「ブギウギ」 第38話 ネタバレ 感想~六郎、出征。ハハキトク

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第8週 「ワテのお母ちゃん」


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夜遅くやってきた六郎は下宿でご飯を食べる
「ええな!毎日、こんな美味しいもん食べて!」
とご満悦。
チズに二人が似ていないと指摘されるも誤魔化すスズ子。
夜、スズ子の部屋を見た六郎は
「ええ部屋やなぁ」
と大はしゃぐ。

「なんで来たんや?
赤紙きたんやろ?」
誇らしげに赤紙を見せる六郎。
「すごいやろ?
ワイ 入隊したらいつ会えるかわからんから、会いにきたんや!
ワイ 優しいやろ?」

布団を並べて寝る二人
「お母ちゃんようないんか」
「ずっと寝てる
お父ちゃんもしょぼくれてるし。
でも大丈夫や。
ワイ お母ちゃんと約束したんや
敵をぎょうさんやっつけるからお母ちゃんもはよ治すって。
ワイかて不安やねん
軍隊に入ったらまた馬鹿にされるかもしれへんやろ?
それに死ぬかもしれへんやろ?」
「アホなこと言いな」

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「ワイな 寝る時に考えてまうねん
死ぬってどんな感じなんやろ
どないなって死ぬんか思うと・・・頭おかしなりそうになんてん
ワシ 死ぬときに一人は嫌や。
死ぬんやったらみんなでせーのがええわ」
スズ子に背を向ける六郎
「死ぬ直前いうのはきっとごっつ痛いやろ
めちゃくちゃ怖い
目の前が苦唯にまっくらになるんちゃうか
その後どうなるんやろ?」
「あんたはしなん!!」
「せやけど人間みんな死ぬやろ
怖いわ。怖いのすかんねん。」
布団をかぶる六郎
「姉やん」
「なんや?」
「そっち行ってエエか?」
「ええよ。おいで。」
スズ子にしがみつく六郎
「ワイ死にとうないわ。」
六郎を抱きしめるスズ子
「死にとうないわ!」

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朝。
「ほな行って参ります」
と言った六郎は、あ、参りますは生きて帰りますに聞こえるからアカン言うて言われたんやった呟く。
「ほなら”参ります”でええ。」
「せやな。参りますやな」
「万歳しよっか?」
「ええわ。こないだしてもうた。
せっかく東京きたのに姉やんの舞台も見たかったわ」
「また見に来てや。必ず!」
「必ず行くで。
ほな行って参ります!」
うなずくスズ子
笑顔で歩き出す六郎
振り返らず門をまがって行く
スカートをきゅっと握りいつまでも見送るスズ子

はな湯
「ワテ罰でも当たったんやろうか?
こんなはよう死ぬなんて思いもせんかったわ」
「おもわんでええわ」
「やっぱりスズ子をキヌに会わせんかったらから、その罰やろうな。
ワテ お願いがあんねん
このまま何があってもスズ子をキヌに会わせんといて欲しいねん
これから生きて行く綿の知らんスズ子を・・・
キヌが知るんは耐えられへん
性格悪いやろ
醜いやろ」
「醜ないわ。
ツヤちゃんはやっぱり最高の母親や。」

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ある日の下宿。
朝出掛けるスズ子にチズが電報を渡す。
”ハハキトク”
「すぐ帰ってあげな」
よろけるスズ子に水を飲ませる。
「帰ってあげな!」
「せやけど舞台が」
出て行くスズ子。

「親の死に目に会えないと思って頂きたい
何よりお客様にとって福来くんに代わりはいない」
と演出家の竹田
羽鳥は・・・そうは思わない。
お母さんの病気に弟さんの出征がかさなったのではスズ子だって疲弊する。
しかしお客さんはそんなこと知るよしもない。
むしろその気持ちを全てぶつけていつもより良い歌だと思われなければいけない。
それができないんなら帰ったほうがいい。
それで福来スズ子の価値が下がることはない。
おかしなことを言っているように聞こえるかもしれない
「それができないなら福来君すぐに大阪に帰って
ただここに残るならそれくらいの覚悟で歌って欲しいということです。」
「ワテ・・・残ります。
歌わせて下さい」
「ありがとう」
辛島が頭を下げる。
舞台袖に立ったスズ子。
「お母ちゃん ワテは
歌手としてもっと大きなりたいんや。
もっと・・・」

「センチメンタル・ダイナ」を感情をぶつけて歌うスズ子。
後で見ていた羽鳥は驚くほどの熱唱に客も盛り上がる。

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今日もガマンしててん。
しててんで!!
せやけど・・・門を曲がる六郎が振り返らずに歩いていくから・・・。
もう涙腺崩壊してしまった。
今も泣いてます。
なんなら涙だけでなく、鼻水も垂れてます。
見送ったスズ子の手のアップ・・・。
そこで汽車の効果音。
なんなん!!もう!!!

お父ちゃんとお母ちゃんにはちゃんと「秘密」を守った六郎なのに、チズにはぽろっと「血のつながりがない」ことを言いそうになる可愛い六郎。
ごはんにはしゃぎ、部屋にはしゃぎ。
でも姉やんには「死にとうないわ!」と本当のことを話すがりるく六郎。
ああ、どの場面も涙なくして書けないやないか。
今、おかわりを見ながら書いてますが、どんどん溢れる涙です。
辛い辛いわ。
せっかく東京に来たのに姉やんの舞台も見られない。
ツヤさんだってまだ舞台を見てないのに・・・。

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丸坊主で布団に入って天井を見ている六郎の横顔がまだまだ幼すぎて。
肌もつるつるで。
こんな子供が戦争に行かなあかんのかと思うと・・・。
次から次へと涙が溢れてきました。
もう諦めて泣き散らしてます。

NHKに六郎殺すな!ってメールを送りたい(爆)

最期には「ハハキトク」
ツヤさん。
スズ子が東京に行ってから急激に悪くなっちゃったなぁ。
なんてことなんだ。
梅吉さんも辛い。
ツヤさんが酷いことを言っている自覚はある。
でも会わせないで欲しい。
六郎、やっぱり秘密は守れたね。

それでも舞台に立つスズ子。
渾身の「センチメンタル・ダイナ」
羽鳥も驚く「センチメンタル・ダイナ」
もうね。辛いとか切ないとかそんな気持ちを全部ぶつけてくれたね。
ああ、ワタシがごちゃごちゃ言うより、朝も昼も夜も週末もこの週の「ブギウギ」を見て欲しい。
今、見ていない人にも見て欲しい!
切なくて悲しいだけではないのよ。
魂が震えるんですよ。

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ブギウギの感想はコチラ→

主題歌 – ハッピー☆ブギ/中納良恵,さかいゆう,趣里

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