『いだてん』第30回 感想~敗者にとっての実感放送は酷

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~「黄金狂時代」


「いだてん」前編

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1932年、ロス五輪が開幕。
大会運営側の妨害にあう。
それでも臨場感のある実感放送だった。

全種目制覇。
しかひ……。
大横田(林遣都)が腹を壊す。
リレーは大横田の代わりに、勝っちゃん(斎藤工)待望論がでるが……。
かくちゃん(皆川猿時)が反対する。
日本を明るくするために。
かくちゃん、鬼となる。

大横田がいなくてもリレーはぶっちぎりで優勝。
しかし400m。
大横田は銅メダルに終わる。

一方、治五郎(役所広司)はIOC総会で五輪招致の立候補を表明。
しかし立候補国が9カ国もある。
次の候補地ドイツのヒトラーは五輪不要論者。
もしヒトラーが事態すれば日本にチャンスあり。
しかしヒトラーのような独裁者を許せない治五郎。
スポーツが政治利用されてはいけない。



いや〜。
今日も楽しかった。
紀行の北島康介まで…楽しかった。
個人種目だけどチームワークも必要。
リレーって盛り上がるよな…。

北島康介は手ぶらで帰ってこなかったけど、勝っちゃんは手ぶらになってしまった。
勝っちゃんの複雑な表情…。
それでも大横田を抱きしめる勝っちゃん。
北島康介が「頼もしい後輩が育った」と言っていたが勝っちゃんもそんな気持ちだったんだろうな。

実感放送は勝利すれば楽しいけれど、負けたらキツイなぁ。
負けから得られるものはたくさんあるんだろうけど、選手は謝罪するしかないなんて。
大横田くんは立派な銅メダル。
アメリカ人との体格差半端ない中での銅メダル。
世界で3番目。
金栗四三もそうだったが、4年に一度の五輪にピークを合わせ、体調を合わせることの難しさよ。

そしてヒトラー。
ヒトラーは五輪無用論をかかげていたのか。
なのにベルリン五輪は開催された。
プロパガンダに利用したような…。
大河ドラマにヒトラーやムッソリーニが出てくるなんてね。



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キャスト
田畑政治・・阿部サダヲ
金栗四三・・中村勘九郎
高石勝男・・斎藤工
大横田勉・・林遣都
野田一雄・・三浦貴大
鶴田義行・・大東駿介
小島一枝・・佐々木ありさ
前畑秀子・・上白石萌歌
松沢一鶴・・皆川猿時
マリー・・・薬師丸ひろ子
緒方竹虎・・リリー・フランキー
酒井菊枝・・麻生久美子
河野一郎・・桐谷健太
春野スヤ・・綾瀬はるか
東龍太郎・・松重豊
高橋是清・・萩原健一
美濃部りん・池波志乃
美津子・・・小泉今日子
五りん・・・神木隆之介
永井道明・・杉本哲太
二階堂トクヨ・寺島しのぶ
嘉納治五郎・役所広司

美濃部孝蔵:森山未來(語り)
古今亭志ん生:ビートたけし(噺)
ほか

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