「容疑者 内村完爾」
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黙秘を続ける内村刑事部長。
右京（水谷豊）らの調べにより、笹山（江藤潤）は海外出張に行っていないことがわかる。
右京は内村刑事部長に須藤修史（佐野泰臣）が行方不明だと伝えた。
口を開く内村刑事部長。
須藤修史（佐野泰臣）は裁判中、笹山家に謝罪の手紙を送っていた。
しかしそれは全く心のこもったものに感じなかった。
腹が立った母親の由美（あめくみちこ）が須藤に手紙を送るが、なんと「受け取り拒否」をされてしまう。
由美の恨みはそうとうなもので、夫の笹山（江藤潤）は、いつか妻が事件を起こすのではないかと内村刑事部長に相談していた、
笹山に何度も須藤の居場所を聞かれたが内村刑事部長は教えなかった。
弁護士が殺害された日も笹山に連絡をうけ、現場に向かった内村刑事部長。
由美が逃げ出す姿を見てしまった・・・。
しかしはっきりしたことがわかるまで黙秘を決め込む内村刑事部長。
笹山は学生時代、内村と見つけた山小屋に須藤を拉致していた。
そこへ、右京らが登場。
「身柄を拘束されているのは内村だ。」
と言うと笹山は崩れた。
笹山は弁護士殺害の日、戻ってきた由美の鞄に包丁を見つけた。
包丁は使われた様子はなく、一安心した。
しかし翌日弁護士は殺されていた。
冷蔵庫の中から、石を見つける。←なぜ冷蔵庫？
由美が罪を犯したなら、自分も同じ罪を！
由美のパソコンを見ると、「正義の使徒」とのやりとりを見つけ、須藤の居場所を見つけて換金した。
由美は自供。
しかし石には由美以外の指紋を見つけた。
犯人は正義の使徒・長嶋
須郷が勤める工場の工員だった。
長嶋は須藤の写真をSNSに乗せて私的に制裁していた。
しかしそこには窓に映る自分の顔ものっかっていた！←バカ
弁護士は長嶋に会い釘をさす。
「おれは人殺しに罰を与えただけだ！
俺がやったのは正義なんだよ。」
と開き直る。
弁護士に「正義」を否定された。
で、撲殺。
そこにやってきた由美。
長嶋の手から石を取り上げた。
「あなたは何もやっていない。
だから早く逃げて。」
「どうして長嶋の罪をかぶったのですか？」
と釈放された由美に聞く右京。
「わたしのできないことをやってくれたんですよ。」
と由美。
須藤が満期出所したのは、仮出所を断ったからだ。
自分の罪を償うためだった。
手紙を拒否したのは、謝罪の手紙を書けないことが申し訳なかったのだ。
段ボール一杯に謝罪の手紙の書き損じや出せない手紙があった。
その一枚は、涙でにじんでいた。
救いはあるのかないのか？
須藤が手紙を受け取らなかった理由。
満期出所の理由は、伝えなくても良かったんじゃないかなぁ。
憎んでいることが悪いみたいじゃないか。
憎むしか生きることができないかもしれないのに。
須藤が心から罪を償っていたとしても、手紙を受け取り拒否していたのはアカン。
被害者遺族ときちんと向き合わないのはアカン。
どんなに苦しくても、それも償いのうちだ。
返事を書けなかったとしても、手紙は読むべきだ。
そしてやっぱり。
一番の被害者は17才の女子高生だ。
会社でリストラされようとも、イジメにあおうとも、何の罪も無い女の子に。
自分より弱いからって、刺殺なんて身勝手だ。
情状酌量の余地はない。
でも母親が犯人ではなくて良かった。
良かったけどね。
良かったけどさ。
内村刑事部長にもお友達がいて良かったｗ←いないと思っていた。
親友のために3ヶ月の減俸。
そんな熱さを持っていたとはしらなんだ。
だけど黙秘は。。。時間稼ぎって感じでしたけど。
・・・・ま、なんだかんだでこれも、内村刑事部長降板詐欺になるのかね？
読んでいただいてありがとうございます。
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「相棒season13～15」の感想はコチラ→☆
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出演者
杉下右京………水谷豊 特命係・警部
冠城亘…………反町隆史 特命係・巡査
月本幸子………鈴木杏樹 花の里・二代目女将
伊丹憲一………川原和久 刑事部捜査一課 刑事・巡査部長
芹沢慶二………山中崇史 刑事部捜査一課 刑事・巡査部長
角田六郎………山西惇 組織犯罪対策部組織犯罪対策五課 課長・警視
青木年男………浅利陽介 特命係
益子桑栄………田中隆三 鑑識課・巡査部長
大河内春樹……神保悟志 警務部 首席監察官・警視正
中園照生………小野了 刑事部参事官・警視正
内村完爾………片桐竜次 刑事部長・警視長
日下部彌彦……榎木孝明 法務事務次官
衣笠藤治………杉本哲太 警視庁副総監・警視監
社美彌子………仲間由紀恵 総務部広報課 課長・警視正
甲斐……………石坂浩二 警察庁長官官房付
ゲスト：江藤潤 あめくみちこ
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