「科捜研の女」第10話ﾈﾀﾊﾞﾚ感想～女だからダメ、修行していないのもダメ、店を増やすのもダメ。

season19 マリコ寿司を握る/
天才寿司職人殺人!? マリコでも作れる極上にぎりの謎

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殺害された強いこだわりを持つ頑固な職人・若杉登（渡辺哲）の爪から検出されたオレンジの繊維片は寿司職人養成学校の職員のID証のネックストラップだった。
講師・鶴橋善也（井田國彦）のネックストラップが紛失していることがわかる。
しかし井田國彦は盗まれたと言う。

渡辺哲の胃に残っていたコハダのにぎりには、きび酢が使われていたことがわかる。
それは寿司職人養成学校の校長・入間千加子（清水美沙）の父で寿司職人はコハダをきび酢でしめていたという。
渡辺哲が食べていた寿司を握っていたのは、清水美沙だった。

高校卒業後、清水美沙は父の寿司店で働いた。
一人娘の自分が、跡継ぎにはなるものだと思っていた。
しかし、女だからダメだと業界からも父親からも認められなかった。
だから学校を開いた。
誰でも寿司職人になれるように。
業界の古い体質を変えるために。

ホテルの担当者にに気鋭の寿司職人たちの実力を評価して欲しいと頼まれていた渡辺哲。
渡辺哲は寿司を食べることなく、清水美沙の学校の卒業生・野田元（藤重政孝）に×をつけた。
学校を卒業しただけの人間は寿司職人として認められないと言う。

一言もの申そうと思った清水美沙は、一人前の寿司を握って、渡辺哲の店を訪れる。
渡辺哲は清水美沙の寿司を食べることなく拒否。
二人は言い合いになる。

清水美沙が提出したネックストラップは、井田國彦の汗が付着していた。
井田國彦のネックストラップを盗んだのは清水美沙だった。
清水美沙の足取りから凶器に使われたと思われる凶器のネックストラップが発見された。

しかし清水美沙は犯行を否定。
ネックストラップはあの店に落としたものだと言う。
IDカードのほうはそのまま持ち帰っているとわかり、犯人の痕跡を調べる科捜研。
辛子が検出された。
地辛子という福井県産の辛子で、その辛子を使って寿司を握っていた職人。

犯人は友部

友部は渡辺哲が○をつけた寿司職人だった。
出店が決まった友部は渡辺哲に礼を言いにやってきた。
しかし渡辺哲は清水美沙の寿司を食べ、気が変わっていた。
食べていない野田の寿司を食べる気になったのだ。
ホテルには電話して、もう一度審査をし直すという。

しかしすでに銀行の出資を頼んでいた友部。
ホテルの出店を足がかりに全国展開を考えていた友部は、怒る。
すると
「欲張れば味が落ちる。
店を増やしたいならビジネスマンになればいい！
寿司職人としての君の評価は×だな。」
と言い放たれ、殺害に及んだ。

清水美沙は書類送された。
校長を辞任するという清水美沙に、渡辺哲は力を認めたのだから頑張れ～！！ってなもんです。。

女だからダメ、専門学校を出ただけで修行していないからダメ、店を増やそうとしたらダメ。
寿司職人って・・・！！

しかし・・・。
渡辺哲もダメでしょう。
ホテルの人もダメ出し。
だいたいなんであんなチラシの裏に書いたような名前に○×で出店を決めるのよ。
まずホテルの人が候補者の寿司を持ってくるべきでしょう。
プレバト方式でさ、名前を伏せて判定して貰えば良かったのに・・・。
ってかさ、こんな頑固職人に頼むのではなく、ホテルのシェフやスタッフで決めたら良かったのに。
どんだけ自信ないねん。

清水美沙もさ～。
ブランクがあるのにえらく自信満々なんだなぁ。
あそこで自分の握った寿司を食べて貰おうとするなんて。
それより、ホテルの担当者を口説いたほうが早いと思う。
なんせ・・・ホテルの担当者の怠慢と頑固すぎる寿司職人が蒔いた種。
最初からきちんと食べて評価していたら、友部には○が着かなかったっぽいし。

しかし・・・頑丈なネックストラップだったな。
途中でちぎれることなく・・・ねぇ（苦笑）

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主題歌はコチラ

「ここにある光」番匠谷紗衣
キャスト
榊　マリコ…沢口靖子
土門　薫……内藤剛志
風丘早月……若村麻由美
宇佐見裕也…風間トオル
藤倉甚一……金田明夫
日野和正……斉藤　暁
橋口呂太……渡部　秀
涌田亜美……山本ひかる
佐伯志信……西田　健
蒲原勇樹……石井一彰

ゲスト：清水美沙、井田國彦、渡辺　哲、藤重政孝