『カムカムエヴリバディ』 第10回 感想~勇、安子を抱きしめるが傷心

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 第2週 「1939ー1941」

あらすじはコチラ→

「あんこが兄さんを好きなのは知っとった。
兄さんが相手にするわけがないと思っとった。
兄さんらしくない。
わかっとるはずなのに。いずれあんこを苦しめること」
受け損ねたボールを拾う稔
「ゆうべ、安子ちゃんのうちへ行ったんじゃ
ご両親に挨拶してきた
安子ちゃんとのつきあいを許して欲しいいうて」
「それで?」
「娘をよそにはやれんと言われた
父さんやや母さんにも簡単には許して貰えないじゃろ
誠意を尽くしてわかって貰おうおもう。
父さんや母さんにも、安子ちゃんのご両親にも」
「兄さん、ワシ、今年が最後の夏なんじゃ
諦めん・・・
甲子園も・・。あんこも。」
勇を見つめる稔

安子は基礎英語講座を聴いて、ラジオ体操に遅れる。
基礎英語講座は適性語と言われてひるむ。
勇も毎日野球の練習。
しかしユニフォームからローマ字を消すこととなる。



夜、食卓を囲んでいる橘家
職人・菊井に召集令状がきた。
「申し訳ありません、店が大変な時に」
頭を下げる
入隊は来週の初めになる。
ごちそうを作らないと・・・・と小しずとばあちゃん。

洗い物をしながら小しずが安子に言う
「これから若い男の人は戦争に取られていく
算太はどこでなにをしているのか」
「お兄ちゃんのことだから。逞しく生きていると思う。」
「稔さんは?
手紙はやりとりしてるんじゃえろ?」
「学生は招集されん聞いとる」
「そう」
「母さん
勝手をしてごめんなさい
じゃけど、私稔さんのことが・・・」
「わかっとる
お父さんももうお店のために安子に見合いは勧めないと思う。
だけどお母さんもお父さんも心配なん
安子が傷つくことになってほしくないんじゃ」

勇の学校は地区予選の2回戦を突破。
しかし今年の夏の甲子園大会は中止と監督に聞き呆然とする



神社に安子が来る。
すると勇が座り込んでいるのを見て声をかける
「勇ちゃん、どねんしたんこんなとこで?」
安子はお参りをする柏手を打ち
「出征された菊井さんがご無事でありますように
お砂糖がなくてもおいしいお菓子が作れますように・・それから」
少し大きな声で
「勇ちゃんが甲子園に行けますように」
勇の方を見て
「もう準決勝まですすんでるんじゃな
私がお祈りせんでも勇ちゃんじゃったらきっと行けるな」
立ち上がる勇
「甲子園は中止になった。
最後の夏は終わったんじゃ」
「ごめん・・ごめんなさい
私なんも知らんで・・
あの稔さんが言うてたよ
勇ちゃんにゃとてもかないやせん
こうときめたらまげん強い信念を持っとる。
じゃからそんな勇ちゃんじゃったらきっと・・・」
「なんで・・お前は・・そねな」
安子を抱きしめる勇
飛び退く安子
「わしにゃあ、野球しかなかった
兄さんに勝てるとしたら、野球しか。」
走り去る勇

12月の朝、基礎英語講座を聴き終わりラジオ体操に向かおうとすると、臨時ニュースが入る。
イギリス・アメリカとの戦争に入ったと(真珠湾攻撃)・・・その日を最後に英語講座はラジオから消えました



考えてみると12月まで基礎英語講座が流されていたのにも驚き。
ユニフォームからローマ字を消したのは夏だったのに・・・・。

安子は勇の心をグサグサ刺したなぁ。
何にも気づいていないんだもんねぇ。
野球だけは兄さんに勝てた。
勝てるとしたら野球だけ。

稔はきちんと勇には話す。
橘家に行ったことも。
許して欲しいと思っていることも。
その気持ちを聞いても諦められない勇。
小学生のころから安子一筋の筋金いりだもんなぁ。
安子は勇の気持ちを何一つわかっていないけど、でもそういうとこが好きなのよねぇ、勇も。
勇が安子に抱きつくなんて、少女漫画よね。
安子が「これで、救われる?」って言い出さなくて良かったよw
りょーちんとは違うw
ま、りょーちんが苦手で勇ちゃんが好きだからなワタシ。



太平洋戦争がいよいよ始まるんだなぁ。
学生には召集令状は来ない・・・。
こんなフラグいらんのに。
こりゃ、稔さんにも召集令状は来るよね。

稔さんが橘家に来てから・・・1年近く?
文通は続けているけど・・・稔は両親に安子の存在を話していないのかしら。
二人の仲も気になるが、勇がどう立ち回るのか。
勇は稔も安子も好きだから、きっと一番の理解者になる・・・という貧乏くじを引くのね。
それが勇のような気がする。
それでもワタシは思う。
傷ついて打ちのめされても一生懸命な虹郎が好きなよ!!



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主題歌:「アルデバラン」AI

キャスト
橘安子(上白石萌音/幼少期:網本唯舞葵)
雉真るい(深津絵里)
ひなた(川栄李奈)
橘家の人々
橘金太(甲本雅裕)
橘小しず(西田尚美)
橘算太(濱田岳)
橘杵太郎(大和田伸也)
橘ひさ(鷲尾真知子)
雉真稔(松村北斗)
雉真勇(村上虹郎/幼少期:藤原詩音)
雉真千吉(段田安則)
雉真美都里(YOU)
柳沢定一(世良公則)
柳沢健一(前野朋哉)

語り(城田優)

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