虎に翼 第40話 ネタバレ 感想~優三に赤紙。太賀ってすごいんだぜ。

スポンサーリンク

第8週「女冥利に尽きる?」


ドラマガイド

あらすじはコチラ→

寅子を訪ねてきたのは女子部の後輩・小泉(福室莉音)。
女子部の閉鎖と今年は高等試験も行われないことを聞かされる。
「先輩の後に続けず申し訳ありません」
頭を下げる小泉。
寅子が10年以上かけて切り開いた道は途絶えることに。
これでいいんだ。
心に蓋をする。
家族と一緒にこの戦争をまずは乗り切る
そう思っていた矢先、優三に赤紙が届く。

「何かやりたいことはあるか?」
直言が優三に聞く
「じゃ、明日、少しだけトラちゃんとお出かけさせて貰えれば。」
「そんなことで良いのか?」
「そんなことが良いのよね」
とはる。
花江は優未を見ておくからと微笑む。

この日がいつかくることは寅子もわかっていた
自分は優三に何かしてあげられたんだろうかと悩む寅子

スポンサーリンク

河原でお弁当を開ける優三。
「わぁ
トラちゃんが全部おあがり。優未にお乳あげないとね」
いきなり土下座する寅子
「ごめんなさい。
私なんかと結婚して
普通の結婚生活おくれなくて。
高等試験を諦めずに受けてくださいってちゃんと説得できなくて・・・あと。」
「おちついて!
トラちゃん、どうしちゃったの?」
「私、自分が弁護士として出世したいばかりに優三さんの優しさにつけ込んで、でもすぐ辞めて。
甘えて子供作って
結局、優三さんは戦地に行って、大好きな優未ともはなればなれ
だから、わたしにできることは謝ることぐらいで」
「はて?」
「ふざけないで」
「トラちゃんの「はて?」便利なんだね」
「真剣に話しるのに」
「トラちゃんが僕に出来ることは謝る事じゃないよ」
「え?」
寅子の手を握る
「トラちゃんの出来ることはトラちゃんの好きに生きることです。
また弁護士をしてもいい
別の仕事を始めてもいい
優未のいいお母さんでいてもいい
僕の大好きなあの・・・何かに無我夢中になっている時の顔をして
何かに向けて頑張っていること
いや・・・やっぱり頑張んなくても良い
トラちゃんが後悔せず 心から人生をやりきってくれること。
それが僕の望みです」
「何でそんなこと言うんですか
もうそんな・・・
もう帰ってこないみたいな
もう会えないみたいなこと言わないでよ」
「ごめん。
そんなつもりじゃなくて
帰って来るから
トラちゃんと優未のもとに必ず
よしトラちゃん食べて。」
弁当箱の中にかぼちゃ饅頭が二つ
「美味しいものは一緒に」
「だね」
おいしいと笑い合う二人

スポンサーリンク

優三と優未が眠る側で縫い物をする寅子。
出征の日

優未をあやす優三。
抱きしめる優未に顔を埋める優三
「うん。もう少しだけ」
「あの・・・これ」
五銭玉と十銭玉が縫い付けられたお守りを差し出す
「作ってくれたの?」
「虎は千里を行って千里を帰る。五黄寅生まれの私が力を込めたお守りです」
「心強いなぁ。」

表情のない顔の寅子に、自分のほっぺたを掴んで変顔をする優三
「トラちゃんのようにいかないなぁ」
「らしくないことしちゃって。」
「ありがとね。トラちゃん。
トラちゃんと優未を頼みます」
「どうぞご無事で」
「優未と遊んでやってね。」
子供達にも声をかける
「では、行って参ります。」
歩き出す優三
「佐田優三くんの武運長久を願って、万歳! 万歳!」
万歳で見送られる優三

少しして寅子は優未を預け、駆け出す
「優三さん」
変顔を作る寅子
お返しの変顔をする優三は涙を堪え頑張って笑う
「行って来ます!」
歩き出す優三
涙を堪え優三の後姿をいつまでもいつまでも目で追う寅子
昭和19年。
この年には日本本土への爆撃が本格化
日本はいよいよ窮地に追い込まれていく。

スポンサーリンク

寅子の変顔のバリエーション。

泣きながら笑ったよ。もう。
ハグしたり愛してると言ったりそんな愛情表現をしないところが、二人らしいのかも。
もちろん史実では変顔文化があったとは思いませんが、いいじゃありませんか。
あの別れが余計に胸を締め付けられて、そこでワタシの涙腺は崩壊ですよ。
なんなのさ、仲野太賀のあの笑い泣きは。
絶対に泣くやん。
ワタシ、もう出勤準備してますやん。
もう一回やり直しですやん(苦笑)

