悪魔の手毬唄 後編 ネタバレ 感想~消極的殺人とは…

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原作はコチラ

横溝正史


高倉健主演(1961年)


古谷一行主演 (1977年)


石坂浩二主演 (2006年)


古谷一行主演(1977年)


古谷一行主演(1991年)

あらすじはコチラ→公式サイト

由良家の泰子の通夜が行われた晩、今度は仁礼家の娘・文子が行方不明となり、絞殺死体となって発見される。
二人の共通点は恩田と僅かに関わりがあったことだけ…。
金田一耕助(吉岡秀隆)と立花真三(和田聰宏)は、泰子と文子の父親が恩田幾三だと知らされる。
歌に合わせて殺人が起きていることから 3番は千恵子だと思う金田一
放庵もおそらく事件の前に殺されたと考えている金田一は、容疑者の老婆が気になるが。
23年前に恩田か源治郎のどちらかは生きていた。
恩田か源治郎が変装している…??
放庵は恩田か源治郎を殺害した現場を見て…今更殺された??
だとしても泰子と文子の殺害の動機にはならない。

立花は恩田の身体的特長を聞きに別所春江(奥菜恵)を訪ねる。
恩田は足の中指が長いと聞いた立花。
それは23年前の遺体と同じ特長だった。

金田一は神戸に聞き込み。
青池リカと一緒に働いていた女性に話を聞く。
女性はリカが源治郎に貢いでいたこと話、源治郎の写真を見せてもらう。

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文子の通夜の夜
里子(出口夏希)は頬被りをせずに出席したことで、リカと言い合いになる。
歌名雄(奥平大兼)や警察官らが見回りをしている。
里子がいなく鳴ったことを気に千恵子(吉田美月喜)
明日には東京に帰ることになっていた。

翌朝、千恵子が里子の遺体を見つける。
慌てて立花を呼びに行く千恵子。
現場から遺体が消えていた。

そこに金田一から電話。
「里子さんじゃ!里子さんがやられたんです!
3番目は錠前屋の娘じゃなかったんですか!」
手毬歌の3番目は錠前屋で合っている。
現場には錠前もあった。
呼び出しの手紙もあった。
だけど被害者だけが違う。
リカは通夜から戻っていない。
金田一はすぐに戻るから人を集めてほしいと言う。
そして千恵子を警護するように伝える。

千恵子は里子が心配で里子の土蔵に行く。
そこには血まみれのリカがいた。
「里子なら おりますで。」

金田一は神戸から持ち帰ったチラシを見つける。
「これは恩田ですか?」
別所春江(奥菜恵)由良敦子(清水美砂)仁礼咲枝(西田尚美)がいかにも恩田と言う。
チラシの顔にはメガネとヒゲを金田一が描いていた。
「それは恩田ではありません。
これは青池史郎。つまり青池源治郎です。」

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23年前。
源治郎は若い女と金を持って満州に逃げようとしていた。
リカは源治郎を殺害。
そこにやってきた放庵(笹野高史)は源治郎の金を持って
<殺されたのは詐欺師の恩田幾三じゃ。 これからはわしのいうことを聞かなあかん。>
源治郎の顔を焼く。

歌名雄(奥平大兼)はすくすくと育つ。
泰子との縁談が持ち上がる。
そんなとき、放庵から泰子も文子も千恵子も歌名雄と腹違いのきょうだいだと知らされる。

リカは里子に紅をさす。
「母ちゃん あんときな。あんとき。」

千恵子が土蔵で気を失っていると連絡を受けた金田一。
千恵子が生きていてるということは…。
沼に行く、金田一と立花
リカが里子をおぶって沼に入っていた。
ボートに乗った立場と歌名雄
「母さん なにしとんじゃ!
母さん やめろ!」
二人は沈み、里子が作った人形だけが浮かぶ。

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土蔵に行く金田一。
歌名雄に声をかける。
そこに千恵子もやってきた。
「歌名雄くん 僕は帰ります。
ごめんなさい。」
「歌名雄さん
鬼首村出ていくの?
歌名雄さん」
「もう ここにはおれん。
5人も殺したやつの息子じゃ
村の人は誰も近寄らん。」
「だったら 一緒に東京に来ない?
マネージャーの日下部さんがね
歌名雄さんの声は良いから 音楽をやらないかって。
一緒に行こう。
里ちゃんも一緒に。
兄妹で。」

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金田一は由良五百子(白石加代子)に会いに行く
「ボケたふりをしてたら 本当にボケますよ!
小町娘の錠前が狂うた
錠前狂えば鍵あわぬ
鍵があわぬとて返された
これは泰子さんと歌名雄くんのことだったですね。
2人は異母兄妹…
それが知れたら由良家が地に落ちる。」
「ありゃ 穢れじゃ」
「穢れ…?
穢れ
穢れた婚姻は絶対許されない。
そのまえに誰かがなんとかしてくれたら
そう思ったんじゃないですか?
泰子さんが亡くなっても あなたは何の同情もなく
成り行きをみていた。
由良家の仇である恩田の娘たちはどうなるのか
リカさんの罪は重い。
しかし あなたが手毬歌を教えてくれたら
なんの罪もない若い娘たちを救えた
あなたは消極的に殺人に手を貸したんです。」
「ええ話 聞してもろうて ありがとうございました。
ほんなら 気ぃつけて帰ってつかあさい。」
「失礼しました。」

