「ラストマン-全盲の捜査官-」 第3話 ネタバレ 感想~殺人より不倫のほうが重罪なんて世論はないよ。

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相棒へ挑戦状!俳優殺人の巧妙トリック

あらすじはコチラ→

皆実(福山雅治)と心太朗(大泉洋)が女優・篠塚真菜(山下リオ)に話を聞いていると、第一発見者の羽鳥潤(石黒賢)が自供をしたと連絡が入る。
本部に戻った皆実は「羽鳥は犯人ではない」と言う。
泉(永瀬廉)は証拠として、羽鳥の台本を見せる。
その台本に血液が付いていた。
皆実は羽鳥の妻・千晴(映美くらら)の所在を確認した。
皆実は千春にチューブのハンドクリームをテーブルに置く
「これを使ってみてくれませんか」
千春はチューブのおしりを押して使う。

皆実は心太朗に「犯人がわかった」と話す。
「やっぱり私を試していたんですね」と心太朗。

二人はテレビ局のスタジオに行く
真犯人の謎解きを始める皆実

犯行現場は公園ではなく、羽鳥家の玄関
皆実は羽鳥家の玄関で次亜塩素酸がの匂いがしたと言う。
ルミノール反応が出るはずだと心太朗

深夜1時という犯行時刻も間違っている
犯人がずらした。
午後11時頃、玄関付近で殺害
小道具の車椅子で稽古場に隠す
稽古場は室温を超高温にできる。
温めておけば死亡推定時刻をずらせる。

深夜1時頃、被害者の声を聞いたと言う証言。
それはドラマの台詞を使った。
過去素材からスマホに録音。
タイマーセットして1時頃に台詞をながした。
それが犯行時刻だと思わせた
戻ってきた犯人は遺体を公園に置き、スマホを回収
車椅子を稽古場に置く

それは犯人のアリバイ作りとともに、羽鳥を自首に追い込む為の罠だった
深夜1時、羽鳥はアリバイがあるのに言えない状況
つまり不倫をしていた。
「そうですよね?篠塚さん
あなたが羽鳥さんの不倫相手じゃないですか?」

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羽鳥家の洗面所にあった歯磨き粉のチューブは真ん中が凹んでいた。
羽鳥に関係しそうな女性に当たったところ、プロデューサーの風間みどり(福田麻貴・3時のヒロイン)、妻の千春はチューブのお尻を押さえた。
誰かに強制されない限り使い方は一生変わらない
その上、「自宅の防犯カメラを調べなくていい」と慌てて答えていた。
あの時間、篠塚のマンションに羽鳥がいたのではないか。
「不倫と殺人」どちらが重たい罪か。
過剰防衛で殺人を犯したとしたら重くて3年の刑期。
復帰後も人気は維持できる。
一方、不倫の場合。
幼い子どもを奥さんに押しつけ、清純派若手女優との不倫は致命的。
10年以上仕事ができないかも?←いやいやいや
不倫を知る犯人に脅されていた
「犯人は最後に証拠を残してくれました。
それは犯人の台本」
犯人と羽鳥は台本を交換したのでしょう
指紋も犯人が拭き取っているはず。
しかし稽古場で羽鳥の台本からは万年筆のインクの匂いがした。
努力しているところを誰にも見せないのは彼の美学。
しかし彼の台本にはびっしりと万年筆でメモしているはず。

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「あなたが犯人ですね?風間みどりさん
死亡推定時刻をずらしてアリバイが作れたのはあなただけだったので、ほぼほぼわかっていたんですが」
「何で?」
不倫なをバラされるくらいなら殺人のほうが良いと了承した。
それでいいじゃないかという風間
「人を一人殺しておいてな、良い訳なんてねえんだよ!」
心太朗がぴしゃり。
風間美都里殺人の容疑で逮捕する
「殺人よりも不倫の方が罪が重いという価値観を許していたら、世の中はどんどん生きづらくなってしまいますから」
とぼとぼ歩く風間だが振り向いて皆実に言い放つ
「なんでもわかっているみたいな顔してますけど、一つ見落としてますよ
私も羽鳥と不倫してたの」

羽鳥千春は一家の大黒柱として女優活動の再スタートをきった。
主演ドラマの撮影も始まる。
「世の女性は千春さんの味方ですから」

佐久良円花(吉田羊)は
「本当はご存じだたんですよね
ご主人の不倫」
通話記録を調べたところ、被害者と千春が通話していたことを突き止めていた。
その頃から被害者は脅迫をしていた。
「結果それが殺人に繋がった」
「だとしても何の罪にもならないですよね
それは私たち夫妻の問題
関係ないお話です」
と言い放つ千春。

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いくら世間が不倫に厳しいからって言っても、殺人のほうが不倫よりマシってことはないやろ。
正当防衛でも殺人を犯したら俳優復帰は100%無理でしょう。
仕事だけではなく、人望も失うと思う。
不倫で離れる人もいるだろうけど、離れない人もいるでしょうが、殺人となったら・・・ちょっと同情できないなぁ。
薬中の見ず知らずの男に絡まれて、そこそこ自分も怪我をして、相手も死んだならわかるが。
自分は無傷でその場を逃げていたとしたら。
それ正当防衛になるんだろうか?
逃げた時点で3年の執行猶予は無理じゃない?
救急車も呼ばずに逃げてんだから。
そこは保護責任者遺棄でもあるぞ?

