。
すずらんの時は、あんなに儚げだったのに。たけちゃん役の子も、柊瑠美ちゃんも、期待してたんだけどなー。
そうそう、スレチですが、新喜劇、そうなんです。今もですよー。
私大昔石田くんの追っかけしてましたから(笑)(笑)
実物、すらーっとしててかっこよかったです。
ちなみにダウンタウン全盛期ちょい前には、4時ですよーだとか、‥‥もやってました。
東京の劇場でも新喜劇やってるらしいんだけど、なんか違うんだよねー。
sakiさん、コメントありがとうございます。
前作が気になって自分の記事を読んでみたら、前作にもコメント頂いていましたね!
めっちゃ金田一耕助をリスペクトしてるんでしょうか。
「病院坂の首縊りの家」は、桜田淳子がヒロインの映画版で初めて見たのですが、古谷一行さん主演のテレビ版もいいですよね。
川上麻衣子がちょっとエロく見えるw
光石さんそういえば出ていた!!
地味な役でしたけど、自然で好演でしたよね。
「首吊りの家」は家系図が必要なくらい複雑ですよね。
原作はもっともっと複雑。
簡略化してあの面白さ・・・・。
比べちゃだめですねw
sakiさんの仰るように予算も時代も違いますよね。
永澤さん、ステキな役者さんでしたよね~。
「ほんまもん」で麻生さんと出会ったんでしたっけ。
2サスでの需要は絶対あるはずですよね。
遠野さん、太ましいのと、何年か前に昼ドラを演じていたときから、「鼻声」が気になるんですよね。
「すずらん」は見ていなかったんですが、あの頃から鼻声だったのでしょうか。
柊瑠美ちゃんも30才なんですね。
新喜劇、今も放送してるんですか。
コチラも新喜劇は週一の放送となりました。
ワタシが小さい時は、もっともっと放送していたのに。
石田靖、ワタシもロケしているのを見たことがありますw
「4時ですよーだ」も米原を超えていたとは意外ですw
東京の新喜劇は見たことがないのですが。
そう言えば、売れる前のロンブーが日曜の新喜劇に出てました。
関西弁ではない淳は浮いていたような気がします・・・。
と話がそれましたがw
原作が10~13本あるなら、まだまだ続くかもしれませんね。
南沢奈央ちゃんはレギュラーにしてほしい!
またまたの連投すみません、
調べたら惨劇シリーズは原作が13本あるので、まだまだ続きそうですね。
朝比奈シリーズに関しては何10本もありました。
作品は90年代が多いようで、作家さんは2002年に亡くなられた様子です。