第5週 「ほんまの家族や」
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スズ子は叔母のタカから亡くなった菊三郎と女中のキヌ(中越典子)の娘だったとの事実を告げられ混乱し走り出す。
夜遅くになっても戻らないスズ子を心配する。
祖母の大西トシ(三林京子)はお腹がすいたら帰って来るわと言う。
翌日、スズ子は隣の村に嫁いだキヌを訊ねる。
「教えて下さい。
なんでもエエから教えて」
「どうしたらええのんかわからんかった。」
20年前、スズ子を妊娠したが白壁から追い出され、実家の助けもなかった。
同じくお腹の大きなツヤがキヌに
「うちで産んだらええ」
と言われた。
その後、出産。
「この子はうちが育てる。
一人も二人も一緒や
今のあんたには無理や
1年に1度帰ってくる。
その時は抱いたって。
あんたが育てられる思ったら返す。」
ツヤには感謝している
あのままだったら自分もスズ子も死んでいたかもしれない
会えるのは1年に1度やったけど、スズ子抱きしめたり、ツヤのところでスズ子が頑張っていると思うと生きる勇気が湧いた。
「覚えてへんわ・・・」
「こんまいころやったから。
それにツヤちゃんこっちに帰ってこんようになってしもてたし。」
キヌは小さい息子に子守歌を歌って昼寝させる。
その子守歌はツヤが自分に歌ってくれていたものだ。
スズ子の目に大粒の涙
「そうや。あんたにあげたいもんがあったんよ。
ちょっと待っといて」
フラフラと立ち上がり、家を出る。
お使いから戻って来たキヌの長男・ゆたかはスズ子に声をかける。
「許さんけ。お母ちゃんのこと悪う言うたら許さんけ」
「スズ子さん!」
家からキヌが飛び出しスズ子に、菊三郎の形見の金の懐中時計を渡す。
お金に困ったらこれで・・・と菊三郎に持たせて貰ったが、ずっとスズ子に渡したいと思っていた。
「アホやからこんなことしか考えられんで・・・。
あんたがどれだけ驚いて傷ついたんか
よう考えもせずベラベラ話して堪忍な。
ほんだら・・・」
スズ子の手に懐中時計を握らせ家に戻る。
長男・ゆたかはキヌの後を続く。
月曜からしんみり。
趣里ちゃんの長いまつげからこぼれ落ちる涙が美しかった。
横顔は伊藤蘭さんに似ているね。
今日はずっと泣いていたスズ子。
出生の秘密を聞いて六郎と目を合わせ溢れる涙。
どこをどう彷徨ったのかわりと簡単にキヌの家まで行けたことにちょっと驚いたが、おばあちゃんの大丈夫や!にこちらも安心。
小さい父親違いの弟もいたのね、スズ子。
この弟たちとまた会うのかどうかはわからないけど・・・。
にしても今朝はしんみり。
晴れた朝だったことだけが救いw
スズ子は明るく前向きに頑張って欲しいね!!
六郎のちょっとアホなところはスズ子の救いになるんじゃないかと。
で、コラ白壁!!
女中を妊娠させといて放り出しといたくせに、今更「息子によう似てる」と言い出す根性、どないやねん!!
金に物言わせてやりたい放題やな!
キヌにもきちんと謝罪しろ!
キヌさんもとんだボンボンと・・・。
そのまま白壁にいても不幸だっただろうし。
ボンボンっていうだけで甲斐性もない。
ホンマに・・・
しんみりしつつ白壁に怒りが湧く!!
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キャスト
花田鈴子(趣里/少女時代:澤井梨丘)
花田梅吉(柳葉敏郎)
花田ツヤ(水川あさみ)
花田六郎(黒崎煌代/幼少期:又野暁仁)
タイ子(藤間爽子/幼少期:清水胡桃)
易者(なだぎ武)
アホのおっちゃん(岡部たかし)
アサ(楠見薫)
熱々先生(妹尾和夫)
ゴンベエ(宇野祥平)
林(橋本じゅん)
白川幸子 / リリー白川(清水くるみ)
桜庭辰美 / 桜庭和希(片山友希)
秋山美月(伊原六花)
股野義夫(森永悠希)
ハット(福徳秀介/ジャルジャル)
コック(後藤淳平/ジャルジャル)
大熊熊五郎(升毅)
橘アオイ(翼和希)
大和礼子(蒼井優)
羽鳥善一(草彅剛)
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