第85回（第17週）「わたしたちに出来ること」
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ガイド本
「傷ついている人のほうが強いなんてそんな・・。
そういうことは言っちゃダメ
傷ついて良いことなんてない」
と菜津
「すみません」
「ごめんね 急に。
でも傷ついて本当に動けなくなってしまう人もいるから。
神野さんが今まで心からハッピーに生きてこられたならそれは素晴らしい
神野さんがそういう力をもった人だし、周りの人も素敵な人達だったんだと思う。
人は傷つく必要なんてない。絶対にない。」
「そうですね」
「何にもなくても良いじゃない。
どんな人もいるだけでいいじゃない
そこにいてくれるだけで
神野さんもモネちゃんも私から見たら充分すごい。
でもそういうところにいない人もいるって時々思い出してくれると良いな」
その頃、内田は朝岡に自分を起用した理由を聞く
「君にはなかなか面白い魅力がある」
これからは情報をどう伝えるかが大事だという。
情報は正確でなければならない。
それは基本。
それをどう伝えるか。
私たちは全員伝えるエキスパートを目指すべ。
人間の情報処理なんて限られている
どうしても受け取り側の経験や価値観に左右される。
人は自分の好きな人やなんとなく信用出来そうな人の話しかきかない
「だから信用される人になって下さい。」
内田へのファンレターファックスを手渡しながら朝岡が微笑む
「はい」
「私わかって来た。
何もないなら 何もないなりに考えるわ。
世の中にはどういう人がいるのか ものすごく辛い経験をいている人がいるのかもしれない。
何か事情があって動けなくなっている人がいるのかもしれない。
そういう人達が私を見てるんだって 一生懸命考える。
私の強みは考えることだと思う。」
莉子の決心をモネが受け止めた。
次の本番。
中継が終わったモネは莉子のスタジオ放送をチェック。
感動したモネは
「神野さん！最高でした今日！！
観音様を見てるみたい
慈愛に満ちてるっていうか
こっちのことすごく考えてくれてるんだなって感じました
それだけですけど」
と興奮気味に莉子に伝えた。
「永浦さんに感動されてもなぁ ありがと
あのさ いい加減、敬語辞めない？」
莉子は菅波の部屋で引っ越しの準備をしている。
菅波とは電話を繋いだまま。
まったく片付いていない菅波の部屋。
「今日26日ですよ」
片付けながらモネはちょっと怒り気味
「部屋なんか放っといて下さい
そんなことをさせるために鍵を渡したわけではないんですから」←ツッコミ待ちのセリフか！
「何ですか？見られて困るものがあるんですか？
あるなら言って下さい。そこは見ませんから。」
「見られて困るもんなんてないですよ」
「それはそれでおかしくないですか。」
「怒ってますか」
「怒ってません
仕事で忙しい人に 頑張ってる人にそんなことしたくないです」
「すいませんずっと」
良いんです謝らないえ下さい
でも先生に話したいことたくさんあったんです」
「何を考えていたんですか？」
「私やっぱりいつか地元に島に帰って何か自分にできることがしたいんです」
「うん」
「でもまだ何かできるのかわかんなくて
先生みたい 今、目の前にいる人達のために働く
そういう働き方もあるのかもしれないし」
「今から会いませんか」
「これから勤務で」
「送ります会社まで 15分会いましょう」
川沿いの遊歩道を歩くモネ
菅波が駆けてきた
距離を取って立ち止まる2人
「先生忙しいんじゃないんですか？」
「すぐそこまでなんで。あ・・いや。
片手間に来てるってわけではないんですけど
すいません
さっき電話でたくさん話したいことがあるって
話して下さい
考えてちゃんと答えますから」
「先生 ずるいです そんなの わかんないですか？」
「わかってる」
「もう簡単にあ会えなくなっちゃうのに・・
全然時間がなくて でもそれは仕方がない。
でも離れちゃって大丈夫なんですかとか・・
待ってたんです ずっと。
鍵なんか渡すから。
会いたかったんです。
ちょっとでも良いから。
先生だってそういったじゃないですか。
顔見るとやっぱりいいなって・・
でも先生もう行っちゃうから返します。」
鍵を放り投げるモネ
ちゃんとキャッチできた菅波
「投げないで下さい」
「あ、本当すいません
「結論から言うと大丈夫です。」
「え・・。」
「今後何を投げられても あなたが投げるものなら 僕は全部取ります」
駆け出し菅波に飛びつくモネ
モネを抱き留める菅波
「おお！」
菅波は合鍵をモネに見せる
「取れて良かった」
微笑み合うふたりの頭上に青空
彼女にちょっと会うために割ける時間。
「彼女はキレイだった」では2時間。
このドラマは15分（爆）
どこでもイチャコラできる民放とイチャコラはしないけどキュンキュンする菅モネ。
まぁ、比べるとこではないですが、「そんなことをさせる為に合鍵を渡したんじゃない」ってじゃ、何するため？と下世話なツッコミをした人が多かったことに100万点賭けたいｗ
モネ、ずっとガマンしてたんだよねぇ。
会いたいのに会えない。
だからちょっと拗ねて。
ちょっと甘えて。
サメキーホルダーの合鍵を投げてしまった。
モネは物を放り投げるような子でなない。
空間認識力のない菅波がそれを受け取った奇跡（爆）
しかもモネが投げるものなら全部取るって・・・もはやプロポーズ！！！
「ずるい」なんて甘える言葉。
怒ったらダメだ。
ガマンしなければダメだ。
でも離れるのは不安だ。
モネ、可愛いよ。
菅波、ちゃんとしろよ！泣かせるなよ！
で、莉子ちゃん。
誰もが羨む容姿とキラキラオーラ。
性格も可愛いし、お勉強だってできたのでしょう。
それを負だと思わず、それを強みに思わなくちゃ。
ただそこにいるだけで華やかに感じられる人はいないんだから。
「わからないけど、わかりたいと思う」
の伏線はここにも。
視聴者のことは分からないけれど・・・寄り添いたいのだ。
莉子なら光になれる。
そして内田くん。
彼は猫背でちょっと挙動不審っぽさがあるけど（所作が上手よね、清水さん）。
彼がどう伝えるかも見物です。
まずヴィジュアルはOKなんだけど、説得力がある伝え方・・・。
さて、モネ。
やっぱり島に帰るんだろうと思うが、自分が培ってきたそのスキルをどうやって生かすか。
遠距離恋愛になっても、菅モネは大丈夫そう。
来週からはため口のモネ×莉子
きっと菅モネもため口になってるよね。
菅波が「モネ」って呼んでいるのか
モネが「光太郎」って呼んでいるのか・・こうちゃん？とか
ってか・・・今日、初めて菅波の下の名前が光太郎って気づきましたｗ
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「おかえりモネ」感想はコチラ→☆
BUMP OF CHICKEN「なないろ」
キャスト
永浦百音(清原果那）
菅波光太郎(坂口健太郎）
永浦耕治(内野聖陽）
永浦亜哉子(鈴木京香）
永浦未知(蒔田彩珠）
永浦龍己(藤竜也）
井上菜津（マイコ）
朝岡覚(西島秀俊）
神野マリアンヌ莉子(今田美桜）
内田衛(清水尋也）
野坂碧(森田望智）
安西和将(井上順）
高村沙都子(高岡早紀）
沢渡公平(玉置玲央）
及川亮(永瀬廉）
野村明日美(恒松祐里）
後藤三生(前田航基）
早坂悠人(高田彪我）
及川新次(浅野忠信）
語り/永浦雅代(竹下景子）
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