裁縫苦手のトラちゃんのお守り。
優未が大好きな優三。
夫の無事を祈り、妻のやりたいように生きなさいと言ってくれる優三。
ちゃんと夫婦だし。
ちゃんと素敵な夫婦だし!
これ、タイピングしてても涙が溢れますわ。

スポンサーリンク

仲野太賀がすごいのはずっとずっとわかっていたけれど、なんだよ。
もうこのキャスティングは。
神じゃね?
いや、ホントに。
太賀がすごいことはわかってたんだよなぁ。
ずっとずっと寅子のそばにいて、ずっとずっと暖かく照られしてくれて。
ずっとずっと。
ああ・・・、そりゃ大河ドラマの主役にもなるわ・・・。

追い打ちをかけるような来週の予告。
花江ちゃんも号泣。
お兄ちゃん・・・優三さん・・・ちゃんと戻って来てくれるのよね。
と願いつつ。
もうこれは・・・今生の別れなんじゃないかと思ったり。

スポンサーリンク

ブギウギの感想はコチラ→

主題歌 – 米津玄師「さよーならまたいつか!」

にほんブログ村 テレビブログへにほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへ
読んでいただいてありがとうございます。
ランキングに参加しています。
応援して頂けると嬉しいです。

キャスト
佐田寅子(伊藤沙莉)
佐田優三(仲野太賀)
猪爪はる(石田ゆり子)
猪爪直言(岡部たかし)
猪爪直道(上川周作)
猪爪直明(三山凌輝)
米谷花江(森田望智)
山田よね(土居志央梨)
轟太一(戸塚純貴)
花岡悟(岩田剛典)
桂場等一郎(松山ケンイチ)
穂高重親(小林薫)
雲野六郎(塚地武雅)

語り – 尾野真千子

コメント

  1. saki より:

    来週が楽しみだが恐い。
    ほんと久しぶりの良作。
    そして私の涙腺も崩壊&決壊

    この二人の上手さよ。もちろん脚本はあれど、まいんちゃんのドラマもこの二人だったら違ってたかも(まいんちゃんは好きです)

    実在する方なんである程度察しはつくのですが…戦争は嫌ですね。

    実はやなせたかし先生リスペクトなのですが、北村匠海のキャスティングがねぇ。これも大賀くんがやってくれないかな(笑)
    良作見ちゃうと粗が目立つよ。

    • tarotaro tarotaro より:

      sakiさん、コメントありがとうございます。

      良かったですね。
      今日の土スタも楽しかったです。
      戦争が何週続くんですかね?
      お父さんの会社も存続できるのでしょうか。

      やなせたかし先生は割と最近の人で顔もわかっているだけに難しい役になりそうですね。
      北村くんを下手だと思ったことはないので、顔が今風すぎるけど、今田美桜ちゃんも今風なんで、お似合いかもしれませんw

  2. sachi より:

    朝ドラで久しぶりに泣きました〜( ; ; )
    アイライン引き直しは避けたいのでたいがいのシーンは我慢してるんですが、今朝は限界突破してしまって。
    tarotaroさんの記事読んでまた涙目に。
    優三さんはこれでお別れなんだろうなぁ、でも次は大河だからね、なんてごちゃまぜになったこと考えながら気持ちを収めました。
    花江ちゃん泣いてたし、お父さん具合悪そうだし、来週も辛いですね。。
    無念のまま亡くなった人、大切な人を亡くした人、その気持ちを思うと戦争って本当にひどい。
    その戦争が終わったのは私が生まれるたった15年前。
    日本の平和も当たり前ではないのですよね。
    今日は色々考えさせられました。

    • tarotaro tarotaro より:

      sachiさん、コメントありがとうございます。

      優三さんとはお別れですよねぇ。
      もう、これは・・・。
      土スタでさようなら。
      土スタでもみんな涙ぐんでいて・・・。
      あの変顔シーンは辛かったです。
      来週、ホントに辛いですね。
      朝ドラの場合はたいてい、戦争がセットなのでその度に辛い思いをします。
      家族のことが大好きな優三さんもお兄ちゃんも轟も・・・。
      二人とも小さな子供を抱えどうするのでしょうか。
      弟くんは年齢的にもセーフだと思うんですが・・・。

      来週も目が離せないですね