『わろてんか』第38回 感想～テコ入れに一生を入れてみましたけど？

連続テレビ小説 『わろてんか』第43回　（第5週）「笑売の道」

初日。
よくこんなに客入ったな～～～。
でもブッキングした噺家はやってこない。
イロモノだけでやっていけるわけないな。

あらすじはコチラ→☆

寄席が開業し、てん（葵わかな）は呼び込みからお茶子まで何役も仕事をこなす。
噺家がやってこないとあたふたする藤吉（松坂桃李）。
籐吉はあたふたするだけで、大遅刻する噺家を探しに行くこともしないので、ワタシはイライラ。
その上、藤吉が見つけてきた噺家は「師匠」と言うわりに、まったくウケず。
噺家師匠は「3日目にはウケる」と言うが、イロモノたちの芸もまったくウケず、噺家もウケず。
日を追うごとに客足がどんどん遠のいていく。

で、師匠は3日目で出演を取りやめてしまう。
4人の芸人で6時間の高座を回す・・・・。
それは苦行。
いや、6時間で済むならまだマシ？
3月まであと4ヶ月以上見せられることをおもたら、6時間で済むなら・・！！！

客ぐいなくなった風鳥亭。
そこへ、伊能様がやってきた！

籐吉、やっぱり使えねぇ！！！
落語家に逃げられてオロオロしてんじゃねーよ！
あの落語家にずっと出演してもらえると思っていたのか？
スペアのあたりもつけていないのか？
落語家が病欠したらどうするつもりやったん？
で、とんずらされてんのに、「どうしよう。どうしよう」と言っているだけ。
スカウトに行けよ！！

お金を払ってこんな宴会芸を延々と見せられるのはキツイ。
長屋芸人の芸を知っていて、板の上に上がらしている籐吉は罪やな。
「芸を見る目」はあるはずなのに、この芸で金を取ろうと思うなんて、高利貸しより質が悪い。

最後に逃げ出したお客さんの、根性に驚くわ・・・。
あれは本当に芸が好きな人からもしれん。
普通ならいたたまれないもんなぁｗ

藤井隆が不憫なんだけど、「面白い芸人の役だとプレッシャーやけど、面白くない役だから安心してる」って言っていたので、もう面白くすることを諦めたのかしら？

で、ラストにテコ入れ一生登場。

月9の役も朝ドラの役も一生には似合わないかもなぁ。
こんな役ばっかり可愛そうやわ。
ブレイクしないほうがいろんな役がやれたかも・・・。

年齢的に見ても、一生の役が桃李のほうが良かったかもなぁ。
で、籐吉役が濱田岳。
風大役は、ずっと鈴木福先生で。
そのうち声変わりするやろ（笑）

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「わろてんか」第1回～第23回の感想はコチラ→☆
「わろてんか」第24回～最終回までの感想はコチラ→☆

原作はコチラ

「わろてんか」/吉田智子　青木邦子

主題歌はコチラ

松たか子 「明日はどこから」

キャスト
ヒロイン 藤岡てん　…葵わかな（幼少期…新井美羽）
「北村屋」の若旦那 北村藤吉　…松坂桃李
てんの従兄　 武井風太　　　　…濱田岳（幼少期…鈴木福）
伊能薬品社長の息子 伊能栞　　…高橋一生
藤吉の母 北村啄子…鈴木京香
てんの恋敵 秦野リリコ　 　…広瀬アリス（幼少期…莉帝）
インテリ芸人 キース　　 　…大野拓朗（幼少期…前田旺志郎）
ドケチな芸人 アサリ　　　 …前野朋哉
面白くない芸人 万丈目吉蔵 …藤井隆
吉蔵の妻　　　　万丈目歌子…枝元萌
太夫元（たゆうもと）寺ギン…兵動大樹
寄席の元席主 亀井庄助　　 …内場勝則

【語り】…小野文惠（NHKアナウンサー）