「らんまん」 第98話 ネタバレ 感想~佑一郎くんも教授へ

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第20週 「キレンゲショウマ」


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アメリカから帰国した佑一郎と再会した万太郎。
寿恵子も佑一郎の無事を喜ぶ。
寿恵子は子供達を連れ買い物へ。
「佐川とは連絡を取っているのか?
竹雄は元気か?」
積もる話はたくさんあるが、佑一郎のアメリカでの話を訊きたいと万太郎
「何もかも雄大やった」
笑顔で語る一方、梅雨の時期に南部へ向かい、黒船が出航した港まで行き、南北戦争の名残に触れる。
「差別」を体感したのだ。
奴隷制は消えてはいなかった。
制度がなくなった分、一層ひどくなっていた。
黒人、アジア人、アイルランドから移ってきた人達にも酷かった。
佑一郎は英語が出来、技師としての腕もあったのでマシだった。
船では清国の人と一緒だったが、英語もわからないまま白人に買われてつれて行かれた。
橋も巨大な建造物も人間が作った。
人間の力。
けど人間は対等に扱われていない
札幌農学校では神の教えを請うたのに。
昔は日本も武士だ町人だと差別をしていた。
「万太郎、人が人を差別するらあて嫌じゃのう。」
「ホンマに。」

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夜、屋台の蕎麦屋
「俺はこれから札幌に戻る」
佑一郎は農学校の土木工学科の教授に迎えられたのだ
「いきなり教授!すごいのう。佑一郎くんは」
「万太郎のほうがすごい」
「さっき話したように大学への出入りを禁止されてしまった」
「万太郎は昔からいっぺんじゃ
草花に優劣をつけんじゃった
そう考えられること当たり前がないき
生まれた国 人種どこでどう生きるか
それぞれに面白うて優劣はない
おまん この先もずっと変わりなよ」
「変わる訳ないがよ」
「頭の中でおまんを浮かべるだけで笑えることもあるきの」
「佑一郎くんの頭の中でわしはなにしゆうがじゃ」
「ほなら」
「また」
二人はハグして別れる。
屋台の側にノアザミ咲いていた。

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田邊家
ヴァイオリンを弾く田邊
聡子が田邊のネクタイを選んでいる
そこへ女中が官報を持って来た
「高等女学校を分離する」
記事を目にして呆然としる田邊は文部省に急ぐ。
家の門の前では記者が田邊に「改革は失敗か?」と取材

森有礼を失った文部省は学校制度改革として女学校を廃止した
東京大学へ向かった田邊は美作にイヤミを言われる。
「自分だけがそんなにエライとお思いなんですか」
無視した田邊に
「派手なネクタイだ
女学校用だな!」
とあざ笑う美作

帰宅した田邊は酒を煽る。
もっと酒をよこせという田邊に聡子は拒否
「私だけじゃない森さんの志までが・・・!」
「なおのことお持ちできません」

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今週、ずっと百喜くんが可愛い。
昨日はゆでだこになった大人たちを団扇で扇いでやり、今日はこけた!
彼にそこまでの演技指導はなかろう。
まだ2才くらい?
立ち位置を教えるくらい?
ちょっとこけたのも全然OK。
なんなら自然。
癒やされるわ~。
ま、普通なら下の子と手を繋ぐんだけど(爆)

佑一郎くんの話がなんちゅーか、「差別」についてだったから尚更よ
万太郎と佑一郎くんの絆よね。
万太郎には良い友達がたくさん。
地位はなくとも人垂らし。

一方、田邊には友達がいないのだろう。
あれこれといろんな仕事を引き受けて、後ろ盾がなくなれば孤立してしまう。
教授会も「くだらない話」だと途中退席してしまえば、そりゃ疎まれてしまう。
万太郎に組織を盾に叱責し、出入り禁止を命じたくせに、自分も組織を理解していないっていうね。
しかし聡子も強くなった。
聡子が女学校のために選んだネクタイが良い仕事をしてましたな。
今度は美作がイヤミを言う番。
田邊も美作も器が小さいなと思ってしまう。

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主題歌 – あいみょん「愛の花」

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キャスト
槙野万太郎(神木隆之介/幼少期:森優理斗/小林優仁)
槙野寿恵子(浜辺美波)
徳永政市(田中哲司)
田邊彰久(要潤)
広瀬佑一郎(中村蒼)
野田基善(田辺誠一)
里中芳生(いとうせいこう)
伊藤孝光(落合モトキ)
倉木隼人(大東駿介)
倉木えい(成海璃子)
及川福治(池田鉄洋)
江口りん(安藤玉恵)
堀井丈之助(山脇辰哉)
大窪昭三郎(今野浩喜)
波多野泰久(前原滉)
藤丸次郎(前原瑞樹)
大畑イチ(鶴田真由)
大畑義平(奥田瑛二)
広瀬佑一郎(中村蒼)
槙野綾(佐久間由衣)
槙野竹雄(志尊淳)
槙野ヒサ(広末涼子)
槙野タキ(松坂慶子)

【語り】宮﨑あおい

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