第16週「ワテはワテだす」
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東京に秋山がやってきた。
秋山から近況報告を聞く鈴子
「桜庭さんUSK辞めはったんです。
空襲でお母さん亡くしはって。
今は実家の畳屋さんも忙しい
ウチが男役トップで、リリーさんが娘役」
林のことを聞くと
「あの人が一番張り切ってますわ！」
戦争中は華やかな洋物ができなかったからと
「福来さんは？」
「ワテは自分の楽団解散して･･･」
タナケンの舞台稽古が明日から始まると言うと、秋山は驚く
「うち大ファンなんです！」
大阪のみんなも驚くと話す。
「ウチ新しいダンス習おう思て東京に来たんです。」
新人もぎょうさん入って、新しいUSKを作る。
「必ずUSKを日本一の歌劇団にしてみせます！」
「秋山、あんたやったらできるわ。」
秋山の背中を見送るスズ子は、その先にアメリカ兵と歩く小夜を見つけ追いかける。
賑やかな闇市で見失う。
ここをアメリカ兵と一緒に女の子が通り過ぎたがどこへ行ったかと飲食している男に訊く。
「パンパンなんておっかけてどうすんだ？」
「パンパン。小夜ちゃんが･･･パンパン？
そんなはずあらへん。」
夜。台本に目を通しているスズ子に愛助が声をかける。
嬉しそうな愛助は台本のセリフを読み
「原節子みたいや！な？
スズ子さん？」
「今日、小夜ちゃんがおった。」
「どこで？」
「それがな･･･。アメリカさんと腕くんで歩いてたわ。
闇市のあたりで。」
「スズ子さんそれ･･･
付き人辞めて金に困ってんのかも知れへん。
女が一人で生きていこうと思ったら、並大抵のことちゃうやろ･･･。」
「いや･･･やっぱりなんかの間違いや」
いよいよ「舞台よ！踊れ！」のお稽古が始まる
顔合わせでは「お芝居は初めてで」と挨拶するスズ子。
スズ子は羽鳥の作った「コペカチータ」を歌うことも発表される。
役者の紹介が終わり、最後にタナケン。
言うことは何もないので「稽古を始めましょう」と言う。
「舞台よ！踊れ！」は歌って踊るレビュー劇団の話。
スズ子演じる新人女優の雪子、。
タナケンは演出助手の木下
安い賃金に不満を募らせた看板女優が逃げだし、その穴を埋めようとする雪子と木下ドタバタ劇。
立ち稽古の最中、役者の田中にはアレコレ指示を出すタナケン。
「あのワテは･･･？」
スズ子がアドバイスを求めても
「君は･･･どうだろうね」
としか言ってくれないタナケン。
「今日の稽古はこれで終わりにします
どうもしっくりこない･･･」
とタナケン。
タナケンが出て行くと
「いいよな人気歌手は」
と言い出す嫌なヤツ田中。
「ワテだって不安でしかたないんです」
「歌手に上等な芝居なんてもとめちゃいないよ、
つまり期待されてないってこと。」
ますます嫌なやつ田中
役者が出ていくと山下が
「初めてのお芝居やと思われへん」
とスズ子をべた褒め
「期待されてない言われてまいましたけど･･･。」
「そりゃ、タナケンの芝居。
嫌でも注目されてしまう。
役者の皆さんも気持ちが張り詰めてはるんでしょう。」
帰り道。
アメリカ兵とぶつかるスズ子。
目をやるとその隣には小夜がいた。
「小夜ちゃん？
ワテずっと心配してたんやで」
「今は工場で住み込みで働いている
サムは俺の恋人だ」
「恋人て。小夜ちゃんあんたは恋してるかもしれへんけど、兵隊さんはいつかアメリカに帰る。
一時のことや。」
「サムはずっと一緒にいるって約束してくれた」
「アンタやな！アンタがたぶらかしたんやな！
小夜ちゃんはワテの前から･･･」
「サムと恋仲になったのはスズ子さんから離れたあとだ」
「ほんならなんでおらんようになったんや？」
「とにかく俺のことは放っておいてくれ」
サムと腕を組んで歩き出す小夜
小夜ちゃんはもう何週か休みでも良かったんじゃないか。
今はタナケンの舞台に集中したいわ、視聴者としても（苦笑）
まず秋山に会えて良かった。
近況も掴めた。
桜庭さんはやっぱり舞台より家庭事情が･･･。
USKの舞台の賃金より桜庭さんが畳屋を手伝うほうがお金になるんやろうか。
人の手はありそうなんで、桜庭さんがUSKで賃金を貰うほうが家にとっても良いんじゃないかって思うんやけど。
二人の話題でチズ夫妻が出てこなかったのは残念。←今、あさイチに元気に出てはるけれども
スズ子あたりがちゃんと連絡とれたよ！って言ってくれると、安心するのに。
二人ともお世話になったんやし･･･。
あ、それと･･･。
お父ちゃんなん！連絡はとれてるんかいな？
はな湯のみんなも･･･。
まだまだ消息不明な人が多いな。
タナケンのお稽古は楽しい。
タナケンがセリフを言うと･･･楽しい。
テンポも間もタナケンがすごい！って思える芝居シーンでした。
どんな舞台になるのか。
昨日も書いたが、タナケンがいつデレるのか。
デレるっていうか、どんな経緯でスズ子を認めてくれるのか。
周りの俳優はスズ子をバカにしているけど、USKで芝居をしてなかったわけではない。
ストレートは初めてにしても、芝居心はあるはず。
そして「コペカチータ」を聴いて度肝を抜かせろ！
あんたたちには歌えないだろう？
人気歌手は言いよなって無名俳優（多分？）が口きけるんか？
役者>歌手
なのか？
偉そうに。
山下さんはスズ子の気持ちをアゲてくれる優秀なマネージャーだけれども。
小夜ちゃんの件は･･･。
きっとパンパンに人気の笠置シズ子ってところから、必要なんだろうなって思うんですけど。
もうちょっと。もうちょっと間をあけても良かったんじゃね？
小夜がいなくなってから3ヶ月。
でも視聴者にとっては小夜がいなくなってから1日。
月曜だけやん、出てなかったん（苦笑）
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主題歌 – ハッピー☆ブギ/中納良恵,さかいゆう,趣里
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キャスト
花田鈴子（趣里/少女時代：澤井梨丘）
花田梅吉（柳葉敏郎）
花田ツヤ（水川あさみ）
花田六郎（黒崎煌代/幼少期：又野暁仁）
村山愛助（水上恒司）
茨田りつ子（菊地凛子）
小林小夜（富田望生）
羽鳥麻里（市川実和子）
羽鳥善一（草彅剛）
村山トミ（小雪）
坂口（黒田有/メッセンジャー）
山下達夫（近藤芳正）
棚橋健二（生瀬勝久）
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