第14週 「ホウライシダ」
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万太郎は博物館を訪ねる。
里中（いとうせいこう）から居合わせた伊藤孝光（落合モトキ）を紹介される。
「マルバンマンネングサ？」
と返す伊藤がシーボルトの助手を務めた伊藤圭介翁の孫だと知り感動する万太郎。
万太郎は伊藤圭介の本を読んだ。
孝光と握手したということは圭介とシーボルトと間接的に握手したことになる興奮。
「孝光さんは東京大学ですか？」
顔色が変わる孝光
「なんで東京大学？
泥棒教授がいるのに。
君もその手先か？」
言い過ぎだよと里中が言う
「戸隠草のことですか？」
戸隠草は伊藤家の皆さんが研究を続けていたという。
「かわいい一輪の花じゃないか」
ケンブリッジに留学するのだから、切り替えて視野を広げて･･･と窘める里中だが「今日は挨拶に来ただけだ」と出て行く伊藤孝光
里中によると戸隠草は伊藤家が分類して名付けてマキシモヴィッチに送った。
しかし田邊の標本を見て、新属ではないかと言いだした。
新属だと断定するには標本が足らない。
咲いている花の標本が必要なのだ。
標本が揃えば新属となるかもしれない。
以前伊藤家が提唱した名前が改められる
「伊藤家の皆さんが改めて発表したら･･･」
と万太郎は口にするがどちらにして可愛い花のせいで人間が争っている。
日々進歩していくのは学問において健全だ
「田邊教授は知っているるじゃないか
内心は気を揉んでいるのではないか」
田邊が帰宅すると門で聡子が待っていた。
聡子は田邊になぜシダが好きなのか？と聞く
「話してもわからないだろう？」
「でも聞きたいです。」
シダは花も咲かせないし種も作らない
しかし花を咲かせる植物より前に存在していた。
胞子だけで増えるシダは陸の植物の覇者
地上の植物の始祖にして永遠なのだ。
「な、わからないだろう？」
「はい。私には･･･」
微笑む田邊
万太郎は里中に自分が学者として認めて貰う道はないのだろうか？と尋ねていた
「あるよ。本を出せばいい
君の知見発見を存分に披露すればいい
そうすればみんなが君を認めるよ」
遅くに帰宅した万太郎に寿恵子が壁の穴から物申す
「夜の研究を控えて貰えませんか？」
夜は静かで研究に没頭できるという万太郎に
「竹雄さんからの申し送りその3」
万太郎は眠る時間を削るから気をつけるように
「あなたは家族おもいではありません」
昨日は机で寝たら体が休まらない
寿恵子は自分が井戸端で寝ると脅すと万太郎は慌てる
体を壊してからでは遅い
ずっと徹夜続きは困る
明日の朝は布団で寝ていてほしい。
「私より長生きしてくれないと困ります。」
「寿恵ちゃんの言う通り。
わしら二人元気で長生きしたいき」
「そうですよ！
昨日もおとといもおやすみなさいって言ったのに振り返ってもくれなかった」
「これからはどんなにいそがしゅうても振り返るき」
「おやすみなさい。」
「おやすみなさい。」
翌朝 万太郎の鼻歌で目が覚める寿恵子
「おはよう
寿恵ちゃんはまつげがながいのう
生え際も可愛いし
産毛が朝陽に助けとる」
「人を植物みたいに監察するのやめてください！」
里中先生はバランスが取れた人だね。
なだめても伊藤は聞く耳を持たず。
伊藤からしたらにっくき教授・田邊だけど。
新属かもしれないならそれはそれで伊藤家が花の咲いた標本を送ってみたら良いのに。
万太郎のように「知りたい！新種を発見したい！可愛い可愛い草に自分の名前をつけたい！」ではなさそう。
植物を愛する心があるかないかで全然違ってくるもんだ。
「そこに愛はあるのか！？」
って今野、出てこーへんなｗ
里中先生のように、発見された植物でも新たなことがわかれば学問として健全って思えたら良いのにね。
戸隠草の論争は･･･田邊の権力で伊藤を潰しそう。
伊藤はマキシモヴィッチのことも憎んでいるし･･･植物学会には入ってなさそうだし。
伊藤もプライドが高そうだしな。
おじいちゃんでマウントとる感じがねぇ。
でもマキシモヴィッチは･･･なんかなぁ。
世界中のみなさんから慕われるような人物だったんでしょうかｗ
ちょっとだけどんな人か知りたいな～←wikiでしか見ないだろうけど（爆）
万太郎と寿恵子はいつまでも初々しくて可愛い。
お互い長生きしないとね。
モデルさんは10人以上も出産しているので健康的な人なんだろうと思うけど、万太郎のほうが長生きしているのよね。
牧野富太郎先生が幼少の頃、病弱だったのかは知らないけどさ。
この二人の可愛さをいつまで見られるのかなぁ。
万太郎にとって寿恵子は草花のように可愛い奥さんなんだな。
浜辺美波ちゃんだから良いけど、寝起き監察って地獄だよな。
人類、一番ブサイクな時間やで←子供除
対照的にしっとりしている田邊夫妻。
こちらは聡子さんの所作も美しい。
そして要潤に雨がよく似合う。
なんだの「わからないだろう？」の微笑み。
キャナメマジックなのか教授より伊藤のほうが悪いんじゃん？って思ってしまうｗ
「泥棒教授」ってのにはちょっと心当たりがあって、万太郎の手柄を横取りしたり、万太郎の才能を自分のものにしようとしていたので、田邊教授に良いイメージがなかったのにさ。
どっちが悪いってことではないんだろうけどね。
さて、万太郎はやっぱり図鑑を出版しなければならねぇ。
ってことは･･･大畑印刷さんの出番なのかい！？
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主題歌 – あいみょん「愛の花」
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キャスト
槙野万太郎（神木隆之介/幼少期：森優理斗/小林優仁）
槙野寿恵子（浜辺美波）
徳永政市（田中哲司）
田邊彰久（要潤）
広瀬佑一郎（中村蒼）
野田基善（田辺誠一）
里中芳生（いとうせいこう）
伊藤孝光（落合モトキ）
倉木隼人（大東駿介）
倉木えい（成海璃子）
及川福治（池田鉄洋）
江口りん（安藤玉恵）
堀井丈之助（山脇辰哉）
大窪昭三郎（今野浩喜)
波多野泰久（前原滉)
藤丸次郎（前原瑞樹)
細田晃助（渋谷謙人)
岩下定春（河井克夫)
前田孝二郎（阿部亮平)
宮本晋平（山根和馬)
大畑佳代（田村芽実）
大畑イチ（鶴田真由）
大畑義平（奥田瑛二）
槙野綾（佐久間由衣）
槙野竹雄（志尊淳）
槙野ヒサ（広末涼子）
槙野タキ（松坂慶子）
【語り】宮﨑あおい
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