『スカーレット』 第83回 感想~夫婦関係をぶっ壊せ!?

スポンサーリンク

第83回(第14週)「新しい風が吹いて」

「スカーレット」感想はコチラ→

ドラマガイドはコチラ

水橋文美江 「スカーレット」

あらすじはコチラ→

喜美子は銀座の個展に向け苦しんでいる八郎を見て、新しいものに意欲的な三津の存在が刺激になるのではと考える。
そこで三津を弟子にすることを八郎に願い出た。
八郎は、どうしてもと言うなら・・・と受け入れる八郎。
ある日、三津はフカ先生の絵はがきを差出し、
「先生が目指しているのはこれですよね?」
と言い出す。
信楽の土では、絵はがきの世界は作り出せない。
土をかえてみるべきではないかと提案する。
喜美子は、驚く。
「せやったとしてもそんなことは言わなくてもいい。」
三津は謝罪して部屋に戻る。



喜美子は新しいことを試すべきではないかと八郎に言う。
八郎は窯業研究所の所長からも言われている。
しかし自分は信楽の土が好きで、常治と同じように信楽に骨を埋めたいと思っている。
信楽のものにこだわりたいのだ。
「ハチさんのこだわりがハチさんを苦しめてんのんちゃう?」
「どうやったら前に進めるか、ちゃんと考えている。」
「壊したらええんちゃうん?
そこに縛られてるから前に進めへんのちゃうん?
うちはできるで。」

自分の作った作品を手にして、喜美子は壊せると言う。
「壊して進もうや。」
作ったものを壊しながら前に進めると言う喜美子。
「ちゃうで。
僕と喜美子は違うで。
違う人間やで。」



一方、信作(林遣都)と百合子(福田麻由子)が神社でおみくじを引いた所・・・。
百合子は大吉なのに信作は5回続けて凶!!
もう一回引こうかと立ち上がろうとした百合子の手を握り、
「もうええわ。また凶やったら・・・」
と信作。
百合子は手を握られたことにドキッとする。

おみくじには
「命と同じくらい大事なものを失う。」
と書かれているのを見て、
「命と同じくらい大切な物ってなに?」
と百合子が言うと
「今やったら百合子かなぁ。」
などとさらりと言う。

「なんか食いに行こうか。
手ぇつないでいく?」
「なんで?」
ほなええわ・・・と歩き出す信作。
百合子は信作の言動、行動にドキドキするのだった。




頑固VS意固地
ってとこか?

夫婦の関係にズレが生じ始めて、何か壊れ始めた。
八郎はニヤけるほど微笑ましい男ではあったけれど、器は小さいし、ウジウジしているところは確かにあった。
このままでは喜美子どころか三津にも抜かされそうな雰囲気がある(苦笑)

「信楽の土」にこだわる八郎。
「こだわる」ことでしかオリジナリティーやアイデンティティーを表現できないようです。
そして「信楽の骨を埋める。」これは、フラグなのかもなぁ。
八郎は信楽に骨を埋めず、どこかに行ってしまうような気がする、

喜美子は三津が新しい風を吹き込んでくれるともくろみはズバッと当たったけれど、この短期間で八郎の作りたいものまで理解するとは思っていなかっただろうな。
喜美子こそが八郎の理解者で、自分以外に八郎を理解する人はいないと思っていたからこそ、「ぶっ壊せ!」的なことを焦って言ってしまった。
その結果「僕と喜美子は違う」なんてショッキングなことを言われてしまう。

ハチミツコンビが信楽を去るのかなぁ。
三津、ヒロシを忘れられそうに無いけど・・。
別れは喜美子から言い出しそうな予感。
喜美子はどんどん陶芸にのめり込むだろう。
八郎が足かせになるなら、ぶっ壊すしかない。
喜美子が夫婦関係をぶっ壊す・・・そんな予感。

で、信作と百合子。
もうこれは付き合っているの?
どういういきさつでおみくじを引くことになったんでしょうか?
幼なじみ以上恋人未満なのか?






  
  

にほんブログ村 テレビブログへ  にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへ
読んでいただいてありがとうございます。
ランキングに参加しています。
応援していただけると嬉しいです。

主題歌はコチラ

Superfly 「フレア」

キャスト
川原喜美子・・・戸田恵梨香
川原八郎・・・・松下洸平
川原常治・・・・北村一輝
川原マツ・・・・富田靖子
川原直子・・・・桜庭ななみ
川原百合子・・・福田麻由子
草間宗一郎・・・佐藤隆太
熊谷照子・・・・大島優子
大野信作・・・・林遣都
熊谷敏春・・・・本田大輔
大野忠信・・・・マギー
大野陽子・・・・財前直見

語り・・・・・・中條誠子アナウンサー

コメント

  1. 千代子 より:

    こんにちは。喜美子が[八郎さんのためにも別れる]と言わせるようにじわじわと追い詰められていくのでしょうか…。それならさっさと別れて早く喜美子の陶芸に打ち込むシーンが見たいですね。喜美子の作品が釜から出来上がるまでの工程をワクワクしながら見たいですし、そういう楽しみがあれば辛い場面も乗り越えられます。でも無理かなと思ってながら見している毎日です。

    • tarotaro tarotaro より:

      千代子さん、コメントありがとうございます。

      喜美子が陶芸に打ち込むシーンをたくさん見たいのですが、後半は武志の病気ですよね・・・。
      これは最初からアナウンスされていたので、早くしないと喜美子の陶芸家としての躍進がみられないのでは。。と心配です。
      喜美子と八郎の離婚は決定的ですが、別れ方ですよねぇ。
      喜美子が八郎を開放してやり、八郎がフカ先生のところに行くのが一番丸く収まりそうです。
      三津はヒロシを忘れられないとか。
      来週あたりには離婚するかなぁ?と思っていますが、どうですかね。