「遙かなる山の呼び声」 ネタバレ感想~コレはコレでヨシ

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「遙かなる山の呼び声」

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原作はコチラ

だいたいのあらすじはウィキペディアと同じ。

タケシ(常盤貴子の息子)のピアノの発表会のあとに人を殺して逃げていることを民子(常盤貴子)に打ち明ける耕作(阿部寛)。
発表会の会場に警察がいたので。

人を殺した理由は、「借金を苦に自殺した自分の妻を葬式の席で罵った金融屋を殴り殺してた」ってのから、”博打に狂った妻が自殺。自殺じゃなければ保険金が下りたと言われた”ことにカッとなって殴り殺してしまった。”と。

警察の捜査が近づいていることを知り、明日には出て行くという耕作(阿部寛)だったが、その夜、ミチコ(牛)が体調不良に。
獣医師の往診でなんとか一命はとりとめた。
そして、耕作逮捕。

ラストシーンは裁判所。
虻田(筧利夫)と傍聴する民子。
耕作は懲役5年。

判決のあと。虻田は
「オヤジさんが死んで大変だけど、牧場は絶好調。
ずっとあの牧場で待っている!」

と大きな声で耕作に伝えた。



中原丈雄さんが常盤貴子の義理の父役だったけれど、原作には、舅は存在せず、母子二人の家だった。
阿部寛を連れてきたのが中原さんなので、導入部はちと違う。
その他、現代に設定が変わっているので、細かいとこは違うけど、大筋でそう変わらないと思う。
脚本は共作だけど山田洋次さんの名前もあったので、あらすじ的にはそこまで変わっていない。
だけど、やっぱり違うなぁ~。

原作では母・民子が腰痛で入院中に、武志が田島に懐くんだけど、それが無かったのは残念。
そしてラストシーンが裁判所ってのも残念ポイントかなぁ。
阿部寛は時代劇のイメージもあるので、馬だって乗りこなすだろうと思っていたんだけど、そのシーンも無かったなぁ。
最後に中原さんが亡くなるなら、やっぱりここは息子と耕作、二人の時間が欲しかったなぁ。

あ、でも酪農を続けていくのはハッピーかも。
そこは好転かな。



原作を超えることは無かったと思いますが、コレはコレでそこそこ楽しめましたよ。
そもそも原作超えなんて、狙ってないと思う。
制作時間持ちが宇うだろうし。
なんてったて、阿部寛のラブストーリーなんて見納めかもしれなんからw

北海道弁は中原丈雄さんと高畑淳子さんが引き受けてたねぇ。
筧利夫はちょっとやり過ぎなんじゃね?
コントかい!って思ったけれど、だんだん気にならなくなった。

サクッと見るには楽しい良作だったと思う。

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キャスト
田島耕作++++++阿部寛
風見民子++++++常盤貴子
虻田太郎++++++筧利夫
風見武志++++++佐藤優太郞
大沢鈴江++++++高畑淳子
風見吉雄++++++中原丈雄

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