「ブギウギ」 第42話 ネタバレ 感想~六郎の手紙は亀の心配。富田望生ちゃん登場

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第9週 「カカシみたいなワテ」


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スズ子が警察の取り調べから帰ると、羽鳥と辛島が待っていた。
辛島は警察に明日からの講演の許可を貰い食事でもして帰ろうと言う。
羽鳥は茨田が出てくるのを待つと言うので、辛島と二人伝蔵の屋台へ。
「警察には逆らえない」
と辛島
「せやけど茨田さんはあんなにつっぱってんやろ」
「どこの会社にも属さず自分だけの楽団を抱えている
ただあれはわがままが過ぎるよ」
「わがままか」
「変なこと考えないでくれよ!」
スズ子は梅丸楽劇団の看板なんだから、スズ子の態度しだいで今後は楽団の存亡に関わる
「茨田リツ子は茨田リツ子
福来スズ子は福来スズ子」
「そんなんわかってますよ」

下宿に帰ると玄関脇に座り混んで梅吉が寝ていた
チズ夫妻が布団に寝かせてくれた
「映画は?脚本はもう書かへんの?」
「映画は人を助けてくれへん
そんなもんいつまでも続けたかてしゃあないやろ」
チズが六郎から手紙を届けにきてくれた

”お父ちゃん 姉やん
亀は元気ですか?
エサは食うてますか
たまにはミミズも食わしたって下さい。
たくさんお日ぃさんにあててやって下さい。
喜びます
よく寝ます。
ワイは毎日に頑張っています
元気です。
お父ちゃんと姉やんも元気でな
以上”

「今のお父ちゃん見たらあの子ガッカリすんで
情けないお父ちゃんや言うて」
「あいつはそないな冷たいこと言わへんよ
説教もせえへん
ワシの気持ちをわかってくれる
一緒にのんでくれるかもしれなへんし
優しい息子やもん
六郎 はよ帰ってけえへんかな~」

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翌日、劇場に入る茨田リツ子
「国防婦人会」が茨田の贅沢なファッションに注意する
「これは私の戦闘服です
丸腰では戦えません。
それは私に死ねと言うことです。」
「偉そうに歌手が何と戦っているっていうの?」
「どいて下さる?」
迫力に負け道を空ける婦人会

長いつけまつげを短く切りそろえるスズ子
「福来君、それで良いの?」
「ええんです。
もう講演を中止するわけにはいきまへん」
「君らしくて好きだったんだけどね
うまくいかないもんだね。
僕は楽しむよ。
どんなときでもそれは変わらない。
ワントゥスリーフォー」
控え目なメイクと衣装。
そして三尺四方の中で歌うスズ子。
客席に茨田リツ子

講演が終わり沈み帰る楽屋。
辛島だけがみんなを褒めまくる
「良い演奏だった!
福来君も良い歌だった!
素晴らしかった!」
そこへ茨田リツ子が入ってきた
「僕が呼んだんだ。」
「先生、先日はお恥ずかしいところをお見せして」
「心にもないことを
恥ずかしいなんてそうは見えなかった」
スズ子の前に立つ
「あなたどうしたの?
ぼっーっと突っ立ってかかしが歌っているみたいだった」
「茨田さんだってつったってうたっているやないですか?」
「今日のあなたはつまんないっていうの」
「好きにやったら警察に捕まる」
「そんな理由でつまんない歌を聴かされるお客は気の毒よ
嫌ならとっとやめたら?」
「嫌なわけないやないですか。
そらワテかてもっと自由にもっと楽しい歌いたいわ」
「ならそうすれば?
先生これで失礼します。」

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そこへ小林小夜(富田望生)賀入ってきた
「俺を弟子にしてくんねえ。」
「弟子なんてつまんないの取らないの」
「おめえでねえ!」
「福来スズ子さん
俺を弟子にしてくんねえ」
「あんさん歌手になりたいんでっか?
勉強したことなんの?」
「あんたの歌聴くと辛い気持ちがすーっとする。
落ち込んでても、楽しくなって飛び跳ねたくなって
何でか涙がでんだ・・・。」
「ありがとう
弟子をとるやなんて柄でもない」
「他に行くとこがねえ。
銭っこもねえ
福来スズ子さん
俺を拾ってくんちえ」
「弟子を取る気はありまへんけど
行くとこないのに放り出すわけにはいきまへんわな」
「私、小林小夜って言います。」

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茨田さんが淡谷のり子さんだってことですが、淡谷さんのことを知っているギリギリの世代がアラフィフ世代ですかね。
とはいえ、ものまね番組とか、なんかの審査委員とか、あと・・・おしるこ?CMに出ておられましたね。
ずっと毒舌で笑わない女性というイメージでしたが、戦時中のこのエピソードを見るととても強い人だったことはわかります。
ただ不機嫌に怒っていたわけではない。←多分w
そして怒られていたほうも、戦時中のエピソードを訊くとぐうの音もでないかな。
この理不尽な時代に自分を貫き通すということは、殺されることもいとわなかったんだろうと思う。

朝ドラお馴染みの国防婦人会。
スカートの丈を測ったり、人にいちゃもんつけたり。
昨日の警察官もだけど、そんなことをしているヒマがあれば他に・・・って思ってしまうなぁ。
働けよと。
スカートの丈とかワタシの世代なら校則で縛られたりしたねぇ。
もうしょうもない。
でもずっと引きずってる。

六郎の手紙。
ほぼ亀の心配。
六郎は元気でやっているというけれど、ホントに?
おばちゃん、心配。
何も書けなくて、亀のことだけ書いたんじゃないか・・・。
ホントに六郎が書いたの?

お父ちゃんは「ツヤちゃんが辞めさせてくれない」から脚本を書いていただけ。
死んでしまったら・・・酒飲むしかないよな。
ツヤちゃんが応援してくれていたから頑張れただけやもんな。

そしてこんなにくらいこのご時世。
小林小夜(富田望生)ちゃんの登場でちょっとでも明るくなれ。

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主題歌 – ハッピー☆ブギ/中納良恵,さかいゆう,趣里

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キャスト
花田鈴子(趣里/少女時代:澤井梨丘)
花田梅吉(柳葉敏郎)
花田ツヤ(水川あさみ)
花田六郎(黒崎煌代/幼少期:又野暁仁)
伝蔵(坂田聡)
小村チズ(ふせえり)
茨田りつ子(菊地凛子)
松永大星(新納慎也)
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