犯人候補は難しいところですが・・・不倫相手が同じドラマの現場にいるってのも無理があるような。
石黒賢はあのドラマの仕事しかしていなかったのか。
俳優の不倫相手が俳優ってのはそんなに多くなさそう。
ま、デカいのがありましたが。
でもその俳優さんも映画とか出てるやん。
殺人なら映画は出ていないと思うよ?

犯人が台本の指紋を全部拭き取るのも無理がある。
んで犯人が「私も羽鳥さんと不倫してたんです!」って言っていたけど、それくらい皆実は知っていたんじゃないかな?
でないと羽鳥の家の玄関が殺害現場ってのもおかしいし。
被害者が犯人を脅す理由がわからない。
プロデューサーだからって、羽鳥の不倫を隠す為に殺害はしないだろうて。
脅されることもなかろうて。
なんであんな台詞があったのか・・・?

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あ、それよりなにより、羽鳥(石黒賢)のストライクゾーンが広すぎやな!
妻、愛人1号、2号、タイプが違いすぎる。

それと
「殺人よりも不倫の方が罪が重いという価値観を許していたら、世の中はどんどん生きづらくなってしまいますから」
って台詞も変だわ。
やんわり・・・いや直球で「不倫叩きするな!」ってことが最大のメッセージなんかと。

奥さんがあらかじめ不倫に気づいて、被害者に情報漏洩。
そして脅迫。
殺人までが1年。
これな。
奥さんが上手ってことなのかもしれんけど、これでスカッとはしないなぁ。
1年もガマンするなら、直球で釘を刺すでしょう。
どうせこんなことになるなら、写真週刊誌にリークしたほうが良かったんじゃないかと思います。

トリック的には・・・皿の上で出産する「教場」よりはマシかな?
でもラテ欄に「巧妙なトリック!」と書くほど、巧妙でもないな。
動機はこっちのほうが最悪だけどさ。

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キャスト
皆実広見(福山雅治)
護道心太朗(大泉洋)
護道泉(永瀬廉/King & Prince)
護道京吾(上川隆也)
吾妻ゆうき(今田美桜)
佐久良円花(吉田羊)
護道清二(寺尾聰)
今藤完治(今井朋彦)
馬目吉春(松尾諭)
長谷川壮太(奥智哉)
難波望海(王林)

コメント

  1. ジョセフィーヌ より:

    お久しぶりです。
    でも毎日楽しく拝見させていただいています。
    このドラマは期待してたんですけど、結果ながら見(スマホゲームと(笑))です。
    うーん、脚本が面白いとスタッフは思っているのでしょうか?
    俳優陣は豪華なのに。
    それに福山さんが、目が見えない感じが全くしない(笑)目線あってません?みたいな・・・
    昨日のなんてあまりに頓珍漢過ぎて、失笑しました。
    殺人<不倫?ありえへん!
    不倫は刑事罰にはなりませんから!
    わたし、ハンドクリーム、真ん中を押して使いますが、少なくなってきたら
    下から絞り上げるタイプです。
    あたし犯人じゃん!(笑)
    伏線もあるようですが、ちょっとリタイアしそうです。

    • tarotaro tarotaro より:

      ジョセフィーヌさん、お久しぶりです。
      コメントありがとうございます。

      ワタシも全盲に見えないところ・・・気になっていました。
      福山さんと大泉さんのキャスティングが逆のほうが良かったかもしれないですね。
      殺人と不倫を並列に語るところもおかしいなって思います。
      以前、芸能リポーターが不倫より覚醒剤のほうが仕事的には迷惑にならないってテレビで言っていたのですが、「は?」と思っていたのですが、不倫ってそんなに?
      もちろん軽蔑するし(するんかいw)、嫌だなぁって思いますけど、殺人や覚醒剤。
      刑事罰になるような犯罪は軽蔑どころではないですけどね。
      不倫は嫌悪感があったとしても、しょせんパートナーとの問題ですしね。

      脚本家さんは当たり外れが大きいタイプですが・・・。
      「マイファミリー」も途中から面白くなったりしたんで期待はしたい。
      でも「危険なヴィーナス」みたいにただの引き延ばし・・・ってなったら・・・。
      ただ豪華ですよね。
      さすが日曜劇場です。