「ブギウギ」 第49話 ネタバレ 感想~○○○ではわからない!ギリギリの愛国歌に涙

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第10週 「大空の弟」


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羽鳥善一が企画した合同コンサート当日
ブルースの女王・茨田りつ子とスウィングの女王・福来スズ子の共演が評判を呼び、客席は満員。
「歌うことは生きること。
その事は変わることはありません」

挨拶をして茨田リツ子が「雨のブルース」を歌う

次はスズ子
観客席には亀を抱えた梅吉
「大空の弟」を歌うスズ子
歌詞には六郎の名前をが出てくる。
敵軍と戦う六郎の手紙とスズ子の心情。
六郎の手紙にはいつも部隊名が書いていない。
いつも○○部隊 ○○方面 ○○○ではわからない

涙を流しながら歌い上げたスズ子は、ステージにうずくまり泣きじゃくる
「福来くん、しっかりしなさい」
羽鳥を振り返るスズ子。
前を向き顔を上げると、梅吉の背広を着た坊主頭の六郎が笑う。
涙を流しギュッと目をつぶり、客席を見つめ立ち上がる。
羽鳥を振り返る。
「ラッパと娘」を全身で歌う
客席は盛り上がる。
スタンディングオベーションの客席。
梅吉も「スズ子!」と叫ぶ
涙一杯のスズ子は観客に手を振り最後には笑う。
羽鳥も笑顔。

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「大空の弟」は笠置シズ子さんの弟・八郎からの手紙を元に書かれたとか。
楽譜がないため、服部良一さんの孫で「ブギウギ」の音楽担当服部隆之さんが仕上げた。
軍歌といえば軍歌になるのかもしれないけれど、いわゆる「勝ってくるぞと勇ましく!」って感じでもないので、流行はしなかったんだろうと思うけど。
でもこの曲は少し皮肉も込められているような歌詞だと思う。
ギリギリ愛国歌だと言い張れるとふんで発表したのかも。
弟を送り出した姉の心情、やるせない気持ち
服部良一先生と笠置シズ子さんの気持ちを思うと・・・。

スズ子ってか趣里ちゃんの歌に泣かされました。
あの表情、涙を流しながらギリギリ涙声にならないところに脱帽。
そのあとの「ラッパと娘」も泣けた。
久しぶりに見たスズ子のキュートな笑顔に。
今日の顔はちょっと伊藤蘭さんにも見えた。あたりまえか。

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歌い終わった時には「よく歌った!スズ子!」と。
気を抜いたら六郎の幻。
スズ子にとってはいつも笑っている六郎なんやな。
この悲しくて辛い歌詞を歌うことで、踏ん張れたらいいね。
と書きながら泣いてまんがな。
六郎亡くなって、初めて六郎が出てきたね。

前に進めたら。
残された者は前に進まなければ。
もちろん受け入れられないこともあると思うけど。
お父ちゃんもな。
梅吉もやっぱり前に進まないと。
やっぱり仕事をしないと。
東京では梅吉も辛いよ。
友達もいないんじゃ・・・。
明日にはお別れやな。

スズ子とリツ子の関係は、少し「ガラスの仮面」の北島マヤと姫川亜弓を思い出してしまうね。
菊地凛子さん個人としては亜弓さんより月影先生が似合っているけれどw
スズ子の歌を聴いて少し笑ったリツ子さんも素敵だった。

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ブギウギの感想はコチラ→

主題歌 – ハッピー☆ブギ/中納良恵,さかいゆう,趣里

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キャスト
花田鈴子(趣里/少女時代:澤井梨丘)
花田梅吉(柳葉敏郎)
花田ツヤ(水川あさみ)
花田六郎(黒崎煌代/幼少期:又野暁仁)
伝蔵(坂田聡)
小村チズ(ふせえり)
茨田りつ子(菊地凛子)
松永大星(新納慎也)
辛島一平(安井順平)
一井(陰山泰)
五木ひろき(村上新悟)
二村(えなりかずき)
小林小夜(富田望生)
藤村薫(宮本亞門)
羽鳥麻里(市川実和子)
羽鳥善一(草彅剛)

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