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「悪魔の手毬唄」の映像化を初めて見たのは古谷一行の連続テレビです。
他に片岡鶴太郎や稲垣吾郎、加藤シゲアキも金田一耕助を演じていました。
変わり種?では高倉健。
ワタシは見たことはないのですが、見てみたいです。

古谷一行の連続ドラマは再放送で大人になったから見たのですが。
何と言っても青池リカ役の佐藤友美さんに驚いたのです。
歌名雄役の高岡健二とは年齢差もあまりなくて、そこは違和感なのですが、佐藤友美さんが老婆になるのがなんとも素晴らしくて。
見入ってしまったんですね。
だからワタシはどうしてもリカのキャスティングに注目してしまって…。
今も、BSのJCOMなどで時々再放送されていますので、佐藤友美さんの怪演を見ていただきたい。
なんていうか、ちょっと横溝正史の世界にはそぐわない存在感がとてもよくて、殺人に至った経緯も切なく感じてしまう儚さが素晴らしいのです。
そしてうちの母より年上とは思えない若々しさ←おかん、ごめん。
最近 「徹子の部屋」でも拝見したんですが、素敵でした。

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前置きが長くなりましたが…前編は後半しか見られてないんです(苦笑)
録画に失敗してまして…
11月に地上波で放送予定ですので。
なので、前編の後半から、後編に関する感想になります。

悪魔の手毬唄はやっぱり2時間では解決しないのよ…。
だから、前後編に分けたことがとても良かったと思います。

そして 脚本は前作と同じ小林靖子さん。
「犬神家の一族」でもラストは今までにない終わりかたでしたので、「SWEET MEMORIES」が終わってもなんかあるんじゃないかとじっと見ていたんだけど…何もなかったです(苦笑)
じゃ、これが最終作ってこと??

犯人のリカですが、宮沢りえちゃん。
火星の女王では吉岡秀隆さんも出演されていたので、なんだか立て続けだな…と思ったり。

今回も…ラストは今までに見たことがない「悪魔の手毬唄」でしたね。
とにかくそこを楽しみに視聴していました。
五百子がボケたふりして、消極的に殺人者だったなんて。
どっちかーってっと、放庵が一番悪いでしょ。
いや、一番悪いのは青池史郎だけどな。
詐欺師め。
今回の青池史郎(源治郎)・恩田幾三は特に酷かったね。
味方さんは毎日、見ている気がするわ…。
五百子が早く手毬歌を歌ってくれていても…きっと、結果は一緒だったと思うわ。
だって金田一ですものw
容疑者が自殺しちゃうのよ…。

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だけどその消極的に殺人者を演じた白石加代子さんはすごかった。
84歳ですよ!
ってか佐藤友美さんと同じ年なのね。
白石さんは石坂浩二さんの映画にもご出演ですな。

白石さんもすごかったし、宮沢りえちゃんの娘を殺してしまったあとのシーンもなかなかのもんでした。
ただ…毎回思うんだけど…。
歌名雄に正直に腹違いのきょうだいのことを話せば…やっちゃんとも別れてくれたんじゃないかと思うんだけどなぁ。
歌名雄、ええ子だし…。
父親を殺したのは内緒にしておいてさ~~。

ロケーションも素晴らしかったですね。
これは毎回なんだけど…。
お金かかってんなぁって感じがして。
そして見るたびに吉岡秀隆さんは老けていく。
でもやっぱりこんな金田一もいいわと思ってしまうのです。
なんでじゃろ…。

次々に殺されていく娘たちは出口夏希さん以外はそこまで有名な方ではありませんでした。
それはそれで良かったように思うんですよね。
ワタシが好きな古谷一行版もそんな感じで、ブレイク前の夏目雅子さんが千恵子役でした。

やっぱり横溝正史の世界は…ちゃんとロケーションされると雰囲気が出てワクワクするなぁと思ったのでした。
半分以上が昔話だったなww

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キャスト
金田一耕助(吉岡秀隆)
青池リカ(宮沢りえ)
青池歌名雄(奥平大兼)
青池里子(出口夏希)
青池源治郎(味方良介)
別所千恵子(吉田美月喜)
立花真三(和田聰宏)
別所春江(奥菜恵)
由良敦子(清水美砂)
由良泰子(加藤菜津)
仁礼咲枝(西田尚美)
仁礼勝平(青山俊雄)
本多要(浅野和之)
多々羅放庵(笹野高史)
仁礼嘉平(西岡徳馬)
由良五百子(白石加代子)
磯川常次郎(小市慢太郎)

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